こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
「最近iPhoneの電池がすぐ切れる」「夕方には充電が20%を切る」――そんなとき、真っ先に機種変更を考えていませんか?実は、不満が電池持ちだけなら、機種変更よりバッテリー交換のほうが圧倒的にお得です。
実は私自身、iPhone 14を4年間使い続けていて、昨年(2025年)にApple Storeでバッテリーを交換しました。交換後は電池持ちの不安がなくなり、機種変更せずに今も快適に使えています。
この記事では、Apple公式のバッテリー交換料金と新機種の価格を比べながら、交換を選ぶべき目安と、街の修理店ではなくApple Store(Apple公式)で交換したほうがいい理由をまとめます。料金は2026年11月3日時点でApple公式サイトの見積額を確認したものです。
機種変更とバッテリー交換、いくら違う?

まずはお金の比較から。Apple公式のバッテリー交換(保証対象外の場合)の見積額は、機種ごとに次のとおりです(税込)。
- iPhone Air/17 Pro・17 Pro Max/16 Pro・16 Pro Max:21,000円
- iPhone 17・17e/16・16 Plus・16e/15シリーズ/14シリーズ:17,200円
- iPhone 13シリーズ/12シリーズ/11/XR:15,600円
- iPhone SE(第2・第3世代):12,000円
一方、最新のiPhone 17はApple Storeで13万円前後から、Proモデルなら18万円前後からです。ざっくり言えば、交換なら1〜2万円、機種変更なら13万円以上。差額は10万円を超えます。
もちろん下取りや分割払いを使えば実質負担は下がりますが、それでも数万円は出ていきます。逆にバッテリー交換で2年延命できれば、その分だけ次の機種変更を先送りでき、浮いたお金をNISAの積立などに回すこともできます。社会人3年目の私の感覚でも、10万円は「旅行1回分」「遠征数回分」の大きな金額です。
iPhone 14を4年使っている私の場合
私のiPhone 14は購入から4年目に入りました。3年目ごろから最大容量が落ちてきて、Jリーグ観戦の遠征やカフェ巡りの日には、夕方にモバイルバッテリーが手放せない状態に。そこで機種変更も検討しましたが、動作もカメラも不満はなかったので、昨年Apple Storeでバッテリーを交換しました。
交換後は、朝から夜まで外出しても充電の残りを気にすることがほぼなくなりました。最新機種に買い替えていたら13万円以上かかったところを、交換代だけで済ませられたのは、家計的にもかなり大きかったです。
AppleCare+加入中なら0円の可能性も
AppleCare+に加入していて、バッテリーの最大容量が80%を下回っている場合は、追加料金なしで交換してもらえます。加入している人は、まず保証状況を確認しましょう。キャリアの端末補償サービスでも交換費用がカバーされる場合があるので、契約内容をチェックしてみてください。
バッテリー交換を選ぶべき人・機種変更すべき人
とはいえ、何でもバッテリー交換が正解というわけではありません。判断の目安はシンプルで、「電池以外に不満があるかどうか」です。
バッテリー交換がおすすめな人
- 最大容量が80%前後まで落ちている:設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で確認できます。80%前後が交換の目安です
- 動作の速さやカメラには満足している:不満が電池持ちだけなら、交換で体感はほぼ買ったときに戻ります
- まだiOSのアップデート対象:セキュリティアップデートが届く機種なら、安心して使い続けられます
- iPhone 13〜16あたりを使っている:性能的にもまだ現役で、延命の効果が大きい世代です
機種変更を考えたほうがいい人
- 最新iOSの対象外になった・なりそう:アップデートが止まった機種は、セキュリティ面でおすすめできません
- 画面割れや背面割れなど他の故障もある:修理費が積み重なると、機種変更との差が縮みます
- 容量不足や処理の重さに困っている:電池を替えてもストレージや性能は変わりません
- 新機能(カメラ性能など)が欲しい:これはもう、買い替えの楽しみとして割り切りましょう
なお、外出先で電池が心配なだけなら、モバイルバッテリーで乗り切るのも一つの手です。交換までのつなぎにも便利なので、選び方は下記記事も参考にしてください。

