三菱UFJカード海外手数料4.50%へ改悪|11月から・安いカードと対策

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こんにちは。風読珈琲店のカエデです。

年末年始の海外旅行を計画している人に、見逃せないお知らせです。三菱UFJニコスが、外貨でカードを使ったときにかかる「海外事務手数料」を2026年11月から税込4.50%へ引き上げます。これまで国内カードの多くは3.6〜3.9%程度だったので、業界でもかなり高い水準になります。

この記事では、公式発表をもとに「何が・いつから・どれくらい」変わるのかを整理し、10万円使った場合の負担増の試算と、今からできる対策(手数料が安いカードへの切り替えなど)をまとめます。


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三菱UFJニコスの海外事務手数料はどう変わる?

クレジットカードでの支払い
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2026年5月15日に三菱UFJニコスが発表した改定内容は次のとおりです(金額はすべて税込)。

ブランド改定前改定後
Visa3.85%4.50%
Mastercard3.85%4.50%
JCB2.04%4.34%
アメリカン・エキスプレス2.00%4.30%
税抜ではどのブランドも一律4.09%。出典:三菱UFJニコス公式発表(2026年5月15日)

Visa・Mastercardの値上げ幅は0.65ポイントですが、JCBとアメックスは手数料がほぼ2倍以上に跳ね上がります。これまで「三菱UFJカードは海外ならJCBかアメックスが安い」と使い分けていた人ほど影響が大きい改定です。

外貨でのショッピングご利用代金を円貨へ換算するための事務処理手数料改定のお知らせ|クレジットカードなら三菱UFJニコス

適用はいつから?

  • 三菱UFJカード:2026年11月16日(月)の利用分から
  • NICOSカード:2026年11月6日(金)の利用分から
  • 注意点:適用開始前に使った分でも、お店からの売上データの受信日によっては新しい手数料になることがある

海外のお店は売上データの送信が数日〜数週間遅れることもあります。11月上旬の旅行でも新しい手数料がかかる可能性があるので、「ギリギリ前だから大丈夫」とは考えない方が安全です。

対象になるカード

  • 三菱UFJニコスが発行するカード:三菱UFJカード、NICOSカード、DCカードなど
  • 提携先(フランチャイジー)が発行するカード:同じ内容で改定されると案内されている
  • 例外:「一部のカードは対象外」とされている。たとえばJALカード(三菱UFJニコス発行分)は、Visa・Mastercardが従来どおり3.63%、アメックスは3.43%と別の料率

手元のカードが対象かどうかわからないときは、カード裏面の発行会社名を確認し、会員サイトのお知らせを見るのが確実です。

そもそも海外事務手数料とは?日本語サイトでもかかる

海外事務手数料は、外貨で支払った金額を円に換算するときに、国際ブランドの為替レートへカード会社が上乗せする手数料です。明細に「手数料」と別の行で出るのではなく、換算レートに含まれて請求されるので、気づきにくいのが特徴です。

  • 海外旅行での買い物・ホテル代:現地通貨で払えば対象
  • 海外の通販・サブスク:ドル建てで決済されるサービスも対象
  • 日本語表記のサイト:画面が日本語でも、決済が外貨なら対象になる
  • 海外ATMでのキャッシング:ショッピングとは別の手数料・金利体系なので注意

海外旅行に行かない人でも、ドル建てのアプリ課金や海外通販で知らないうちに払っていることがあります。「自分は関係ない」と思わず、外貨決済をしていないか明細を一度確認してみてください。

10万円使うといくら損する?負担増を試算

手数料を計算する電卓
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海外旅行で10万円分を外貨で支払った場合の手数料を比べてみます(為替レート自体の変動は考えない単純計算です)。

ブランド改定前改定後負担増
Visa/Mastercard3,850円4,500円+650円
JCB2,040円4,340円+2,300円
アメックス2,000円4,300円+2,300円
外貨で10万円分を決済した場合の手数料(税込・単純計算)

夫婦で海外旅行に行き、ホテル・食事・お土産で30万円使えば、JCB・アメックスだと手数料だけで約1.3万円、改定前より約7,000円の負担増です。還元率1%のカードなら、ポイントで取り戻せるのは3,000円分ほど。手数料の方がずっと大きいことがわかります。

海外事務手数料が安いカードはどれ?主要カードを比較

改定後の三菱UFJニコスと、主要なカード会社の海外事務手数料を並べました(税込、Visa・Mastercardを中心に2026年10月時点の各社公表値・比較サイトの集計をもとにしています)。

カード会社手数料(税込)10万円使ったとき
イオンカード(全ブランド)1.60%1,600円
JCB発行のカード(JCB カード W など)1.60%1,600円
三井住友カード(Visa・Mastercard)3.63%3,630円
楽天カード3.63%3,630円
セゾン・エポス・dカード・PayPayカードなど3.85%3,850円
三菱UFJニコス(改定後・Visa/Mastercard)4.50%4,500円
料率は変更されることがあるため、申し込み前に各社公式サイトで最新の数値を確認してください

