こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
ドコモユーザーはもちろん、dポイントを貯めている人なら一度は名前を聞いたことがあるdカードですが、実は「dカード」「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード PLATINUM」の4つの券種があり、年会費も特典もかなり違います。
さらに2026年は、公共料金の還元率半減やケータイ補償への自己負担導入など、いわゆる「改悪」と呼ばれる変更も相次いでいます。その一方で、ドコモの銀行やマネックス証券との連携が進み、条件次第では還元率が大きく上乗せされる仕組みも登場しました。この記事では、4券種それぞれの特徴と2026年の変更点を整理しながら、どのタイプの人にどのdカードが向いているのかをまとめます。
dカードとは?4つの券種をおさらい
dカードはNTTドコモが発行するクレジットカードで、貯まるポイントは共通してdポイントです。券種によって年会費・還元率・付帯サービスが大きく異なるので、まずは4つの立ち位置をざっくり整理します。
- dカード:年会費永年無料の基本カード。ドコモを契約していなくても発行でき、基本還元率1.0%が魅力。
- dカード GOLD:年会費11,000円(税込)の上位カード。ドコモ利用料金の還元率が10%まで上がるのが最大の特徴。
- dカード GOLD U:29歳以下限定で発行できるゴールドカード。条件を満たせば年会費が実質無料になる。
- dカード PLATINUM:年会費29,700円(税込)の最上位カード。空港ラウンジやレストラン優待など旅行・上級者向け特典が充実。

公式サイトには各券種の最新の特典・キャンペーン情報が掲載されているので、申し込み前に必ず確認しておきましょう。
【年会費永年無料】dカードの基本スペック
まずは無印の「dカード」から。年会費がずっと無料なので、ドコモユーザーでなくても持って損はしにくい一枚です。
- 年会費:永年無料。
- 基本還元率:1.0%(100円につき1ポイント)。
- ドコモ料金の還元:ドコモケータイ・ドコモ光の利用料金は1%還元。
- 特約店還元:マツモトキヨシ・ココカラファインで合計4%、スターバックスのeGift購入で7%還元など、対象店舗ではさらに上乗せされる。
- dカードケータイ補償:スマホの故障・紛失・盗難時に最大1万円を補償。
年会費無料のカードで基本還元率1.0%を維持しているのはdカードの強みで、「まずは1枚持っておく」という選び方をするなら十分な性能です。
dカード GOLD/GOLD Uの実力
ドコモの利用料金が多い人ほど恩恵が大きいのがゴールド系の2枚です。
dカード GOLD
- 年会費:11,000円(税込)。
- ドコモ料金の還元:10%還元(dカードの10倍)。
- 年間ご利用額特典:年間のショッピング利用額が100万円に到達すると、それ以降の利用分に1%上乗せ(最大1万ポイント)。
- ケータイ補償:最大12万円まで補償。
dカード GOLD U
29歳以下限定で申し込めるゴールドカードで、2025年2月から発行が始まりました。
- 年会費:11,000円(税込)。ただし条件を満たすと実質無料になる。
- 実質無料の条件:22歳以下であること、年間30万円以上のショッピング利用、ドコモの対象プラン契約のいずれかを満たすこと。
- ドコモ料金の還元:5%還元。
- スマホ保険:最大10万円分のケータイ補償相当の保障が付帯。
20代でドコモを使っているなら、dカード GOLD Uは実質無料でゴールドカードの特典を受けられる可能性が高く、まず検討したい一枚です。ただし条件を満たせなかった場合は通常のdカード GOLDと同じ年会費がかかる点は覚えておきましょう。
dカード PLATINUMの上位特典
会員数100万人を超える人気のプラチナカードで、旅行や投資と相性が良い特典がそろっています。
- 年会費:29,700円(税込)。
- ドコモ料金の還元:最大20%還元。
- 年間ご利用額特典:年間利用額100万円ごとに1万円相当のクーポンを進呈。
- 空港ラウンジ:プライオリティ・パス付帯で、世界148の国・地域、約1,600か所のラウンジを年間10回まで無料利用可能。
- ダイニング特典:「招待日和」で対象レストランのコースを2名以上で利用すると1名分が無料。
- ケータイ補償:最大20万円まで補償。
さらにPLATINUM会員は、マネックス証券のクレカ積立でdカード払いをすると、最大3.1%のdポイント還元を受けられます。年会費は決して安くありませんが、投資信託を積立てている人や出張・旅行が多い人であれば、特典だけで元を取りやすいカードです。

