こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
CMでおなじみの「楽天カード」。周りでも持っている人がとても多いカードですが、「結局なにがお得なの?」「年会費は本当にずっと無料?」「改悪って聞いたけど大丈夫?」と、改めて聞くのはちょっと恥ずかしい疑問も多いのではないでしょうか。
この記事では、これからクレジットカードを作る20代の学生・社会人向けに、楽天カードの基本をゼロから整理します。先に結論を言うと、楽天市場をよく使う人なら、最初の1枚として今でも十分おすすめできるカードです(2026年11月1日時点の楽天カード公式サイトの情報をもとにしています)。

楽天カードの基本スペック

まずは基本情報です。ポイントは「年会費が無条件でずっと無料」「どこで使っても1%」の2つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料(利用条件なし) |
| 基本還元率 | 1%(100円につき1ポイント) |
| 楽天市場での還元 | 最大3%(通常ポイント1倍+SPU+2倍) |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
| タッチ決済 | 全ブランド対応 |
| ETCカード | 年会費550円(楽天会員ランクがダイヤモンド・プラチナなら無料) |
| 家族カード | 発行可 |
| 新規入会特典 | 合計5,000ポイント(入会で2,000ポイント+3回以上の利用と口座振替設定で3,000ポイント) |
「年会費無料」をうたうカードの中には、「年1回以上の利用で無料」のように条件付きのものもあります。楽天カードは条件なしの永年無料なので、作ったまま使わない期間があっても費用はかかりません。
なお、入会特典の3,000ポイントは期間限定ポイントで、条件の締め切りも申込日によって決まります。申し込む前に公式サイトの特典ページで、いつまでに何をすればいいかを確認しておきましょう。
いまさら聞けない「楽天カードの何がお得?」
① どこで使っても1%還元
楽天カードは、コンビニでもスーパーでもネットでも、基本的に100円につき1ポイント(1%)が貯まります。年会費無料のカードの還元率は0.5%程度のものも多いので、「どこでも1%」はそれだけで十分な水準です。
② 楽天市場でポイントが3倍になる
楽天市場には「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という仕組みがあり、楽天のサービスを使うほど楽天市場での倍率が上がります。楽天カードで支払うと、SPUで+2倍がつきます。
- 通常ポイント:1倍(楽天市場のお買い物の基本分)
- 楽天カードの特典分:+2倍(うち+1倍は期間限定ポイントで、月1,000ポイントが上限)
- 合計:楽天カードで払うだけで3倍(3%)
さらに楽天銀行で引き落とし設定をする(+0.3倍)、楽天モバイルを契約する(+4倍)など、楽天のサービスを組み合わせるとSPUは最大18.5倍まで上がります(2026年7月改定)。とはいえ、まずは「楽天市場は楽天カードで払う」だけで3倍と覚えておけば十分です。
③ 貯まったポイントの使い道が多い
楽天ポイントは、楽天市場や楽天トラベルだけでなく、楽天ペイを使えばコンビニやドラッグストアなど街のお店でも1ポイント=1円で使えます。楽天カードの支払いに充てることもできるので、「ポイントが貯まったのに使い道がない」ということになりにくいのが強みです。
楽天ペイと組み合わせた使い方は、下記記事も併せてご確認ください。

④ 楽天証券のクレカ積立でもポイントが貯まる
楽天証券では、楽天カードで投資信託の積立(クレカ積立)ができ、新NISAのつみたて投資枠にも使えます。一般の楽天カードの還元率は0.5%(代行手数料が年率0.4%以上のファンドは1%)です。毎月5万円を積み立てると、年間で3,000ポイントほどになります。

ほかの証券会社とクレカ積立の還元率を比べたい方は、下記記事も併せてご確認ください。

知っておきたい注意点・デメリット

良いところが多い楽天カードですが、作る前に知っておきたい注意点もあります。
公共料金・税金の還元率は0.2%
電気・ガス・水道などの公共料金や、税金・国民年金保険料などの支払いは、500円につき1ポイント(0.2%)に下がります。固定費をまとめて楽天カードで払おうと考えている人は、ここが一番の落とし穴です。公共料金の支払いは、還元率が下がりにくい別のカードに分けるのも手です。
SPUの「+1倍」には月1,000ポイントの上限がある
楽天市場でのSPU+2倍のうち、+1倍分は期間限定ポイントで月1,000ポイントが上限です。月に10万円を超えるような大きな買い物をすると、上限を超えた分はこの+1倍がつきません。家電などの高額な買い物をする月は、上限を意識しておきましょう。
「リボ払い」の案内には注意
楽天カードは入会後や利用中に、リボ払いやキャッシングの案内が届くことがあります。リボ払いは毎月の支払いが一定になる代わりに、年15%前後の手数料がかかります。「金利0%」をうたうキャンペーンでも、条件をよく読まないと損をすることがあります。
実際に届いた案内メールの注意点は、下記記事にまとめています。

