こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
今回は、2025年9月にリニューアルされた「Famima Card(ファミマカード)」についてご紹介したいと思います。
新しく登場した「Famima Card(ファミマカード)」は、Vポイントがたまる機能を持つファミマTカードとは大きく異なる点がいくつかあります。
そのため、「改悪では?」という声も一部で聞かれますが、実際のところはどうなのでしょうか。
この記事では変更点を整理し、メリット・デメリットをわかりやすく解説いたします。
ファミマカードの基本スペック

ファミマカードの基本スペックは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
カード名称 | Famima Card(ファミマカード) |
年会費 | 無料 |
発行会社 | ポケットカード株式会社(ファミリーマートと提携) |
入会受付開始日 | 2025年10月1日 |
利用開始日(既存会員) | 2025年9月1日より特典切り替え |
特典内容

ファミリーマート店舗での利用
- ファミペイ未連携の場合:請求時に 3%割引
- ファミペイ連携済みの場合:請求時に 最大5%割引
JCB加盟店での利用
- 請求時に 1%割引
※割引は「請求時」に適用され、レシートには表示されません。
割引対象外となる主な商品・サービス
以下のような商品・支払いは割引対象外となります。
- タバコ、切手、はがき、印紙類
- Apple Payでの決済
- プリペイドカード(QUOカード、POSAカードなど)
- 商品券・ギフトカード類
- 公共料金・税金の支払い
- 電子マネーへのチャージ(Suica、Edy、WAONなど)
- チケット類(イープラス、ぴあ等)
- 宅配便、コピー機サービス、航空券などの店頭サービス
ファミペイ連携について
- 割引率を最大にするには、ファミペイアプリとの連携が必須です。
- 連携は2025年9月1日より開始されており、アプリ内で簡単に設定可能です。
主な変更点について

項目 | 旧:ファミマTカード | 新:Famima Card |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
ファミリーマートでの特典 | 最大2% Vポイント付与 | 最大5% 請求時割引(ファミペイ連携時) |
JCB加盟店での特典 | 0.5% Vポイント付与 | 1% 請求時割引 |
ポイント制度 | Vポイント付与 | ポイント付与なし(割引方式へ移行) |
その他特典 | TSUTAYAレンタル機能あり | レンタル機能終了 |
改善された点(メリット)
- 割引率の向上
ファミペイと連携することで、ファミリーマートでの買い物が最大5%割引になります。これは従来のポイント還元よりも実質的な節約効果が高く、非常に魅力的です。 - 即時割引の導入
ポイントを貯めて使う手間がなくなり、請求時に自動で割引が適用されるため、管理が簡単になりました。 - JCB加盟店でも1%割引
ファミマ以外の店舗でも割引が受けられるようになり、日常使いにも適しています。
改悪された点(デメリット)
- Vポイントの付与が終了
従来のファミマTカードでは、ファミリーマートでの利用時に最大2%のVポイントが付与されていました。新カードではこのポイント制度が廃止され、請求時割引方式に変更されています。これまでVポイントを活用していた方にとっては、貯める楽しみがなくなってしまったと感じるかもしれません。 - 割引対象外の商品がある
タバコ、切手、ギフト券など、一部の商品は割引の対象外となっていますので、注意が必要です。 - ファミペイ連携が必要
最大割引を受けるには、ファミペイとの連携が必須です。アプリを利用していない方には少しハードルが高いかもしれません。 - TSUTAYAレンタル機能の終了
Tカードとしての機能がなくなったことで、TSUTAYAのレンタルサービスを利用していた方には不便に感じられる可能性があります。
まとめ:ポイ活勢は改悪、割引重視の方は進化
新しいファミマカードは、割引重視の方にとっては進化といえる一方で、ポイントを貯めて使うことを楽しみにしていた方には改悪と感じられるかもしれません。
今回の変更は、単なる「改悪」ではなく、使い方によって評価が分かれるリニューアルだと感じました。もしファミペイをすでに利用されている方であれば、よりお得に使える場面も増えるかと思います。
この記事が、カードの見直しや選び方の参考になれば幸いです。