ポイントは、同じ「JCBブランド」でも、発行会社によって手数料がまったく違うことです。JCBが自社で発行するカードは1.60%ですが、三菱UFJニコスが発行するJCBブランドのカードは改定後4.34%になります。「ブランド」ではなく「発行会社」で選ぶのがコツです。

海外事務手数料の値上げは、三菱UFJニコスだけの動きではありません。ここ1〜2年でほかのカード会社も相次いで引き上げています。最近のキャッシュレスの改悪は、下記記事にまとめています。

キャッシュレス改悪まとめ2026|施行日順の一覧と対策【随時更新】
2025〜2027年のキャッシュレス改悪を施行日順の一覧表で整理。PayPay、dカード還元率0.5%化、V NEOBANK1.25%化と終了、三菱UFJニコス海外手数料4.50%、ウエル活上限縮小、イオンWポイントデー終了まで、変更前後の数値と損しない対策をまとめます。

今すぐできる対策4つ

海外の街での買い物
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1. 海外ではメインカードを切り替える

三菱UFJカードを国内のメインカードとして使い続けるのは問題ありません。ただし、海外や外貨決済だけは手数料の安いカードに切り替えるのがおすすめです。年に1回でも海外に行くなら、手数料1.60%のJCB発行カードやイオンカードを「海外用」として1枚持っておくと安心です。

2. 海外サブスク・通販の支払い先を見直す

ドル建てのサブスクやアプリ課金を三菱UFJニコスのカードで払っている場合、11月以降は毎月4.50%が上乗せされます。金額は小さくても毎月かかり続けるので、支払いカードを登録し直しておきましょう。

3. 「円で払いますか?」には外貨で答える

海外のお店や空港で「日本円で払いますか?」と聞かれる仕組みを、DCC(自国通貨建て決済)といいます。一見わかりやすいですが、お店側の換算レートに独自の上乗せがあり、カードの海外事務手数料より割高になることが多いです。基本は現地通貨を選び、手数料の安いカードで払うのが鉄則です。

4. 改定前の駆け込み決済は過信しない

前述のとおり、適用日は「利用日」だけで決まりません。売上データの受信が適用日以降になれば新しい手数料になるため、ホテルの事前決済などを11月中旬直前に慌てて入れても、得になるとは限りません。

カエデ家の場合:海外・外貨決済はどのカード?

我が家の生活費は三井住友カード ゴールド(NL)、Amazonでの買い物はAmazon Prime Mastercardがメインで、今回の改定の対象カードは持っていません。三井住友カードの海外事務手数料は3.63%なので、改定後の三菱UFJニコスより10万円あたり約900円安い計算です。

とはいえ、3.63%も決して安くはありません。夫婦で海外旅行に行くなら、1.60%のカードを旅行専用に用意した方が、ポイント還元の差を考えても得になりそうです。今回の改定をきっかけに、我が家でも「海外用の1枚」を検討しています。

20代向けのクレジットカードの選び方は、下記記事も併せてご確認ください。

【2026年】20代学生・社会人向けクレジットカードまとめ
2026年に入り、クレジットカードのポイント還元率や特典、そして各社の「経済圏」を巡る状況は、かつてないほど複雑化しています。SNSや掲示板では「最強のカードはどれか」「この組み合わせが今の最適解だ」といった議論が、毎日のように熱く交わされています。

Agodaなど海外の予約サイトを使うときの注意点は、下記記事も併せてご確認ください。

Agodaは危険?やめとけと言われる7つの理由と安全な使い方
Agoda(アゴダ)は危険?運営はシンガポールの会社で、Booking.comと同じBooking Holdingsグループ。偽サイトではありませんが、予約が届いていない・二重請求・返金不可・現地の追加請求などのトラブル例があります。7つの理由と予約前後のチェックポイント、相談先を解説します。

まとめ

  • 改定内容:三菱UFJニコスの海外事務手数料が税込4.50%(Visa・Mastercard)、4.34%(JCB)、4.30%(アメックス)へ
  • 適用日:三菱UFJカードは2026年11月16日、NICOSカードは11月6日の利用分から(売上データの受信日で前後あり)
  • 影響:10万円の外貨決済で、Visa・Mastercardは+650円、JCB・アメックスは+2,300円
  • 対策:海外・外貨決済だけ1.60%前後の安いカードに切り替え、DCCでは現地通貨を選ぶ

海外事務手数料は明細に表示されにくいぶん、気づかないうちに損をしやすい費用です。年末年始の旅行前に、手元のカードの発行会社と料率を一度チェックしておきましょう。

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