こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
休日はカフェ巡りをするのが何よりの楽しみで、遠方のコーヒーイベントの情報を見つけると、つい日帰りで足を延ばしたくなってしまいます。今回ご紹介するのは、9月19日・20日に名古屋で開催される「名古屋コーヒーフェスティバル2026 Fall」。関西からも新幹線で気軽にアクセスできる距離なので、週末のお出かけ先候補としてまとめておきます。
全国と東海エリアから実力派のスペシャルティコーヒーロースターが集結し、飲み比べ体験やワークショップも用意されているとのことで、コーヒー好きにはたまらない2日間になりそうです。普段行きつけのカフェで飲む一杯もいいものですが、こうしたイベントでしか味わえない豆や淹れ方に出会えるのも大きな魅力だと感じます。開催概要から見どころ、関西からのアクセス方法まで、この記事でまとめて紹介します。
名古屋コーヒーフェスティバル2026 Fallとは

「名古屋コーヒーフェスティバル」は、名古屋・栄エリアを拠点に開催されているスペシャルティコーヒーの祭典です。名古屋コーヒーフェスティバル実行委員会が主催しており、季節ごとに開催実績を重ねてきました。2026年は春の開催に続き、秋の開催となる「2026 Fall」が、9月19日・20日の2日間、栄の中日ビル5階で行われます。
本イベントの目玉のひとつが「NCF限定コーヒー」です。出展する各ロースターが同じ生豆を使用し、それぞれの技術と個性で焙煎したコーヒーを飲み比べられるという、フェスティバルならではの企画になっています。同じ豆でも焙煎士によってここまで味わいが変わるのか、と驚く体験ができるはずです。焙煎の温度・時間の違いが香りやコクにどう影響するのか、普段はなかなか比較できない要素を、その場で飲み比べながら体感できるのは大きな魅力です。普段何気なく飲んでいる一杯の裏にある焙煎の技術に、あらためて興味を持つきっかけにもなりそうです。
- イベント名:名古屋コーヒーフェスティバル2026 Fall
- 主催:名古屋コーヒーフェスティバル実行委員会
- 出展規模:全国・東海エリアの実力派スペシャルティコーヒーロースター9社
- コーヒーの種類:全30種類以上
出展ロースターの顔ぶれ
出展する9社は、地元・名古屋の「coffee bar bontain」をはじめ、静岡の「renag coffee」、沖縄の「FUSHI COFFEE ROASTERS」など、東海地方を中心としながらも全国各地から個性豊かなロースターが集まります。ひとつの会場でこれだけの産地・焙煎スタイルの違いを飲み比べられる機会は、コーヒー好きにとって年に何度もあるものではありません。普段の生活圏では出会えないお店の一杯に出会えるのも、こうしたフェスティバルならではの醍醐味です。
沖縄のロースターが名古屋のイベントに出展しているように、スペシャルティコーヒーのシーンは地理的な距離を超えたつながりが広がっているのも近年の特徴です。SNSでの情報発信をきっかけに、遠方のロースターの豆をオンラインで取り寄せて楽しむ人も増えていますが、実際にブースで焙煎士本人と話しながら味わう一杯は、通信販売では得られない発見があります。豆を選んだ理由や焙煎のこだわりを直接聞けるのも、フェスティバル参加ならではの体験です。
開催概要・アクセス

会場となる中日ビルは、名古屋の中心地・栄にあり、地下鉄各線からのアクセスも良好です。入場は無料となっており、気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。飲み比べ体験やワークショップなど、一部の体験型コンテンツは別途購入が必要とのことなので、事前に公式情報をチェックしておくとスムーズです。

- 開催日:2026年9月19日(土)・20日(日)
- 開催時間:11:00~17:00
- 会場:中日ビル5階(愛知県名古屋市中区栄四丁目1番1号)
- 入場料:無料(飲み比べ体験・ワークショップは別途有料)
関西からのアクセス
大阪・京都から名古屋までは新幹線で1時間弱、在来線の特急でも2時間程度と、日帰りでも十分に楽しめる距離です。土曜の朝に出発して名古屋観光を楽しみながらフェスティバルに立ち寄り、そのまま日帰りで帰阪する、という週末プランも組みやすいのではないでしょうか。会場の中日ビルは名古屋駅からも地下鉄で数駅とアクセスしやすく、新幹線を降りてからの移動もスムーズです。宿泊を兼ねて2日間とも参加し、初日と2日目で違うロースターのブースをじっくり回るという楽しみ方もできそうです。
名古屋・栄エリアは、フェスティバル会場のほかにも老舗喫茶店から新しいスタイルのカフェまで揃うコーヒー好きにとって見逃せない街でもあります。名古屋は「モーニング文化」でも知られる土地柄なので、フェスティバルへ向かう前に、地元の喫茶店で名古屋ならではのモーニングセットを味わってから会場入りする、という組み合わせもおすすめです。同じコーヒーでも、街ごとに根付いた文化の違いを感じられるのも、遠方まで足を運ぶ楽しみのひとつだと思います。
見どころ:飲み比べ体験とワークショップ

