PayPay証券のNISAは得?積立0.7%還元とスプレッドの注意点

スマートフォンと硬貨 投資の始め方・基礎
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こんにちは。風読珈琲店のカエデです。

PayPayのアプリから投資ができる「PayPay証券」。100円から日本株や米国株、投資信託が買えて、PayPayカードで積み立てるとPayPayポイントももらえます。新NISAの口座をどこで作るか迷っている20代にとって、候補に入りやすい証券会社です。

結論から言うと、PayPay証券は「投資信託を少額で積み立てる」なら使いやすいが、「株を売り買いする」とスプレッドのコストがかかる証券会社です。新NISAの口座は1人1つの金融機関でしか作れないので、自分がやりたい投資に合うかどうかで選ぶのが大切です。この記事では、2026年11月1日時点の情報で、PayPay証券の特徴とコスト、向いている人を整理します。


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PayPay証券の特徴

タブレットに表示された株価
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  • 100円から買える:日本株・米国株・投資信託を、100円から1円単位で買える(PayPay証券ミニアプリの場合)
  • PayPayアプリから使える:PayPayアプリ内の「PayPay資産運用」から、口座開設の申し込みは最短3分
  • PayPay残高・ポイントで買える:PayPayマネーやPayPayポイント(100ポイントから)で投資できる
  • 米国株は原則24時間:システムメンテナンス時間を除き、24時間365日取引できる
  • 新NISAに対応:つみたて投資枠・成長投資枠の両方を使える

PayPay証券のアプリ(PayPay証券アプリ)からも取引できますが、証券口座の資金やPayPayマネーを使う場合の最低額は1,000円になります(PayPay銀行と連携した場合は100円から)。少額から始めたいなら、PayPayアプリ内のミニアプリが便利です。


積立でもらえるPayPayポイント

貯金箱と硬貨
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PayPay証券で投資信託を積み立てると、支払い方法に応じてPayPayポイントがもらえます(PayPayとPayPayカードが共同で行う「つみたて還元プログラム」)。

支払い方法還元率備考
PayPayカード(クレジットつみたて)0.7%PayPayカード・ゴールドとも同じ
PayPay残高(PayPayマネー)0.5%PayPayマネー(給与)も対象
PayPayポイント0.5%—
毎月の還元上限合計700ポイントクレカ積立なら月10万円分が上限の目安

※PayPay証券の公式ページで確認した2026年11月1日時点の内容です。つみたて投資枠・成長投資枠のどちらでも対象になります。

PayPayカードで毎月10万円積み立てると、年間で8,400ポイントになります。月3万円なら年間約2,500ポイントです。ふだんPayPayを使っていて、PayPayカードを持っている人なら、積立だけでポイントが貯まっていきます。


注意したいコスト:株の売買にはスプレッドがかかる

PayPay証券は、株の売買手数料のかわりに「スプレッド」という仕組みでコストがかかります。基準になる価格に一定の割合を上乗せした価格で買い、差し引いた価格で売るので、手数料の明細は出なくても、実質的にはコストを払っている形です。

商品コスト(解説記事などで確認した目安)
投資信託購入手数料は無料(保有中の信託報酬は別)
日本株取引時間内は基準価格の0.5%のスプレッド
米国株現地の取引時間内は0.5%、時間外は0.7%のスプレッド+為替コスト(1ドルにつき35銭)

たとえば日本株を1万円買って売ると、往復で約100円かかる計算です。NISA口座でもスプレッドはかかるので、「NISAなら手数料が無料」というわけではありません。株を短い期間で何度も売り買いしたい人には、売買手数料0円の大手ネット証券のほうが向いています。

※株のスプレッドの料率は、PayPay証券公式の「取引手数料・その他費用」で必ず確認してください。時期によって変わることがあります。


PayPay証券が向いている人・向いていない人

ノートパソコンの前でメモを取る人
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向いている人向いていない人
PayPayカードを持っていて、PayPayポイントを貯めている三井住友カードや楽天カードなど、ほかの経済圏が家計のメイン
月数千円〜数万円の投資信託の積立から始めたい個別株を短期で何度も売り買いしたい
Apple・トヨタなどの株を100円から少しずつ持ってみたい取扱商品の数を重視する(投資信託の本数はネット大手の方が多い)
証券会社のアプリを別に入れたくないすでにほかの証券会社で新NISAを始めている