バッテリー交換はApple Store(公式)がおすすめな理由

街の修理店(非正規店)なら、バッテリー交換は数千円〜1万円程度と、Appleより安いことが多いです。それでも私は、交換するならApple Store(またはApple正規サービスプロバイダ)一択だと考えています。理由は次の4つです。
① 純正バッテリーで品質が確か
Appleではもちろん純正バッテリーを使い、交換後は専用の診断も行われます。非正規店のバッテリーは品質がまちまちで、電池持ちが期待ほど戻らなかったり、膨張などのトラブルが起きたりするリスクがゼロではありません。毎日持ち歩くスマホの電池だからこそ、安全性は妥協したくないところです。
② 「不明な部品」表示が出ない
非正規のバッテリーに交換すると、設定アプリに「不明な部品」といったメッセージが表示されることがあります。バッテリーの状態(最大容量)が正しく表示されない場合もあり、次に交換すべきタイミングが分かりにくくなります。
③ 今後のAppleの修理・サポートを受けやすい
一度非正規店で分解・修理した端末は、その後Appleでの修理を断られたり、対応が限定されたりすることがあります。せっかく延命して長く使うつもりなら、後で別の故障が起きたときにAppleへ持ち込める状態を保っておくほうが安心です。
④ 下取り・売却時に不利になりにくい
いずれ機種変更するとき、下取りや中古売却に出すことになります。非正規部品が入っている端末は査定が下がったり、下取り不可になったりするケースも。正規交換なら、最終的な売却額まで含めて損をしにくくなります。
差額は数千円〜1万円程度。この先2年以上使う端末の安心料と考えれば、十分に元が取れる差だと思います。
Apple Storeでバッテリー交換する手順

私が交換したときも、流れはとても簡単でした。大阪なら梅田・心斎橋にApple Storeがあり、仕事帰りや休日のついでに立ち寄れます。
- バッテリーの状態を確認:設定→バッテリー→バッテリーの状態と充電で最大容量をチェック
- Appleサポートで見積もり・予約:公式サイトやAppleサポートアプリから、Genius Barまたは正規サービスプロバイダの来店予約をします。予約なしだと待ち時間が長くなりがちです
- バックアップを取る:iCloudやパソコンにバックアップしておきましょう。修理前の基本です
- 「探す」をオフにする:修理前に「iPhoneを探す」の解除を求められることがあるので、Apple アカウントのパスワードを確認しておきます
- 来店して交換:部品の在庫があれば、当日中に受け取れることが多いです。混雑や在庫状況によっては預かりになる場合もあります
近くにApple Storeがない場合は、配送修理も選べます(配送料が別途かかります)。ただ配送だと数日iPhoneが手元からなくなるので、可能なら店舗かApple正規サービスプロバイダでの持ち込みがおすすめです。料金は最終的に診断後に確定するので、見積額はあくまで目安として考えてください。
支払いはクレジットカードでポイントも
Apple Storeでの修理代はクレジットカードで支払えます。どうせ払うならポイント還元のあるカードで払うのがお得。
交換後に電池を長持ちさせるコツ
せっかく新品の電池に替えたなら、なるべく劣化させずに使いたいですよね。日常でできる工夫をまとめておきます。
- 充電の上限設定を使う:対応機種では、設定から充電上限(80%など)を選べます。満充電を避けると劣化が緩やかになります
- 高温を避ける:真夏の車内や、充電しながらのゲーム・動画視聴は電池に負担がかかります
- 0%まで使い切らない:深い放電を繰り返さないよう、こまめに充電するのがおすすめです
- 品質の確かな充電器・ケーブルを使う:安すぎるノーブランド品は避けましょう
まとめ
- 電池持ちだけが不満なら、機種変更よりバッテリー交換:Apple公式で12,000〜21,000円(税込)、新機種との差は10万円以上
- 交換の目安は最大容量80%前後:AppleCare+加入中で80%未満なら無償交換
- 交換するならApple Store(公式):純正部品・今後のサポート・下取り価格まで含めて安心
- 予約とバックアップを忘れずに:在庫があれば当日受け取りも可能
4年目のiPhone 14を使っている私も、交換して本当によかったと感じています。「もう古いから買い替えかな」と思ったら、まずは設定アプリでバッテリーの状態をのぞいてみてください。1〜2万円の交換で、愛着のあるiPhoneがもう一度元気になるかもしれません。

