こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
楽天カードから「会員規約改定のお知らせ」が届いて、気になった人も多いと思います。今回の改定で変わるのはショッピングリボ払いの手数料の計算方法です。これまでの「月割り」が「日割り」になります。
当初は2026年11月11日に規約を改定し、11月請求分から新しい計算にする予定でした。ところが楽天カードは2026年11月6日に改定の延期を発表し、新しい改定日はまだ決まっていません。この記事では、楽天カードの公式発表(2026年11月8日時点)をもとに、何が変わるのか、手数料が増えるのはどんなときか、リボを使っている人が今できることを整理しました。
結論:変わるのはリボ払いの手数料だけ。改定日は延期で未定
先に要点をまとめます。
- 対象:ショッピングリボ払い(自動リボ・あとからリボを含む)を使っている人
- 変わる点:リボ手数料が「月割り」から「日割り(年365日、うるう年は366日)」の計算になる
- 変わらない点:手数料率(実質年率13.08〜18.00%)、最低支払元金、遅延損害金(年14.6%)、分割払い・ボーナス払いの条件
- 時期:当初は2026年11月11日の規約改定・11月請求分から適用の予定だったが、11月6日に延期。新しい日程は「決定次第あらためて案内」
- 1回払いだけの人:影響なし
公式のお知らせは下記ページで確認できます。

何が変わる?「月割り」と「日割り」の違い

楽天カードの規約では、リボ手数料の計算方法が次のように書き換えられます。
| 項目 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 計算の単位 | 手数料率を12で割った月割り | 手数料率を365(うるう年は366)で割った日割り |
| かかる期間 | 1か月分として一律に計算 | 実際の日数(利用情報が届いた翌日〜支払日など)で計算 |
| 端数 | 規約に明記なし | 1円未満は切り捨てと明記 |
| 残高に加わる日 | 規約に明記なし | 利用情報を楽天カードが受け取った翌日(支払方法をリボに変えた分は変更日の翌日) |
つまり、手数料率そのものは同じです。変わるのは「何日分の手数料をとるか」です。月割りでは、月の途中に使っても1か月分として計算されていました。日割りでは、使ってから支払日までの日数が長いほど手数料が増え、短いほど減ります。
楽天カードの公式計算例
楽天カードの8月10日のお知らせでは、次の条件で比べた例が出ています(締切日は月末、支払日は翌月27日、実質年率17.64%、支払元金3,000円、9,000円を1回利用)。
| 改定前 | 改定後 | |
|---|---|---|
| 例1:1月1日に利用(1月2日に利用情報が到着) | ||
| 2月請求 | 132円 | 243円(56日分) |
| 3月請求 | 88円 | 81円(28日分) |
| 4月請求 | 44円 | 44円(31日分) |
| 合計 | 264円 | 368円(+104円) |
| 例2:1月31日に利用(2月1日に利用情報が到着) | ||
| 2月請求 | 132円 | 113円(26日分) |
| 3月請求 | 88円 | 81円(28日分) |
| 4月請求 | 44円 | 44円(31日分) |
| 合計 | 264円 | 238円(−26円) |
同じ9,000円でも、締切日の直後(月初)に使うと手数料が増え、締切日の直前(月末)に使うと減るのがわかります。初回の請求は、利用日から支払日まで最大2か月近く空くため、日数の差が大きく出ます。
手数料は増える?減る?カエデの見方

計算例を見ると「月末に使えば得になる」ようにも見えます。でも、カエデはこう考えています。
- 差は小さい:9,000円の例で、増えても104円、減っても26円。使う日を調整しても、リボの手数料がかかること自体は変わらない
- 増える場面の方が多い:月初〜月半ばの利用は、月割りより日数が長くなりやすい。まんべんなく使う人は、全体ではやや増える可能性がある
- 残高が大きいほど差も大きい:残高が数十万円ある人は、月ごとの手数料のぶれが数百円〜数千円になることもある
- 毎月の請求額が読みにくくなる:2月(28日)と3月(31日)で手数料が変わるなど、月ごとに金額が上下する
いちばん大事なのは、実質年率18%前後のリボ払い自体が高い借金だという点です。計算方法が月割りでも日割りでも、残高を早く減らすのがいちばんの節約になります。
たとえば残高30万円を実質年率18%で持ち続けると、手数料だけで年間およそ5万4,000円になります。月割りでも日割りでも、この大きさはほとんど変わりません。日割り化をきっかけに、まず「自分のリボ残高がいくらあるか」を確認するところから始めてみてください。
楽天カードのリボ・キャッシングの注意点は、下記記事も併せてご確認ください。

リボ払いを使っている人が今できること

改定日は未定ですが、延期されただけで、改定そのものが取りやめになったわけではありません。今のうちにできることをまとめます。
1. 自動リボ・あとからリボの設定を確認する
楽天e-NAVIで、支払い方法が「1回払い」になっているか確認しましょう。キャンペーンなどで「自動リボ」に登録したまま忘れている人もいます。リボを使っているつもりがなくても、残高に手数料がかかっていることがあるので要注意です。
2. 残高を繰り上げ返済する
楽天カードのリボは、楽天e-NAVIから増額返済(一部または全額の繰り上げ返済)ができます。日割り計算になると、返済までの日数が手数料に直結します。早く返すほど、その分の手数料が減るしくみがよりはっきりします。
3. 新しい改定日のお知らせを待つ
当初の予定では、11月請求分を11月10日までに早期返済すれば改定前の計算になる、という例外も案内されていました。延期後も同じような案内が出る可能性があるので、楽天カードからのメールや公式サイトの「お知らせ」を確認しておきましょう。
楽天カードの基本的な使い方やポイントの貯め方は、下記記事でまとめています。

ほかのカード会社でもリボ手数料の見直しが続いている
リボ払いの条件の見直しは、楽天カードだけではありません。セゾンカードは2027年1月からリボ払いの手数料率の引き上げを予定しています。カード会社にとってリボ手数料は大きな収益源で、条件は少しずつ厳しくなる方向です。
セゾンカードの手数料率引き上げについては、下記記事も併せてご確認ください。

カエデがメインで使っている三井住友カードでも、リボ払いや「あとから分割」の扱いには注意が必要です。

カエデ自身は、生活費のカードも趣味のカードもすべて1回払いにしています。リボ払いは「毎月の支払いが一定で安心」に見えますが、手数料の計算が日割りになるとさらにわかりにくくなります。1回払いで払える範囲で使うのがいちばんシンプルです。
まとめ
- 楽天カードの規約改定で、ショッピングリボ払いの手数料が「月割り」から「日割り」の計算に変わる
- 手数料率(実質年率13.08〜18.00%)や分割払いの条件は変わらない。1回払いだけの人には影響なし
- 当初は2026年11月11日改定・11月請求分からの予定だったが、11月6日に延期。新しい日程は未定
- 締切日の直後に使うと手数料が増え、直前に使うと減る。月ごとに請求額が上下しやすくなる
- リボ利用中の人は、自動リボの設定確認と残高の繰り上げ返済を今のうちに
延期で少し時間ができました。この機会にe-NAVIで自分の支払い設定を一度見直してみてください。新しい改定日が発表されたら、この記事も更新します。