新NISAは「1人1つ」に注意

新NISAの口座は、1年ごとに1つの金融機関でしか作れません。すでにほかの証券会社でNISA口座を持っている人がPayPay証券でNISAを使うには、金融機関の変更手続きが必要です。NISAではない普通の口座(特定口座)なら、ほかの証券会社と同時に持てるので、「NISAはメインの証券会社、100円投資の練習はPayPay証券」という使い分けもできます。

新NISAの基本や、証券会社の選び方は下記記事も併せてご確認ください。

NISA・iDeCo・年金
「NISA・iDeCo・年金」の記事一覧です。

カエデの場合:NISAはSBI証券、PayPay証券は使っていない

私は新NISAをSBI証券で、三井住友カード ゴールド(NL)のクレカ積立で続けています。生活費のカードを三井住友カードにまとめているので、ポイントもVポイントで貯まるほうが使いやすいからです。わが家のように三井住友カードやVポイントが家計の中心なら、PayPay証券に移す理由は今のところありません。

一方で、もし「PayPayカードがメインで、PayPayポイントで生活費を払っている」人なら、PayPay証券は自然な選択です。ポイントが同じPayPayポイントで貯まり、アプリも1つで済むので、管理がとてもラクになります。証券会社は「どこが一番お得か」より、ふだん使っている経済圏とそろえるほうが長く続けやすいと思います。

経済圏の選び方は下記記事を参考にしてください。

投資の練習として、まずPayPayポイントで値動きに慣れたい人には、ポイント運用という選択肢もあります。

PayPayポイント運用のおすすめコースは?12種類の手数料と選び方
PayPayポイント運用の全12コースの違いと手数料を2026年11月時点の公式ガイドで整理。暗号資産コースは追加・引き出しで約4.5%、通常コースは1回100ポイント以上の追加で原則1.0%のスプレッド相当がかかります。20代は使わない通常ポイントをスタンダードコースに自動追加して長く置くのがおすすめです。
経済圏の選び方2026|改悪に強い「メイン1+サブ1」の作り方
2026年は各経済圏の改悪が相次ぐ一方、PayPayポイントとVポイントの相互交換など経済圏をまたいだポイント移動はしやすくなりました。主要6経済圏の現在地、相互交換の仕様と注意点、そして改悪されても崩れにくい「メイン1つ+サブ1つ」のハイブリッド設計の作り方を生活タイプ別に整理します。

口座開設の流れ

  • 1. PayPayアプリを開く:ホーム画面から「資産運用」を選ぶ(PayPayアプリを入れた端末からアクセスする必要がある)
  • 2. 口座開設を申し込む:本人確認をして、NISA口座も同時に申し込むかどうかを選ぶ
  • 3. 積立を設定する:投資信託と金額、支払い方法(PayPayカード/PayPay残高)を選ぶ

NISA口座の開設には、税務署での確認があるため時間がかかります。年末は申し込みが増えるので、来年からNISAを始めたい人は早めに申し込んでおくと安心です。


まとめ

  • PayPay証券は、PayPayアプリから100円で日本株・米国株・投資信託が買える
  • 投資信託の積立はPayPayカードで0.7%、PayPay残高・ポイントで0.5%還元(月700ポイントまで)
  • 株の売買にはスプレッドがかかり、NISA口座でも0円にはならない
  • PayPayカード・PayPayポイントが家計の中心の人には向いている
  • 新NISAの口座は1人1つ。ほかの経済圏がメインなら、そちらの証券会社のほうが管理しやすい

「スマホでPayPayを使うのと同じ感覚で投資を始められる」のが、PayPay証券のいちばんの魅力です。ふだん使っている経済圏と合うかどうかを確認してから選んでみてください。

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