楽天のサービス改定の影響を受けやすい
楽天経済圏は、ここ数年でSPUの条件変更や、ふるさと納税のSPU対象外化(2025年10月)など、細かな改定が何度もありました。一方で、楽天カード本体の基本還元率1%や永年無料は、今のところ変わっていません。「楽天にすべてを寄せる」よりも、楽天市場で使う分を中心に、ほかのカードと使い分けるのが無難です。

楽天カードが向いている人・向いていない人

- 向いている人:楽天市場で月に数千円以上買い物をする人、楽天モバイル・楽天銀行・楽天証券などを使っている(使う予定がある)人、初めてクレジットカードを作る学生・新社会人
- 向いていない人:楽天市場をほとんど使わない人、公共料金や税金の支払いでポイントを貯めたい人、コンビニ・飲食店など特定のお店での高還元を重視する人
私自身は、生活費の柱を三井住友カード ゴールド(NL)、Amazonの買い物をAmazon Prime Mastercardにしていて、楽天カードはメインにしていません。普段の買い物がAmazonとスーパー中心だからです。逆に言えば、「よく使う通販サイトがどこか」で選ぶのが、カード選びで失敗しないコツです。楽天市場派の人にとっては、楽天カードはいちばん素直な選択肢だと思います。
20代向けにほかのカードと比べたい方は、下記記事もどうぞ。


よくある質問
学生でも作れる?
高校生を除く18歳以上の方が申し込めます。学生でも申し込みは可能です。審査があるため必ず発行されるわけではありませんが、年会費無料なので、初めての1枚として作る人が多いカードです。
ブランドはどれを選べばいい?
国内で使うなら、加盟店の多いVisaかMastercardが無難です。楽天カードは全ブランドでタッチ決済に対応しているので、コンビニなどでカードをかざして支払えます。
楽天ゴールドカードやプレミアムカードとの違いは?
上位カードは年会費がかかる代わりに、クレカ積立の還元率が上がる(ゴールド0.75%、プレミアム1%)などの特典があります。まずは無料の楽天カードで十分で、使い方が固まってから検討しても遅くありません。
ポイントサイト経由で発行するといくらもらえる?
※この項目はPR(友達紹介リンク)を含みます。
クレジットカードは、公式サイトから直接申し込むより、ポイントサイトを経由して発行した方が数千円〜数万円分お得になることが多いです。この記事に関連するカードについて、比較ツール「どこ得?」で大手3サイトの還元額を調べました(2026年10月27日時点・円換算)。
還元額は日々変わり、期間限定で大きく上がることもあります。申し込む前に、各サイトの最新の金額と獲得条件を確認してください。まだ登録していない方は、下記の紹介リンクからどうぞ。
- モッピーで楽天カードの案件を見る(紹介コード:WcYtA138)
- ハピタスで楽天カードの案件を見る(紹介コード:RIKFYG)
- ちょびリッチで楽天カードの案件を見る(紹介コード:quLw5H)
どこ得?の使い方やポイントサイトの選び方は、下記記事も併せてご確認ください。

まとめ
- 楽天カードは年会費永年無料・どこでも1%還元の定番カード
- 楽天市場では楽天カード払いだけでポイント3倍(SPU+2倍、うち+1倍は月1,000ポイント上限)
- 楽天ペイや楽天証券のクレカ積立と組み合わせると、ポイントの貯めどころ・使いどころが広がる
- 公共料金・税金は0.2%に下がる。リボ払いの案内には注意
- 楽天市場をよく使う人なら、最初の1枚として今でもおすすめ
「みんな持っているから」で作っても損はしにくいカードですが、強みが一番生きるのは楽天市場です。自分の買い物の場所を思い浮かべながら、作るかどうかを決めてみてください。

