こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
ICOCAの「時間帯指定ポイント」「利用回数ポイント」が2026年12月利用分で終わることが発表され、代わりに注目されているのがICOCA定期券向けの「ICO+(イコプラ)」です。2026年6月末にいったん休止し、10月1日からビンゴ形式にリニューアルして再開しました。
ただ、公式ページを読むと特典の種類が多く、「結局なにをすれば何ポイントもらえるの?」が分かりにくいのも事実。この記事では、対象者・エントリー方法・ビンゴの仕組み・取りやすいマスを順番に整理します。
ICO+(イコプラ)とは?

ICO+は、JR西日本がICOCA定期券の利用者向けに用意しているポイントプログラムです。定期券へのチャージ、定期区間外の乗車、駅ナカでの買い物などの「特典」がビンゴシートのマスになっていて、条件を達成するとマスが埋まり、マスの達成とビンゴの数に応じてWESTERポイントがもらえます。
- 開始:2026年10月1日(木)利用分から(終了日は未定)
- 期間の単位:2か月ごとにキャンペーン期間が区切られ、ビンゴシートも2か月ごとに切り替わる
- エントリー:期間ごとに必要(WESTERアプリ「おトクにGO」から)
- もらえるポイント:WESTERポイント(期間・用途限定)
乗車ポイントの終了とあわせて、JR西日本は「定期券の人はICO+、モバイルICOCAで定期外に乗る人はモバイコGO」という形でポイント施策を組み直しています。全体像は下記記事も併せてご確認ください。

対象になる人・ならない人
- 対象:定期券区間にJR西日本、アストラムライン、IRいしかわ鉄道、ハピラインふくい、あいの風とやま鉄道のいずれかを含むICOCA定期券(モバイルICOCA・Apple PayのICOCAの定期券も含む)
- 対象外:磁気定期券、対象路線を含まない定期券、定期券を持っていないICOCA
- 対象になる利用:定期券の有効期間内かつ、エントリーした当日以降の利用分のみ
ポイントは「エントリー前の利用はさかのぼって数えない」こと。期間の途中でエントリーすると、それまでのチャージや買い物はマスに反映されません。期間が切り替わったら早めにエントリーし直すのが鉄則です。
エントリー方法(WESTERアプリ)
- WESTERアプリをダウンロード(iOS 14.0以上/Android 9.0以上)
- WESTER会員に登録(登録済みならログイン)
- アプリの「おトクにGO」からICO+のキャンペーンを開く
- ICOCA番号(15桁)を入力(または登録済みの番号を選択)し、注意事項に同意して登録
ICOCA番号は、モバイルICOCAならICOCAアプリの「ICOCA管理」、Apple PayのICOCAならWalletアプリのカード情報、カード型なら券面で確認できます。
エントリーでつまずきやすいポイント
- ビンゴシートが表示されるまでが完了:途中で中断しても「参加中」と表示されることがあるが、ビンゴシート画面まで進んでいなければ未完了
- ICOCA番号とWESTER IDは後から変更できない:家族のIDで登録しないよう注意
- 再発行・Apple Payへの取り込みで番号が変わった場合:登録番号は自動で上書きされる
- アプリをアンインストールすると達成済みのマスが無効に:機種変更時は、旧端末でログインしたまま新端末で同じIDにログインする
ビンゴの仕組みともらえるポイント