2026年、dカードで見逃せない改悪ポイント
特典が充実している一方で、2026年はdカード・dポイント関連の見直しが相次いだ年でもあります。ここは公式発表を必ず確認しておきたいところです。
- 公共料金・税金の還元率半減:2026年2月1日利用分から、電気・ガス・水道料金や一部の税金の支払いに対する還元率が「100円につき1ポイント(1.0%)」から「200円につき1ポイント(0.5%)」に引き下げ(ドコモでんき・ドコモガスなど一部サービスは対象外)。
- ドコモポイ活MAXの縮小:2026年4月30日に、最大10%還元だった「ドコモポイ活MAX」が終了し、最大5%(条件によっては2%)還元に縮小。
- ケータイ補償に自己負担が追加:2026年1月上旬から、修理・盗難などの補償に1回の事故につき15,000円の自己負担が新たに発生。
- dカードGOLD年間特典の対象縮小:2026年度から、年間ご利用特典の交換先だった「dショッピング」が対象外に。
特に公共料金の還元率半減は、家賃や光熱費をdカード払いにしている人ほど影響が大きい変更なので、他の高還元カードとの使い分けも含めて見直しておく価値があります。
ドコモの銀行×マネックス証券連携で還元率アップ
2026年8月、旧住信SBIネット銀行が「ドコモSMTBネット銀行」に社名変更し、個人向けサービス「ドコモの銀行」がスタートしました。マネックス証券は2023年からドコモの連結子会社になっており、この銀行サービスの立ち上げに合わせて連携がさらに強化されています。
- 口座の同時開設:「ドコモの銀行」の口座とマネックス証券の口座をまとめて開設でき、自動入出金の設定も可能。
- dアカウント連携特典:投資信託の保有残高に対して最大年率0.26%のdポイントが貯まり、dポイントでの投資信託購入もできる。
- 還元率の上乗せ:dカードでの街中決済(最大3.0%)とマネックス証券の積立特典(最大1.5%)を組み合わせると、最大4.5%相当の還元になるケースもある。

d払いとの併用でさらにお得に
dカード単体だけでなく、スマホ決済の「d払い」と組み合わせることでさらに還元率を伸ばせます。
- d払いの還元率:基本還元0.5%に、d払い特典(0.1〜1.0%)が加わり最大1.5%。
- 電話料金合算払いとの二重取り:ドコモ回線契約者が「電話料金合算払い」にdカードを設定すると、通常還元に加えて実質1.5%相当の還元を狙える。
- 2026年9月からの変更に注意:d払い特典の月間の進呈上限が一律200ポイントに変更され、dカード支払い特典分は「期間・用途限定」ポイントに切り替わる予定。

電子マネー「iD」とタッチ決済のどちらでdカードを使うべきか迷っている人は、以下の記事もあわせて確認してみてください。

どのdカードを選ぶべき?タイプ別おすすめ
ここまでの内容を踏まえて、タイプ別に向いているdカードを整理します。
- まずはリスクなく1枚持っておきたい人:dカード(年会費永年無料)。
- ドコモを使っている29歳以下の人:dカード GOLD U(条件次第で実質年会費無料)。
- ドコモの月額利用や年間ショッピング額が多い人:dカード GOLD(ドコモ料金10%還元・年間特典あり)。
- 出張・旅行が多い人、投資信託を積み立てている人:dカード PLATINUM(空港ラウンジ・投資積立還元)。
まとめ
- dカードには「dカード」「dカード GOLD」「dカード GOLD U」「dカード PLATINUM」の4券種があり、年会費・還元率・特典が大きく異なる。
- 2026年は公共料金の還元率半減やケータイ補償の自己負担導入など、改悪と呼ばれる変更が複数実施された。
- 一方でドコモの銀行・マネックス証券との連携により、条件次第で還元率が最大4.5%相当まで伸びる仕組みも登場している。
- 年齢・ドコモの利用額・旅行や投資の頻度に応じて、自分に合った券種を選ぶのがポイント。
「なんとなく持っている」で終わらせず、一度自分の使い方とdカードの今の還元率を照らし合わせてみると、思わぬ改善ポイントが見つかるかもしれません。ではまた次の記事で。

