みんなの銀行とは?金利0.5%・手数料・Box機能を解説

スマホで銀行アプリを操作するイメージ キャッシュレス
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こんにちは。風読珈琲店のカエデです。

普段このブログでは、ドコモSMTBネット銀行や三井住友銀行など、実際に自分が使っている銀行の話をよく書いていますが、ネット銀行の金利比較記事を書くたびに、必ずと言っていいほど登場する名前があります。それが今日紹介する「みんなの銀行」です。

「スマホだけで完結する銀行」というキャッチコピーはよく見かけるものの、具体的に何がどう違うのか、実はきちんと調べたことがありませんでした。今日は、みんなの銀行の特徴・金利・手数料・便利な貯蓄機能まで、他のネット銀行と比べながらまとめてみます。


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みんなの銀行ってどんな銀行?運営元と特徴

スマートフォンで振込・入出金を操作するイメージ
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みんなの銀行は、福岡銀行や熊本銀行などを傘下に持つふくおかフィナンシャルグループ(FFG)の子会社である株式会社みんなの銀行が運営する銀行です。2021年5月28日にサービスを開始した、既存の勘定系システムを使わず、クラウド上でゼロから構築された日本発のデジタルバンクとして知られています。

  • 運営会社:株式会社みんなの銀行(ふくおかフィナンシャルグループの子会社)
  • サービス開始:2021年5月28日
  • 店舗:実店舗なし、口座開設から取引まですべてスマホアプリで完結
  • 通帳・印鑑・キャッシュカード:いずれも不要(ATM取引もアプリで操作)

いわゆる「ネット銀行」は、既存の銀行がインターネット取引に対応させた形が多いのに対し、みんなの銀行は最初からスマホ利用を前提にシステムそのものを新しく作った点が特徴です。通帳や印鑑を用意する必要がなく、口座開設の申し込みから本人確認、口座の利用開始まで、すべてアプリの中で完結します。同じ「ネット銀行」という括りでも、母体となるシステムの成り立ちからして違う、と考えるとわかりやすいかもしれません。

金利はどれくらい?普通預金・貯蓄預金

気になる金利ですが、2026年1月30日の改定で、普通預金金利は年0.50%、貯蓄預金金利は年0.60%に引き上げられました。メガバンクの普通預金金利が年0.001%〜0.02%程度であることを考えると、かなり高い水準です。

  • 普通預金金利:年0.50%(2026年1月30日改定)
  • 貯蓄預金金利:年0.60%(同上)
  • プレミアム会員の場合:貯蓄預金金利が年0.8%に上乗せ

以前、ネット銀行の普通預金金利をまとめて比較した記事でも、みんなの銀行を高金利のネット銀行の1つとして紹介しました。あおぞら銀行BANKやSBI新生銀行などと並んで、名前を挙げておきたい存在です。

普通預金金利ランキング2026|ネット銀行の高金利口座と選び方
2026年8月時点の普通預金金利を銀行ごとに比較。あおぞら銀行BANKは年1%前後、メガバンクも0.4%が標準になりました。金利ランキング、貯蓄用口座の選び方、金利以外に見るべき手数料・ペイオフ・経済圏との相性まで整理します。

目的別に貯められる「Box」機能とは

貯金・貯蓄をイメージした写真
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みんなの銀行のアプリには、「Box(貯蓄預金)」という、目的別にお金を分けて貯められる機能があります。最大20個までBoxを作成でき、それぞれに「旅行資金」「家電の買い替え」といった名前を付けて管理できるのが特徴です。

  • 作成数:最大20個まで目的別のBoxを作成可能
  • 自動積立:あらかじめ決めたスケジュールで、普通預金からBoxへ自動で資金移動
  • 金利:Box内の資金にも貯蓄預金金利が適用される

「旅行用に貯めているお金」と「生活費」が同じ口座に混ざっていると、つい使い込んでしまう……という経験がある方も多いのではないでしょうか。Box機能を使えば、アプリの中で視覚的にお金を仕分けられるので、目的ごとの貯蓄がしやすくなりそうです。

わたし自身は、共通口座とは別に個人の趣味用口座(ドコモSMTBネット銀行)を分けて管理していますが、1つの口座の中でさらに用途別に貯蓄を仕分けたい場合は、Boxのような機能があるとより細かくお金の流れを把握できそうだと感じました。「推し活資金」「旅行資金」のように名前を付けて分けられると、貯まっていく過程も見えやすくなり、モチベーションにもつながりそうです。

手数料はいくら?ATM・振込

スマホ決済・デジタルウォレットのイメージ
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手数料まわりも確認しておきます。ATM出金や他行宛振込には手数料がかかりますが、会員種別によって無料回数が変わる仕組みです。

  • ATM入金(セブン銀行ATM):無料
  • ATM出金(セブン銀行ATM):110円(税込)/回
  • みんなの銀行宛振込:無料
  • 他行宛振込:200円(税込)/回

ここで無視できないのが、25歳以下対象の「U25 Z割」では、ATM出金・他行宛振込がそれぞれ月3回まで無料になる点です。プレミアム会員(月額600円・税込、初回半年無料)なら、さらに月10回まで無料になります。日常的にATMや他行振込を使う頻度が高い方は、この優遇回数を踏まえて自分に合う会員種別を選ぶとよさそうです。

他のネット銀行と比べるとどう違う?

