こんにちは。風読珈琲店のカエデと申します。
最近NISAきっかけで投資が気になっているけど、何をすべきかわからない…
本日は、投資が気になっているけどなかなか始められない20代へ向けて、
同じ20代の目線からまずやるべきことをお届けします。
本記事が、生活を豊かにする一助となれば幸いです。
本記事の結論-投資初心者がまずやるべきこと
1. インデックス投資について最低限の知識を得る
2. SBI証券を開設し、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を購入する
1. インデックス投資について最低限の知識を得る
当然ですが、さすがに何もわからない状態で株の売買をするのは気が引けるでしょう。
これから相場というものに長期的に向き合っていくにあたり、最低限の投資の知識は必要です。
しかし、投資の知識と言っても、いきなり株価チャートの分析を勉強する必要はありません。
書店で投資本コーナーに行くと、
ローソク足の見方、移動平均線、MACD, RSI, ボリンジャーバンドetc…
などチャートについて技術的な話をしているしている本が散見されますが、
初心者はまず「インデックス投資」から学ぶことをお勧めいたします。
インデックス投資は、市場全体の平均値を目指す手法
インデックス投資は、市場全体の平均的な成績に連動するような投資方法です。
例えば、株式市場全体が上昇すれば、あなたの投資資金も上がり、
市場が下落すれば、あなたの投資資金も下がるというものになります。
これを実現するために、インデックス投資では
特定の「インデックス(指数)」と呼ばれるグループや範囲への投資を行います。
例えば、代表的なインデックスには「S&P500」というものがあります。
これはアメリカの上位500社の株式を含むインデックス(指数)です。
あなたがS&P500に連動する商品(上場投資信託(ETF)やファンドなど)に投資すると、
その商品はS&P500に含まれる株式を購入します。
これにより、あなたの投資はS&P500の成績に連動します。
日本のインデックス
我が国の代表的なインデックス(指数)としては、
日本経済新聞社が選定した225銘柄から構成される「日経平均株価(日経225)」や、
東証プライムに上場している全銘柄の時価総額から算出される「TOPIX(東証株価指数)」
などが挙げられます。
こちらの2つは耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
インデックス投資の魅力…時間短縮、低コスト
インデックス投資が初心者に向いている点としては大きく以下の2点が挙げられます。
1. 株式市場や個々の企業に詳しくなくても、市場の動きに参加できる
2. コストが低く、長期的な成果を期待できる
インデックス投資が初心者に適しているのは、専門的な知識や時間を投じる必要がないためです。
個別銘柄の選定や市場のタイミングを見極める必要がなく、市場全体の成長に依存して資産形成を行うことが可能です。
さらに、インデックス投資は比較的低いコストで行うことができます。
運用費用や手数料が抑えられており、
長期的に見てこれらのコストが貯蓄を圧迫することがありません。
投資の基本…着実な成長とリスク管理
投資初心者にとって最も大切なのは、着実な成長とリスク管理です。
インデックス投資はその両方を満たす手法であり、
市場全体の成長に参加しながらリスクを最小限に抑えることができます。
したがって、投資の世界へ足を踏み入れる初心者には、
まずはインデックス投資から始めることを強くお勧めします。
※インデックスファンドについては、別の記事でより詳細に解説する予定です。
2. SBI証券を開設し、【eMAXIS Slim米国株式(S&P500)】を購入する
SBI証券
投資商品の購入には証券口座の開設が必要になります。
どの証券口座を開設したらよいかという議論はほぼ結論が出ており、
SBI証券が国内最強です。
楽天証券やマネックス証券などもよく優秀な証券会社として紹介されますが、
特にこだわりがなければとりあえずSBI証券を開設してください。
※証券口座の選び方については、別の記事でより詳細に解説する予定です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
購入する商品については【eMAXIS Slim米国株式(S&P500)】を選択してください。
金額は100円でも1000円でも、自分の生活に支障が出なければいくらでも大丈夫です。
そして、毎日口座残高を確認し、
1000円が今日は1010円に増えた、次の日は1005円に減った、次の日は980円に減った…と
資産が日々増減するという感覚を味わってください。
これは、今まで現金預金しかしてこなかった方にとっては、かなり気持ちの悪い感覚になると思われます。
値動きの増減については、どの投資商品を買っても味わえますが、
インデックスファンドは値動きが比較的マイルドだと言われています。
最初にその感覚を味わうのに適した商品だと言えるでしょう。
投資開始からおよそ1週間~1カ月程度経ち、
だんだんこの感覚に慣れて残高を確認するのが面倒になってきたら、
最初のステップはクリアです!
※投資商品の選び方については、別の記事でより詳細に解説する予定です。
【参考】eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はSBI証券でなくても買えますが?
ちなみに、この【eMAXIS Slim米国株式(S&P500)】は
ネット証券の大手であればどの証券会社でも取り扱いがあります。
そのため、ひたすらこの商品を購入する、という投資手法のみをとるのであれば、
SBI証券でなくても可能です。
しかし、ある程度インデックスファンドの投資に慣れてくると
確実に他の投資手法、投資商品が気になってきます!
特に20代であれば比較的リスクを取りやすい年代であるため、
インデックス投資だけを淡々と続ける、という心意気を保つのは不可能に近いです。
この際、SBI証券は売買手数料が無料となる取引が多いため、
後々他の投資にチャレンジしたくなった際に
コストを抑えて行うことが可能です。
詳細はこちら。
証券口座の開設と同時に様々な投資商品の取引が可能になりますが、
私のスタンスとしては、初めからインデックスファンド購入以外の手法に手を出すのはあまりお勧めいたしません。
おわりに
本日のメニューは以上となります。
本記事が、生活を豊かにする一助となれば幸いです。