こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)のデビットカードの中で、いちばんおすすめしやすいのがデビットカード Point+(Mastercard)です。
年会費無料・審査なしなのに、基本還元率1.25%、スマプロランク次第で最大2.0%。一般的な年会費無料のクレジットカード(0.5〜1%程度)を上回る水準です。この記事では、公式サイトの情報(2026年11月3日時点)をもとに、還元率のしくみ、ランクの上げ方、注意点を整理します。
デビットカード Point+の基本スペック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料(審査不要) |
| 基本還元率 | 1.25%(通常ポイント) |
| スマプロランク特典 | 対象。ランクに応じて最大2.0%まで上乗せ(上乗せ分は限定ポイント、月10,000ポイントまで) |
| 低還元の利用先 | 鉄道・公共料金・税金・病院などは0.3% |
| スマホ決済 | Apple Pay・Google Payに対応(年齢制限あり) |
| リアルカード | 任意発行(発行手数料1,100円・税込) |
| 支払方法 | 一括払いのみ(分割・リボ・キャッシングなし) |
公式の商品ページは下記です。
Point+のメリット
1. 年会費無料で基本1.25%は破格
クレジットカードでも、年会費無料で常に1%を超えるカードは多くありません。Point+はデビットカードなのに、ランクに関係なく1.25%が基本です。月5万円使えば年間7,500円相当、ランクがゴールドなら1.75%で年間10,500円相当になる計算です。
2. スマホだけで使える(リアルカードは任意)
口座開設後に発行されるスマホデビットをApple Pay・Google Payに登録すれば、カードがなくてもお店でタッチ決済できます。リアルカードは1,100円(税込)の発行手数料がかかるので、スマホ決済だけで足りる人は発行しなくても大丈夫です。
3. 使いすぎない・借金にならない
使ったその場で口座から引き落とされるので、残高以上は使えません。リボ払いや分割払いもないため、クレジットカードの使いすぎが心配な人でも安心して高還元を受けられます。
スマプロランク別の還元率と、ランクの上げ方

Point+の還元率は、ドコモSMTBネット銀行の優遇プログラム「スマートプログラム」のランク(スマプロランク)で決まります。
| ランク | Point+の還元率 | 主な獲得条件 |
|---|---|---|
| プラチナVIP | 2.0% | 円預金+ハイブリッド預金の残高1,000万円以上 |
| VIP | 2.0% | 同500万円以上 |
| ゴールド | 1.75% | 同100万円以上、または「給与・年金受取」と「口座振替1件以上」の両方 |
| シルバー | 1.5% | 同50万円以上、または上記のどちらか1つ |
| ベーシック | 1.25% | ― |
ポイントは、残高がなくても「給与受取」と「口座振替(引き落とし)」の2つでゴールド=1.75%になることです。クレジットカードや携帯料金の引き落とし先をこの口座にするだけで、条件の1つを満たせます。
また、新しく口座を開設した人は誰でもシルバーからスタートし、口座開設日から4か月間はランクが下がりません。ランクは判定月の翌々月に適用されるので、引き落としの設定は早めに済ませておきましょう。
ちなみに私の個人口座(趣味の出費用)もドコモSMTBネット銀行で、JAL CLUB ESTの引き落とし先にしています。給与は別の口座で受け取っているので、引き落としの条件だけでシルバー相当、という計算です。
スマートプログラムの公式ページは下記です。
Point+の注意点
- 上乗せ分は「限定ポイント」:基本の1.25%は通常ポイント、ランクによる上乗せ分は限定ポイントで付与される。限定ポイントは有効期限が付与日から3か月で、使い道はデビットカードでの支払い(1ポイント=1円)
- 上乗せは月10,000ポイントまで:普通の使い方ならまず届かないが、高額の買い物では上限に注意
- 一部の利用先は0.3%:鉄道の乗車券・定期券、電気・ガス・水道、NTT東西の料金、税金・社会保険料、病院、寄付などは還元率が大きく下がる
- ポイント対象外:海外ATMでの現地通貨の引出しや各種手数料はポイントがつかない
- 引落しが後日になる加盟店もある:公式も「一部の加盟店ではご利用日と引落日が異なる場合がある」としている。ポイントは売上が確定した月の分として翌月中旬に付与されるため、月末の利用は付与が1か月遅れることもある
公共料金や税金を払うなら、Point+よりクレジットカード払いのほうが還元率が高いケースが多いので、使い分けると取りこぼしが減ります。逆に、スーパーやドラッグストア、ネット通販などの日常の買い物は1.25%以上がつくので、Point+の得意分野です。
Visa版・通常のMastercard版との違い

| カード | 年会費 | 還元率 | スマホ決済 |
|---|---|---|---|
| デビットカード Point+(Mastercard) | 永年無料 | 1.25〜2.0% | 対応 |
| プラチナデビットカード(Mastercard) | 11,000円 | 1.25〜2.5% | 対応 |
| デビットカード(Mastercard) | 永年無料 | 0.8% | 対応 |
| デビットカード(Visa) | 永年無料 | 0.6% | 非対応 |
年会費無料の3種類のなかでは、Point+が還元率でいちばん上です。通常のMastercard版やVisa版を今使っている人は、アプリの「カード切替」でPoint+にブランド・グレード変更できます。ただしカード番号が変わるので、サブスクや公共料金に登録している人は登録のし直しが必要です。
Visa版との詳しい比較は、下記記事も併せてご確認ください。

クレジットカードとどう使い分ける?
Point+は、クレジットカードを持てない・持ちたくない人にとっては「ほぼ最強クラス」の1枚です。一方、すでにクレジットカードで高還元を受けている人は、対象店で7%還元になる三井住友カード(NL)のような特化型カードと組み合わせ、「高還元店はクレカ、それ以外の日常使いはPoint+」と分けるのも手です。ドコモSMTBネット銀行全体の変更点は下記記事で解説しています。

申し込みの流れ
- 1. 口座開設:ドコモSMTBネット銀行のアプリから口座開設を申し込む
- 2. スマホデビットを発行:口座開設後にスマホデビットが使えるようになる。Point+を選び、Apple Pay・Google Payに登録
- 3. ランクを上げる設定:クレジットカードや携帯料金の引き落とし先、給与の受取口座をこの口座に変更
- 4. 必要ならリアルカードを申し込む:タッチ決済が使えない店やネット以外で使う場面が多い人だけ(1,100円・税込)
まとめ
- デビットカード Point+(Mastercard)は年会費無料・審査なしで基本還元率1.25%
- スマプロランクに応じて最大2.0%。給与受取+口座振替の2つでゴールド(1.75%)になり、残高がなくてもランクを上げられる
- 新規口座開設者はシルバー(1.5%)からスタートし、4か月間は下がらない
- 上乗せ分は有効期限3か月の限定ポイント。鉄道・公共料金・税金などは0.3%
- Apple Pay・Google Pay対応で、リアルカードは任意発行
「クレジットカードは持ちたくないけど、ポイントはしっかり欲しい」という人には、まず候補に入れてほしい1枚です。それでは、また風読珈琲店でお会いしましょう。

