こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
大阪・北摂エリア(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻・摂津)は、毎年のように市ごとの「プレミアム付商品券」が発行される激戦区です。プレミアム率も20%から、なんと175%まで。市が違えば還元率も申込方法もバラバラなので、うっかりすると隣の市の人だけが得をしていた、ということが起こります。
この記事では、北摂7市(豊中・吹田・池田・箕面・茨木・高槻・摂津)の2026年のプレミアム付商品券・デジタル地域通貨を一覧で整理し、傾向と「来年取りこぼさないためのコツ」をまとめます。金額・期間・還元率は年度ごとに変わるので、最新情報は必ず各市の公式サイトで確認してください。
先に結論だけ言うと、2026年の北摂で今からアクションできるのは高槻市の事業だけです。ほかの市は利用期限を終えています。それでも一覧を作る意味は、来年の申込に備えて「自分の市はどのパターンで、いつ動くのか」を掴んでおくためです。この手の制度は、知って準備していた人だけが得をします。
プレミアム付商品券そのものの仕組みや関西全体の動きは下記にまとめています。

北摂7市の2026年プレミアム商品券・地域通貨 一覧

2026年に各市が実施した(実施中の)主な事業です。
- 豊中市:マチカネポイントアプリでプレミアム付デジタル商品券を発行。5,000円→7,000円分(プレミアム40%)、1人4口。利用は2026年1月29日〜5月31日で終了。子育て世帯にはマチカネポイントの上乗せalso
- 吹田市:プレミアム付デジタル商品券(PayPay型)。5,000円→7,000円分(40%)、1人5口。利用は4月30日〜8月31日で終了
- 池田市:プレミアム付デジタル商品券(PayPay型)。5,000円→7,000円分(40%)、12歳以上・1人4口。利用は7月1日〜8月31日で終了
- 箕面市:商工会議所の「小さなお店応援チケット」(紙+デジタル)。市内の小規模店応援色が強い。発行時期・条件は年度により変動
- 茨木市:令和8年度プレミアム付商品券。プレミアム率100%(2,500円→5,000円分)、1世帯2冊。有効期限8月31日で終了。紙が中心
- 高槻市:スクラム高槻「地元のお店応援券」第8弾。2,000円→5,500円分(上乗せ3,500円)、1世帯4口。9月1日利用開始で、北摂で唯一まだ動いている(後述)
- 摂津市:2026年度は市独自のプレミアム付商品券の大きな発表は確認できず(近隣に比べ実施頻度が低い)
こうして並べると、北摂の標準はプレミアム率40%前後、上限は1人あたり数千円分の得。ただし茨木の100%、高槻の実質175%のように、飛び抜けた市が年ごとに現れます。
なぜ北摂は毎年こんなに商品券を出すのか
北摂は市の財政に比較的余裕があり、商業者の団体(商工会議所・商店街連合会)が活発なエリアです。物価高対策の交付金に市の独自予算を上乗せして、毎年のように消費喚起策を打っています。裏を返せば「今年は予算が付かなかった」という年もあり、去年あったから今年もあるとは限りません。発表を待つ姿勢が大事です。
いくら得する?北摂の代表的なパターン
- プレミアム40%・1人4口:2万円 → 2万8千円分/得 8千円。二人暮らしで各4口なら得 1万6千円
- 高槻・世帯4口(実質175%):8千円 → 2万2千円分/得 1万4千円
- 茨木・100%・1世帯2冊:5千円 → 1万円分/得 5千円
2026年9月時点で、まだ狙えるのは高槻市だけ
この記事を書いている2026年9月上旬の時点で、北摂の他市の事業はすべて利用期限を終えています。今からアクションできるのは高槻市の「地元のお店応援券」第8弾です。
- 内容:1口2,000円で5,500円分。1世帯4口まで(8,000円→最大22,000円分、得する額は1万4,000円)
- デジタルと紙:どちらか一方のみ。デジタルは専用サイトで会員登録して購入
- 販売期間:2026年6月8日〜12月23日(デジタルの会員登録は6月30日までに済ませる必要あり)
- 利用期間:デジタルは2026年9月1日〜2027年1月14日、紙は9月3日〜
高槻市民でデジタルの会員登録を済ませている人は、12月23日までに4口フルで購入し、年末年始の買い出しで使い切るのが王道です。詳細は市の公式ページで確認してください。
北摂のプレミアム商品券、3つのパターン

