こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
Jリーグのアウェイ遠征や長崎への帰省、妻の実家がある長野への移動など、ビジネスホテルに泊まる機会はけっこう多いです。駅近で予約しやすいアパホテルを選ぶことも多く、「アパホテルのクレジットカードって作ったほうが得なの?」と気になって調べてみました。
結論から言うと、年会費永年無料の「アパクラシックカードVisa」は、アパホテルに年に数回以上泊まる人ならオススメです。一方で、アパホテル以外での還元率は0.5%と低く、メインカードには向きません。この記事では、エポスカード・アパホテルの公式情報をもとに、アパカードVisaのメリットとデメリット、向いている人を整理します。
アパカードVisaとは?3種類の違い

アパカードVisaは、アパホテルとエポスカードの提携クレジットカードです。申し込めるのは18歳以上の「アパホテル会員」で、カード裏面に会員番号が印字されます。種類は次の3つです(2026年10月時点)。
- アパクラシックカードVisa:年会費永年無料。アパ直でのカード利用でアパポイントが+1%
- アパゴールドカードVisa:年会費5,000円(税込)。年間50万円以上の利用で翌年以降無料。アパポイントが+2%
- アパステイヤーズクラブカード プラチナ:年会費20,000円(税込)。招待制で、アパポイントが+3%
国際ブランドはVisaのみ。発行会社はエポスカードなので、普段の買い物ではエポスポイント(200円で1ポイント=0.5%)が貯まり、エポスカード共通の優待(エポトクプラザ、マルイの10%OFF期間など)も使えます。

アパホテル会員制度のおさらい(2026年5月改定後)
カードの価値を考えるには、アパホテル会員のポイント制度を知っておく必要があります。2026年5月1日に会員制度が改定され、それまで別々だった「オンライン予約ボーナス」「支払ボーナス」が廃止され、代わりに基本ポイント+ステイタスポイントが一律2%アップしました。
- ステイタス:レギュラー/シルバー(年2泊〜)/ゴールド(年10泊〜)/エグゼクティブ(年20泊〜)/プレジデント(年50泊かつ宿泊額30万円以上)の5段階
- アパ直経由:ステイタスに応じて最大12%(1秒チェックインボーナス+1%を含む)
- 提携カード利用時:最大15%
- アパ直以外の予約サイト経由:原則1%
アパカードVisaのメリット・オススメポイント

1. アパ直予約でアパポイントが+1〜3%上乗せ
最大のメリットは、アパ直で予約してアパカードVisaで支払うと、会員ステイタスのポイントに提携カードボーナス(クラシック+1%・ゴールド+2%・プラチナ+3%)が上乗せされることです。一般のクレジットカードで支払う場合と比べて、クラシックでも1%分お得になります。
2. エポスポイントも3倍(1.5%)でダブル取り
アパホテルの宿泊代をカードで払うと、エポスポイントが通常の3倍(1.5%)になります。アパポイントとエポスポイントを同時に貯められるので、たとえばレギュラー会員がアパ直+1秒チェックイン+クラシックカードで泊まる場合、アパポイント8%前後+エポスポイント1.5%で、合計9%台の還元が目安になります(ステイタス別の正確な付与率はアパホテル公式で確認してください)。
3. 新規入会特典が宿泊向けで使いやすい
2026年10月時点の新規入会特典は、アパ直専用クーポン2,000円分と、入会後4カ月間の宿泊代5%OFF(何度でも)です。遠征や帰省の予定が数カ月以内に入っている人なら、入会のタイミングを合わせるだけで実質的な割引が大きくなります。
4. チェックアウト1時間延長
アパ直のマイページにエポスカードを登録してアパ直経由で予約すると、通常11時のチェックアウトが12時に延長されます。サッカーのナイトゲーム翌日や、朝が遅めの移動の日にはありがたい特典です(空室状況などにより不可の場合あり)。
5. 年会費無料で「持っておくだけ」ができる
クラシックは年会費永年無料なので、年に数泊しかしない人でもコストゼロで持てます。旅行代金をエポスカードで払えば海外旅行傷害保険(利用付帯)も付くので、旅行用のサブカードとしても使えます。
アパカードVisaのデメリット・注意点

