JAL Pay改定で“錬金ルート”封鎖!電子マネーへのチャージ還元率が激減【2025年11月】

こんにちは。風読珈琲店のカエデです。

2025年11月1日から、JAL Payのサービス内容が大きく変わります。新たに「マイルアッププログラム」が導入される一方で、ANA PayやWAONなどへのチャージ時の還元率が0.5%→0.1%に大幅ダウンします。これまで節約・ポイ活ユーザーにとって魅力的だった“錬金ルート”は、事実上封鎖されることになりました。

今回は、JAL Payの仕様変更をもとに、今後のポイ活についての展望をお話しします。

マイルアッププログラムの概要

「JAL Payマイルアッププログラム」は、日本航空(JAL)が提供するスマホ決済サービス「JAL Pay」に新たに導入されるマイル積算制度です。2025年11月1日から開始され、JAL PayやJAL NEOBANKの利用状況に応じて、マイルの積算率が変動する仕組みとなります。

基本の積算率

  • 国内決済:200円につき1マイル(=0.5%還元)
  • 海外決済:200円につき2.4マイル(=1.2%還元)
    ※外貨両替マイルを含む実質還元率

これらは「基本積算率」であり、利用金額・回数・チャージ額などの条件を満たすことで、さらに積算率がアップする可能性があります。


還元率が下がるチャージ系サービス

一方で、以下のような電子マネー・プリペイドカードへのチャージは、還元率が0.1%(1000円につき1マイル)に引き下げられます

対象サービス例

  • ANA Pay
  • WAON
  • Suica/PASMO/ICOCA
  • 楽天Edy
  • nanaco
  • au PAY
  • バンドルカード
  • IDARE、MIXI M、くまモン!Pay など

JAL NEOBANKとの連携特典

従来の「JAL NEOBANKマイルプログラム」は終了し、代わりに以下のような条件付きボーナスが導入されます。

  • JAL NEOBANKから2万円以上チャージ
  • JAL Payで2万円以上利用
    → 毎月150マイルのボーナス付与

また、チャージ金額・決済回数・決済金額に応じて、積算率がアップする仕組みも導入されます。

JAL Payマイルアッププログラムは、JAL経済圏に深く関わるユーザーにとってはメリットがある一方で、日常的なチャージ利用を前提としたポイ活ユーザーには明確な改悪となります。

カエデ
カエデ

“JAL” Payなのですから、むしろ本来のあるべき姿に戻ったともいえます。

改悪のポイント

これまでJAL Payは、200円の利用につき1マイル(0.5%相当)が付与されていました。特に、JAL Payを経由して電子マネーやプリペイドカードにチャージすることで、ポイントの多重取りが可能なルートが存在していました。

しかし、11月以降は以下のように変更されます。

  • チャージ系サービスは1000円で1マイル(0.1%還元)
  • 対象となるチャージ先:ANA Pay、WAON、Suica、PASMO、楽天Edy、au PAY、nanaco、バンドルカードなど
  • 海外ショッピング利用時のみ最大1.2%還元に改善(両替マイル含む)

JALマイルを「JAL Payポイント」に交換する際、1万マイル未満だと交換レートが50%に下がるため、実質還元率は0.25%→0.05%に。表面上の還元率以上に、実質的な価値は大きく低下します。

ポイ活界隈で人気のルートと影響

Androidユーザーの場合:楽天キャッシュルートの弱体化

これまでのルート(最大約4%還元)

  1. 三井住友カードゴールドNLでJAL Payにチャージ(1.5%還元)
  2. JAL PayからANA Payにチャージ(0.5%還元)
  3. ANA Payから楽天ギフトカードを購入し、楽天キャッシュにチャージ
  4. 楽天キャッシュを使って楽天市場や楽天証券で支払い(楽天ポイント付与)

このルートでは、複数のポイントを重ねて獲得でき、最大で約4%の還元が可能でした。

今後(最大約3.6%還元)

  • 11月1日以降、ANA Payへのチャージが0.1%還元に変更されるため、ルート全体の還元率が約3.6%に低下します。

iPhoneユーザーの場合:WAONルートの弱体化

これまでのルート(最大約4.5%還元)

  1. JAL PayをApple Payに登録
  2. Apple Pay経由でWAONにチャージ(0.5%還元)
  3. WAONでミニストップにて楽天ギフトカードを購入(+1%還元)
  4. 楽天キャッシュにチャージ → 楽天市場や楽天証券で利用