会場では、専用グラスを使った飲み比べ体験のほか、親子で参加できるオリジナルグラス作りやバリスタ体験のワークショップも予定されています。チャンピオンサイフォニストによるサイフォンコーヒーの実演もあり、抽出方法の違いによる味わいの変化を目で見て学べるのも魅力です。ハンドドリップやエスプレッソとは異なるサイフォン抽出は、見た目にも華やかで、写真映えするコーヒー器具としても人気が高まっています。
サイフォンコーヒーの魅力
サイフォンコーヒーは、上下2つのフラスコ状の器具を組み合わせ、下部の水を加熱して発生させた蒸気の圧力でお湯を上部へ押し上げ、コーヒー粉と接触させて抽出する方法です。ハンドドリップやエスプレッソマシンとは異なり、加熱と真空状態の変化を利用した独特の抽出プロセスが特徴で、コーヒーの香りや雑味の少なさが際立つ抽出方法として知られています。ガラス製の器具の中で液体が上下する様子は、見ているだけでも実験のようなワクワク感があり、コーヒー初心者から愛好家まで楽しめる実演コンテンツです。チャンピオンサイフォニストの手さばきを間近で見られる機会は貴重なので、会場では時間を作って立ち寄ってみることをおすすめします。
会場では豆や焼き菓子の販売も行われる予定なので、気に入ったロースターの豆をお土産に持ち帰るのもおすすめです。自宅でハンドドリップを楽しむ習慣がある方は、当日飲み比べた中からお気に入りの一杯を選んで、後日自宅でも再現してみるとイベントの余韻をより長く楽しめます。
ハンドドリップの基本については、以前の記事でも詳しくまとめています。あわせてチェックしてみてください。

フェスティバルを120%楽しむコツ
- 開始直後に訪れる:人気ブースは午後になると列ができやすいため、開場直後の時間帯が比較的ゆっくり回りやすいです
- 飲み比べは少量ずつ:専用グラスでの飲み比べは1杯あたりの量が控えめなことが多く、たくさんの種類を試すなら少量ずつ回るのがおすすめです
- 水分補給を忘れずに:コーヒーを何杯も飲み比べる日は、合間に水を飲んで舌をリセットすると、次の一杯の違いがより分かりやすくなります
- お気に入りは早めに購入:人気ロースターの豆は早い時間に売り切れることもあるため、気に入った豆はその場で購入しておくと安心です
関西エリアでも「ジャパンコーヒーフェスティバル」が各地を巡回する形で開催されており、まち歩きとコーヒーを組み合わせたイベントとして定着しつつあります。地域を巡りながらコーヒーを楽しむイベントに興味がある方は、以前ご紹介した淀川区での開催回もぜひご覧ください。

豆をお土産に選ぶときのヒント
気に入ったコーヒー豆を持ち帰るとき、焙煎度合いや精製方法を店員さんに聞いておくと、自宅で淹れるときの参考になります。浅煎りは酸味や華やかな香りが際立ちやすく、深煎りは苦みとコクが強調される傾向があるため、普段飲み慣れている味わいと比較しながら選ぶと失敗が少なくなります。また、焙煎したての豆は数日置いてガスを落ち着かせてから淹れると、より安定した味わいを楽しめると言われています。フェスティバル限定の豆には、普段の店頭では手に入らないブレンドが用意されることもあるので、気になる一杯に出会えたら迷わず購入しておくのがおすすめです。少量パックを用意しているロースターも多いので、まずは飲み比べのつもりで何種類か買ってみるのも楽しい選び方です。
まとめ
「名古屋コーヒーフェスティバル2026 Fall」の見どころと開催概要をまとめました。
- 2026年9月19日(土)・20日(日)、名古屋・栄の中日ビル5階で開催
- 全国・東海エリアの実力派ロースター9社が出展し、全30種類以上のコーヒーを飲み比べられる
- 「NCF限定コーヒー」は同じ生豆を各ロースターが焙煎し違いを飲み比べられる企画
- 入場無料。親子で楽しめるグラス作りワークショップやチャンピオンサイフォニストによる実演も予定
- 大阪・京都からも新幹線で日帰り圏内
- 会場の中日ビルは名古屋の中心地・栄にあり地下鉄アクセスも良好
秋の行楽シーズンにあわせて、コーヒー好き同士で盛り上がれる週末のお出かけ先として、ぜひ候補に入れてみてください。関西からも日帰りで参加しやすいイベントなので、新幹線のチケットを片手に、少し遠出のコーヒー旅を計画してみるのはいかがでしょうか。名古屋の街歩きとあわせて、秋の一日をコーヒーとともに満喫してみてください。