1. アパホテル以外では還元率0.5%
普段の買い物では、エポスカード共通の200円につき1ポイント(0.5%)しか貯まりません。還元率1%以上のカードが多い今、日常のメインカードにするのは非効率です。カエデ家でも、生活費は三井住友カード ゴールド(NL)、Amazonは Amazon Prime Mastercard、趣味の出費はJAL CLUB ESTと使い分けているので、アパカードを作るとしても「アパホテル専用」の位置づけになります。
2. ボーナスはアパ直経由が前提
提携カードボーナスや会員ポイントの高還元は、公式予約サイト「アパ直」経由が前提です。楽天トラベルやじゃらんなど他の予約サイト経由だと、アパポイントは原則1%になってしまいます。また、入会特典の5%OFFも、アパ直以外のネット予約、アパ直参画ホテル、海外のアパホテルは対象外です。
3. スマホ決済経由ではエポスポイント3倍の対象外
Apple Pay・d払い・PayPayなどにエポスカードを登録して支払った場合は、エポスポイント3倍や入会特典の5%OFFの対象外です。アパホテルではカード本体(またはエポスかんたん決済)で直接支払う必要があります。
4. すでにエポスカードを持っていると入会特典なし
過去にエポスカードに入会したことがある人は、カードデザインに関係なく新規入会特典の対象外です。既存のエポスカードからアパカードVisaへの切り替えはできますが、所定の費用がかかる場合があります。エポスゴールドを招待で無料で持っている人は、切り替えでゴールドの条件がどうなるかも事前に確認しておきたいところです。

5. ゴールドの年会費は元を取りにくい
アパゴールドカードVisaのクラシックとの差は、アパポイントの+1%分です。年会費5,000円の元をこの差だけで取るには、アパホテルで年50万円の宿泊が必要になります。年間50万円以上カードを使えば翌年以降は無料になりますが、そのためにメインカードの利用を移すと、他のカードで得られたポイントを失います。多くの20代にとってはクラシックで十分でしょう。
6. ポイントの使い道とキャッシュバック単位
- 宿泊料金への充当:アパ直で100ポイント単位。1泊1室あたりの上限は宿泊料金に応じて最大3,000ポイント(2026年5月改定)
- 現金キャッシュバック:5,000ポイント単位でフロントにて交換(一部ホテルは非対応)
- 有効期限:付与から約2年
年に1〜2泊だと5,000ポイントに届く前に期限が来ることもあります。少ないポイントは宿泊料金への充当で使い切るのが現実的です。
アパカードVisaが向いている人・向いていない人
向いている人
- 出張・遠征・帰省などでアパホテルに年に数回以上泊まる
- 予約はアパ直でする(または、するようにできる)
- エポスカードを持ったことがなく、入会特典を使える
- 旅行用のサブカードを年会費無料で1枚持ちたい
向いていない人
- アパホテルにはほとんど泊まらない
- ホテルは楽天トラベルなどの予約サイトでまとめてポイントを貯めたい
- 1枚のカードで日常も旅行も高還元を狙いたい(メインカード候補を探している)
20代向けのメインカード選びは、下記記事も併せてご確認ください。

まとめ
- アパカードVisaは3種類。年会費永年無料のクラシックが基本の選択肢
- アパ直+カード払いでアパポイント+1〜3%、エポスポイントも3倍(1.5%)
- 新規入会特典はアパ直クーポン2,000円分+4カ月間の宿泊代5%OFF
- デメリットはアパホテル以外0.5%、アパ直以外は対象外、スマホ決済経由は対象外
- ゴールドの年会費5,000円は、アパで年50万円泊まらないと差額で元が取れない
アパホテルに泊まる機会がある人なら、クラシックを「アパ専用カード」として1枚持っておくのが一番バランスのいい使い方です。特典や還元率は変更されることがあるので、申し込み前にエポスカード・アパホテルの公式サイトで最新条件を確認してください。それでは、また風読珈琲店でお会いしましょう。