このルートでは、WAONの利用と楽天ギフトカードのポイントアップデー(毎月10日など)を組み合わせることで、最大4.5%の還元が可能でした。

今後(最大約4.1%還元)

  • WAONへのチャージが0.1%還元に変更されるため、ルート全体の還元率が約4.1%に低下します。

改悪前にできる対策

JAL Payは月30万円までチャージ可能(1日10万円、1回5万円まで)。改悪まで残り約2か月あるため、最大で約90万円分のチャージが可能です。

ただし注意点として、利用日ではなく「利用確定日」が基準となるため、10月31日までに使っても、加盟店からJAL側に確定情報が届くのが11月1日以降だと、0.1%還元扱いになります。実際には2〜3日かかることもあるため、10月26〜28日頃までに利用を済ませるのが安全策です。

日常支払いで使える代替手段──JAL Pay改悪後の選択肢

JAL Payの改悪により、ANA PayやWAONなどへのチャージ時の還元率が0.5%から0.1%に下がることで、これまでのような“錬金ルート”は使えなくなりました。では、日常の支払いにおいて、どのような代替手段が現実的なのでしょうか。

以下は、コンビニ・スーパー・ドラッグストア・ネットショッピングなど、日常的な支払いシーンにおけるおすすめのキャッシュレス手段です。


楽天ペイ × 楽天キャッシュ

  • 使える場所:コンビニ(ファミマ・ローソンなど)、ドラッグストア、楽天市場
  • 還元率:楽天カードから楽天キャッシュにチャージ → 楽天ペイで支払い → 最大1.0%
  • 特徴:楽天ポイントが貯まりやすく、楽天経済圏との相性が抜群。楽天証券や楽天モバイルとの連携でさらに還元率アップ。

au PAY × auじぶん銀行

  • 使える場所:スーパー、ドラッグストア、家電量販店など
  • 還元率:ステージ制により最大1.5%(条件達成が必要)
  • 特徴:auユーザー以外でも利用可能。銀行連携による優遇があるが、やや複雑な条件設定。

三井住友カード × Vポイント × Apple Pay/Google Pay

  • 使える場所:セブンイレブン、マクドナルド、すき家、ガストなど
  • 還元率:対象店舗で最大5%(タッチ決済時)、通常は0.5〜1.0%
  • 特徴:VポイントはSBI証券での投資にも使える。日常使いと資産形成を両立できる点が魅力。

PayPay × PayPayカード

  • 使える場所:コンビニ、飲食店、ネットショップ(Yahoo!ショッピングなど)
  • 還元率:最大1.5%(条件付き)
  • 特徴:キャンペーンが豊富で、使い方次第で高還元も可能。ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは特典あり。

d払い × dカード

  • 使える場所:ドラッグストア、Amazon、コンビニなど
  • 還元率:最大1.5%(キャンペーン時)
  • 特徴:dポイントの使い道が広く、Amazonでの利用も可能。ドコモユーザー以外でも利用可。

まとめ

2025年11月1日から始まるJAL Payの「マイルアッププログラム」は、JAL経済圏に深く関わるユーザーにとっては一定のメリットがある一方で、日常的なチャージ利用を前提としたポイ活ユーザーには明確な改悪となります。ANA PayやWAONなどへのチャージ還元率が0.5%から0.1%に下がることで、これまでの“錬金ルート”は事実上封鎖されました。

確かに、還元率の高いルートを探すことは節約の一環ですが、ポイントの数字だけを追いかけることが目的化してしまうと、手間やリスクに見合わない選択をしてしまう可能性もあります。特に、交換レートや有効期限、制度変更の影響を受けやすいマイルやポイントは、過度に依存すると逆に損をすることも。

今後は、「どのサービスが一番得か」だけでなく、「自分の生活スタイルに合っているか」「無理なく続けられるか」「制度変更に左右されにくいか」といった視点も大切です。ポイントはあくまで“おまけ”であり、本質的な支出管理や資産形成の方が、長期的には確実なリターンにつながります

JAL Payの改定は、ポイ活戦略を見直す良い機会かもしれません。還元率だけに目を奪われず、冷静に「自分にとっての最適解」を考えていきましょう。

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