シートには9種類の特典が並び、それぞれ金額や回数の条件を満たすとマスが埋まります。公式ページに掲載されている特典と条件(いずれも2か月間の合計)は次のとおりです。
| 特典 | 達成条件(2か月合計) | ポイント |
|---|---|---|
| チャージ特典 | ICOCA定期券へ1,000円以上チャージ | 10pt |
| ICOCAでおでかけ特典 | 定期区間外の乗車 1,000円/2,000円以上 | 10pt+10pt |
| 駅ナカ駅チカ特典 | 対象店舗で1,000円/2,000円以上 | 50pt+50pt |
| ショッピングセンター特典 | 対象店舗で1,500円/3,000円以上 | 50pt+50pt |
| curico自販機特典 | ICOCA定期券で5本/10本以上購入 | 50pt+50pt |
| Wesmo!特典 | Wesmo!で1,000円/2,000円以上 | 50pt+50pt |
| うれしートチケレス特典 | 1,000円/2,000円以上 | 50pt+50pt |
| e5489特典 | e5489で3,000円/10,000円以上 | 100pt+200pt |
| ホテル特典 | 対象ホテルで5,000円/10,000円以上 | 200pt+200pt |
マスのポイントに加えて、縦・横・斜めにそろったビンゴの数に応じたボーナスがあります。
| ビンゴ数 | ボーナス(累計) |
|---|---|
| 1ビンゴ | 100pt |
| 2ビンゴ | 300pt |
| 3ビンゴ | 500pt |
| 4ビンゴ | 700pt |
| 6ビンゴ | 900pt |
| 8ビンゴ(全マス) | 1,200pt |
つまり、1列そろえるだけで100pt、全部埋めればボーナスだけで1,200pt。マス単体のポイントより、ビンゴのボーナスの方が大きい設計です。どのマスがどこに配置されているかは期間ごとのシートで変わるので、自分が取りやすいマス3つが一直線に並んでいるかをエントリー直後に確認しましょう。
取りやすいマス・取りにくいマス
ほぼ自動で埋まる:チャージ・おでかけ・駅ナカ
- チャージ特典:2か月で1,000円チャージするだけ。定期券にSF残高を入れて使っている人なら、ほぼ確実に達成
- ICOCAでおでかけ特典:休日に定期区間外へ出かければ2,000円はすぐ到達
- 駅ナカ駅チカ特典:通勤途中の駅ナカで、2か月2,000円分の買い物
生活圏しだい:ショッピングセンター・curico・Wesmo!
- ショッピングセンター特典:ルクアや天王寺ミオなどJR系の駅ビルをよく使う人なら3,000円は現実的。WESTER会員のバーコード提示が必要で、エントリー時と同じWESTER IDであることが条件
- curico自販機特典:駅の自販機で飲み物を2か月10本。毎朝1本買う人なら簡単
- Wesmo!特典:JR西日本のスマホ決済。チャージは対象外で、支払いに使った額が対象
Wesmo!の仕組みや使える店は、下記記事も併せてご確認ください。

予定があるときだけ:e5489・ホテル
- e5489特典:新幹線や特急のネット予約。帰省や旅行の予定がある期間なら1万円は超えやすく、最大300pt。予約時にエントリーと同じWESTER IDでログインして、その場で決済するのが条件(コンビニ払い・駅での支払いは対象外)
- ホテル特典:対象ホテルのWESTER会員専用プランでの宿泊などが対象。旅行代理店や予約サイト経由は対象外
私の場合、長崎への帰省や妻の実家がある長野への移動でJRの新幹線・特急を予約する機会があるので、帰省が入る期間はe5489のマスが狙い目だと感じています。逆に、旅行の予定がない期間はe5489とホテルを捨てて、日常のマスで1〜2ビンゴを狙うのが現実的です。
ポイントの付与時期と使い道の注意点

- マスへの反映:利用から最大7日ほどかかる(即時ではない)
- ポイント付与:キャンペーン期間終了の翌々月上旬にまとめて付与
- 有効期限:付与された月の翌月末まで
- 使えないもの:e5489での支払い、WESTERポイント利用商品、ICOCAへのポイントチャージ
付与されるのは期間・用途限定ポイントで、有効期限は実質1〜2か月。ICOCAへのチャージにも使えないので、Wesmo!での支払いや、WESTERポイントが使える駅ビル・駅ナカの店で早めに使い切る前提で考えておきましょう。
対象外になりやすいケース
- 新幹線の乗車(ICOCAの新幹線乗車サービス・スマートEXを含む)や、営業キロ200km超の利用
- JR四国など他社線をまたぐ利用(会社境界駅で改札にタッチしないと、JR区間も含めて全区間対象外)
- 駅の精算機・窓口で精算して出場した利用
- ポイントによるICOCAチャージ、新規発行時の入金、Apple Pay取り込み時の500円

WESTERポイントの貯め方・使い道の全体像は、下記記事も併せてご確認ください。

まとめ
- ICO+はICOCA定期券限定のビンゴ型ポイントプログラム。2026年10月1日から再開
- 2か月ごとにエントリーが必要で、エントリー前の利用は数えられない
- 1ビンゴで100pt、8ビンゴで1,200ptのボーナス。チャージ・おでかけ・駅ナカなど日常で埋まるマスの列を狙うのが基本
- 帰省や旅行がある期間はe5489(最大300pt)も狙い目
- ポイントは期間・用途限定で、付与は翌々月上旬・期限は翌月末。早めに使い切る
乗車ポイントがなくなる2027年以降、ICOCA定期券の人にとってはICO+が貴重なポイント源になります。2か月ごとのエントリーだけは忘れないよう、カレンダーに入れておくのがおすすめです。