普通預金金利だけで見ると、みんなの銀行より高い水準のネット銀行もあります。主なネット銀行と並べて比べてみます。

銀行普通預金金利(年)特徴
みんなの銀行0.50%前後スマホ完結型のデジタルバンク。Box機能で目的別貯蓄がしやすい
あおぞら銀行BANK1.00%前後普通預金で1%の大台。シンプルな高金利が魅力
ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBI)0.4%前後〜ハイブリッド預金などの仕組みあり。dアカウント連携が強み

金利の高さだけを見るとあおぞら銀行BANKに軍配が上がりますが、みんなの銀行はBox機能による目的別貯蓄のしやすさや、25歳以下・プレミアム会員向けの手数料優遇など、日々の使い勝手の面でも工夫がある銀行だと感じます。金利の高さだけでなく、自分の使い方に合った機能があるかどうかも、銀行選びでは大事な視点です。

デビットカードやカードローンなどその他のサービス

みんなの銀行では、Visaデビットカードも発行できます。2025年5月からは物理カードの発行にも対応し、通常会員は発行手数料1,100円(税込)、プレミアム会員は無料で作成できます。買い物のたびに口座から即時引き落としされる仕組みなので、使いすぎを防ぎながらキャッシュレス決済を利用したい方に向いています。

また、みんなの銀行カードローンも用意されており、金利は年1.5%〜14.5%のレンジで、利用者の属性や利用状況に応じて適用金利が決まります。カードローンの利用を検討する際は、他行の商品ともあわせて条件を比較するのがおすすめです。金利には幅があるため、実際に自分に適用される金利は、審査結果を確認してから判断するようにしましょう。

どんな人におすすめ?口座開設の条件

口座開設は、満15歳以上であれば本人だけで手続きが可能です。マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなどの本人確認書類を用意すれば、来店不要でスマホから申し込めます。高校生・大学生でも自分名義の口座を持てる点は、学生のうちからお金の管理を始めたい方にとって心強いポイントです。

向いていそうなのは、次のようなタイプの方です。

  • 通帳・印鑑・来店なしで、すべてスマホで完結させたい方
  • 普通預金・貯蓄預金の金利をできるだけ高くしたい方
  • 目的別に貯金を分けて管理したい方(Box機能を活用したい方)
  • 25歳以下で、ATM・振込手数料の優遇を受けたい方

反対に、通帳を手元に残しておきたい方や、窓口で相談しながら手続きをしたい方には、みんなの銀行のスマホ完結スタイルは少し不安に感じられるかもしれません。ネット銀行選びで迷っている方は、以前まとめた選び方の記事もあわせて参考にしてみてください。

2026年最新!ネット銀行の選び方
2026年も中盤に差し掛かり、私たちの生活に欠かせない「お金の置き場所」に大きな変化が起きています。特にネット銀行界隈では、2026年に入ってから金利の引き上げ競争が加速しており、これまで「当たり前」だと思っていたメガバンクやゆうちょ銀行との格差が、無視できないレベルまで広がりました。

Q. 預金はきちんと保護される?

A. みんなの銀行は預金保険制度の対象金融機関です。他の銀行と同様、1つの金融機関ごとに元本1,000万円までとその利息等が保護される仕組みなので、「デジタルバンクだから保護が薄い」ということはありません。

Q. 給与振込先として指定できる?

A. 給与振込にも対応しています。過去には、みんなの銀行を給与振込口座に指定したプレミアム会員向けに、特典を受け取れるキャンペーンも実施されていました。キャンペーンの実施有無や内容は時期によって変わるため、興味がある方は公式サイトで最新情報を確認してみてください。

https://www.minna-no-ginko.com/

Q. デメリット・注意しておきたい点は?

A. 実店舗がないため、窓口で相談しながら手続きしたい方には不向きです。また、現金の入出金はセブン銀行ATMなど提携ATM経由に限られるので、普段よく使うATMが対応しているか事前に確認しておくと安心です。他行宛振込手数料も、無料回数を超えると1回200円かかるため、振込の頻度が多い方は無料回数の範囲を意識しておくとよいでしょう。

とはいえ、こうした注意点はスマホ完結型のネット銀行に共通するものが多く、みんなの銀行だけが特別に不便というわけではありません。金利の高さやBox機能などのメリットとあわせて、自分の使い方に合うかどうかを判断材料にするとよさそうです。


まとめ

  • みんなの銀行はふくおかフィナンシャルグループ子会社が運営する、スマホ完結型の日本発デジタルバンク
  • 普通預金金利0.50%・貯蓄預金金利0.60%(プレミアム会員は0.8%)と高水準
  • 目的別に最大20個まで貯められる「Box」機能で、貯金の使い込みを防げる
  • ATM出金110円・他行宛振込200円だが、U25 Z割(25歳以下)は月3回、プレミアム会員は月10回まで無料
  • 満15歳以上なら本人だけでスマホから口座開設が可能

金利・手数料・貯蓄のしやすさのバランスを見ると、ネット銀行選びの候補にじゅうぶん入ってくる銀行だと感じました。すでに口座を持っている方は、今回の金利改定を機にBox機能を活用してみるのもよさそうです。メインバンクを一本化するかどうかは別として、生活費とは別に「目的別の貯蓄専用口座」として1つ持っておく、という使い方も選択肢の1つになりそうです。

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