① PayPay型(吹田・池田など)
申込 → 抽選 → 当選分をPayPay残高にチャージして使う方式。PayPayアプリと本人確認さえ済んでいれば手続きは速い一方、PayPay加盟店でも「一部対象外」があるので加盟店の確認は必須です。
② 独自アプリ・専用サイト型(豊中・高槻など)
豊中はマチカネポイントアプリ、高槻は専用サイトでの会員登録が必要。事前登録に数日かかることがあり、登録期限が申込期限より前に設定されていることもあります(高槻の6月30日など)。
③ 上限の数え方(世帯 or 個人)
吹田・池田は個人単位(1人4〜5口)、茨木・高槻は世帯単位(1世帯2冊・4口)で上限が決まります。二人暮らしで個人単位の市なら、パートナーも別アカウントで申し込めば得られる額が2倍になります。
豊中市は「常設のマチカネポイント」も使える
プレミアム付商品券は年1回のイベントですが、豊中市には通年で使えるデジタル地域通貨「マチカネポイント」があります。市のキャンペーンや健康ポイント、施設利用などで貯まり、市内の加盟店で使えます。商品券の抽選に外れた年でも、こちらは細く長く得を拾えます。
2026年のように、プレミアム付デジタル商品券がこのマチカネポイントアプリ上で発行されるケースもあります。つまり豊中市民は、アプリを一度入れておけば「常設のポイント」と「年1回の商品券」の両方の受け皿を持てるということ。まだ入れていない人は、来年の商品券シーズンが来る前に登録と本人確認だけ済ませておくとスムーズです。

来年、取りこぼさないためのチェックリスト

- 3〜4月に「市名+プレミアム商品券」で検索:北摂各市は年度初めに発表することが多い。カレンダーに毎年のリマインダーを入れておく
- 市の広報を受信できるようにする:市報・市公式LINE・広報アプリを登録。申込開始の告知を逃さない
- 決済アプリの本人確認を先に済ませる:PayPayや対象アプリのeKYCは反映に1〜3日。申込開始前に完了させる
- 世帯人数分の申込アカウントを用意:個人単位の市なら、パートナーも自分のスマホ・名義で申し込む
- 家計に「商品券枠」を作る:申込〜チャージまで1〜2か月かかるので、生活防衛資金とは別に数万円をよけておく
- 普段の買い物カードの運用を決めておく:不足分を高還元のキャッシュレスで払えば、商品券+クレカの二重取りになる
我が家の生活費カードとポイントの運用は下記にまとめています。

使うときの共通の注意点
- 市外では使えない:同じチェーンでも市外店舗は対象外。市境に住んでいる人は特に注意
- お釣りは出ない:デジタルは1円単位で使えるので、残高より高い会計は不足分を現金・キャッシュレスで足す
- 対象外の支払い:税金・公共料金・金券・チャージなどは不可
- 利用期限が最優先:年末年始をまたぐ事業(高槻など)は、店が閉まる前提で12月中に使い切る計画にする
外れたとき・住む市に商品券がないとき
抽選に外れる年もありますし、摂津市のように毎年は実施しない市もあります。商品券に頼れないときの現実的な代替策は次の3つです。
- 経済圏のポイント還元デー:ドコモ・PayPay・楽天・イオンなど、自分の生活動線に合う経済圏を1つ主軸に決め、還元日にまとめ買いする
- 豊中市ならマチカネポイント:市のキャンペーンや健康ポイントで通年コツコツ貯める
- ふるさと納税:自己負担2千円で返礼品を受け取れる。日用品や食品を選べば実質的な生活費の圧縮になる
北摂は市境をまたいで通勤・買い物する人が多いエリアです。「自分の住む市」と「よく行く市」の両方の情報を追っておくと、使えるチャンスが広がります。
プレミアム分に税金はかかる?
結論はほとんどの人は申告不要です。プレミアムの上乗せ分は一時所得ですが、年間50万円の特別控除内に収まるため課税されません。複数の市の商品券を掛け持ちしても、上乗せ額の合計が50万円を超えることはまずないので、心配は不要です。満期保険金など別の大きな一時所得がある年だけ、合算して確認しましょう。
まとめ
- 北摂7市は毎年プレミアム付商品券の激戦区。標準は還元40%前後だが、2026年は茨木100%・高槻実質175%と飛び抜けた市もあった
- 2026年9月時点で狙えるのは高槻市の「地元のお店応援券」第8弾のみ(利用〜2027年1月14日)
- 申込はPayPay型と独自アプリ・専用サイト型に大別。登録期限が申込期限より前のこともある
- 豊中市は商品券に加えて常設のマチカネポイントがあり、外れた年もカバーできる
- 来年に向けて、年度初めの検索リマインダー・市広報の登録・本人確認の先行を仕込んでおく
北摂で暮らしているなら、プレミアム商品券は「知っているかどうか」で年に1万円以上の差がつく制度です。来年の春、お住まいの市の名前で一度検索してみてください。

