【いまさら聞けないタッチ決済】iD決済との違い・三井住友カードでの使い方を解説

キャッシュレス

こんにちは。風読珈琲店のカエデと申します。

本日は、クレジットカードのタッチ決済についてご紹介いたします。

近年、クレジットカードの支払い方法が進化し、その中でも特に注目されているのがタッチ決済です。

特に三井住友カードNLをご利用の方は、ぜひ最後までご覧ください。

本記事が、生活を豊かにする一助となれば幸いです。

本記事でわかること

  1. タッチ決済とは?
  2. タッチ決済の利点
  3. iD決済との違い
  4. タッチ決済とiD決済どちらがお得?

三井住友カードNLについての記事はこちら▼

Vポイントについての記事はこちら▼

タッチ決済とは?

下記のマークのあるクレジットカードで利用できる決済方法で、2019年頃から広まりはじめました。

国際ブランドによって名称はやや異なりますが、使い方は同じです。

国際ブランド名称
VisaVisaタッチ決済
MasterCardMastercard®タッチ決済
JCBJCBコンタクトレス
AMEXアメックスタッチ決済

タッチ決済は、NFC(Near Field Communication)技術と呼ばれるものを使用しています。

これは、カードやスマートフォンに内蔵されたNFCチップと、店舗の端末との間で無線通信を行う仕組みです。

ユーザーは、カードやスマートフォンを端末にかざすだけで支払いが完了します。

タッチ決済の利点

タッチ決済の利点は以下の通りです。

1. スピーディに決済が完了する
2. 店員にカードを渡す必要がない
3. 決済する媒体を選択できる

スピーディに決済が完了する

決済用端末にカードやスマートフォン等のデバイスをタッチするだけで良いため、スピーディな決済が可能です。

挿入する場合には暗証番号の入力が求められますが、こちらも必要ありません。

※決済金額によっては暗証番号の入力が求められる場合があります。

店員にカードを渡す必要がない

タッチ決済では、カードホルダー自身がカードをかざすため、決済時のカードの受け渡しが不要です。

これによりセキュリティ面や衛生面で安心して決済できます。

決済する媒体を選択できる

実は、タッチ決済はカードそのものを持ち歩かなくても可能です。

スマートフォンやウェアラブルデバイスなど、さまざまなデバイスから利用することができます。

Appleユーザーなら「ウォレット」、androidユーザーなら「Googleウォレット」アプリにカード情報を登録することで利用可能です。

これにより、利用者は自身の好みや利便性に応じて、最適な支払い方法を選択することができます。

iD決済との違い-使用感はほとんど変わらない

iDは、NTTドコモが運営している電子マネーサービスです。

以下のロゴが搭載されているクレジットカードや、クレジットカードを登録したウェアラブルデバイスで利用することができます。

iDは三井住友カード株式会社と提携しており、

三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードを「ウォレット」に登録すると、ほとんどの場合でiDのロゴが出現します。

例えば三井住友カードNLをウォレットに登録すると、以下のように表示されます。

iD決済を利用する際は、店員さんにiD決済で支払う旨を伝え、

決済端末にカードやウェアラブルデバイスをかざすことで決済が完了します。

iD決済とタッチ決済は、使用感としてはほとんど変わりません。

カエデ
カエデ

iD決済はFeliCaと呼ばれる技術を使用しており、NFCを利用したタッチ決済よりも決済スピードがやや遅いのですが、正直誤差の範囲です!

ジャラジャラ現金で払うより遥かにマシです。

タッチ決済とiD決済どちらがお得?

結論-基本的にお得度に差はないが、三井住友カードNLは例外!

では、使用感がほとんど変わらないタッチ決済とiD決済、一体どちらがお得なのか?というところが気になると思いますが、こちらも基本的にはお得度の優劣はありません。

iD決済は独自のポイントを持たない電子マネーサービスのため、ポイント還元には決済したクレジットカードのもつポイントが採用されます。

iD決済で購入したモノも、タッチ決済で購入したモノも、月の利用金額に合算されたうえでポイント還元率が算出されるため、カードを差し込んで支払う方法と比べ、還元率が上下することはありません。

三井住友カードNLだけ要注意!!

…ですが、三井住友カードNLを利用している場合のみ、話が変わってきます。

還元率

  • スマホタッチ決済(Apple Pay / Google Pay)を使うと、対象店舗で最大7%還元が受けられます。
  • 一方、カード現物のタッチ決済は、2025年1月から1.5%還元に引き下げられました。

対象店舗

スマホタッチ決済で7%還元が受けられる主な店舗は以下の通りです 

  • コンビニ:セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ポプラなど
  • ファストフード:マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキー、吉野家
  • ファミレス:ガスト、サイゼリヤ、ジョナサン、夢庵、すき家、はま寿司、ココス
  • カフェ:ドトール、エクセルシオール
  • その他:かっぱ寿司など

注意点

  • iD決済やカード挿入・磁気取引は対象外です。
  • 1万円以上の決済では、スマホタッチ決済が使えない場合があり、カード挿入が必要になることもあります。
  • Apple Payを使う際はクレジットでと伝える必要があります。「Apple Payで」と言うとiD決済になり、還元対象外になる可能性があります。

対象店舗での支払い方法をまとめると以下のようになります。

支払い方法還元率
スマホでタッチ決済7%
カードでタッチ決済1.5%(2025年1月以降)
カードを差し込んで決済0.5%
iD決済0.5%

特約店で7%還元を受けたい場合、ウォレット、Googleウォレット等でスマートフォンに登録したクレジットカードでタッチ決済を行う必要があります。

スマホに三井住友カードNLを登録すると、iDとタッチ決済の両方が使える状態になるため、店員さんに「クレジットカードで払います!」と明確に伝えないと、iD決済として処理されてしまい、7%還元が受けられない可能性があります

【参考】iD決済の対応店舗数は?

2025年7月時点で、iD決済は約260万箇所で利用可能とされており、QUICPay(約300万箇所)やSuica(約226万箇所)と並ぶ広い対応範囲です。

ただし、タッチ決済対応店舗も急速に増加しており、スーパーやドラッグストアなどでは主流になりつつあります

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まとめ

本記事の内容をまとめると以下の通りとなります。

  • タッチ決済はスマホでの利用が最もお得
  • 三井住友カードNLはスマホタッチ決済で最大7%還元
  • 店員さんに「クレジットカードで」と伝えるのが重要
  • iD決済は広く使えるが、還元率は通常のクレジット決済と同じ

本記事が、生活を豊かにする一助となれば幸いです。

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