こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
先日、フィギュアスケート観戦の始め方をまとめました。テレビで見ているうちに「自分でも滑ってみたいね」という話に妻となり、関西で通年営業しているスケートリンクを調べました。

意外だったのが、神戸市内には一年じゅう滑れるリンクがないこと。関西でいつでも滑れる屋内リンクは、大阪・兵庫(西宮)・京都・滋賀に点在しています。この記事では通年営業のリンクを地域別に、料金・貸靴・アクセス・初心者向けかどうかで整理します。あわせて、フィギュアの大会やアイスショーを「観られる」会場もまとめました。
※料金・営業時間・一般滑走の時間帯は変動します。貸切や大会で一般開放がない日もあるため、行く前に必ず各施設の公式サイトで最新情報を確認してください(本記事は2026年9月6日時点で確認した情報です)。
その前に:関西の「通年リンク」事情
スケートリンクには、一年じゅう営業している「通年リンク」と、冬だけ製氷される「季節営業リンク」があります。関西の通年リンクは次の考え方で覚えると分かりやすいです。
- 大阪市内・大阪南部:浪速(なんば)、臨海(高石)、関空(りんくうタウン)
- 阪神間:ひょうご西宮アイスアリーナ(神戸方面から通うならここが最寄り)
- 京都・滋賀:木下アカデミー京都(宇治)、木下カンセー=滋賀県立(大津)
冬季限定のリンク(尼崎スポーツの森、京都アクアアリーナ、全日本選手権の会場になる門真の東和薬品RACTABドームなど)は記事の後半でまとめて触れます。
大阪で一年中滑れるリンク

| リンク | 所在地 | 大人 | 子ども | 貸靴 |
|---|---|---|---|---|
| セントラルスポーツプラザ浪速 | 大阪市浪速区 | 約1,400円 | 約600円 | 約400円 |
| 大阪府立臨海スポーツセンター | 高石市 | 約1,500円 | 約950円 | 約530円 |
| 関空アイスアリーナ | 泉佐野市 | 約1,800円 | 約1,100円 | 約500円 |
セントラルスポーツプラザ浪速アイススケートリンク(大阪市浪速区)
- 南海・地下鉄「なんば」から徒歩5分圏内。関西の通年リンクでいちばん街なかにあり、思い立って寄れる
- 国際規格サイズ(60×30m)。小さな子ども向けのソリの貸出、ヘルメット・プロテクターのレンタルもある
- スクールやクラブの利用も多いので、一般滑走の時間帯を事前に確認しておくと安心
大阪府立臨海スポーツセンター(高石市)
- 南海本線「北助松」から徒歩圏。フィギュア・アイスホッケー・スピードスケートの競技にも対応する本格リンク
- 初心者スケート教室や競技会も開かれる。府立施設なので料金は比較的おさえめ
- 関西のブロック大会や記録会の会場にもなる。滑るだけでなく「観る」でも使える
関空アイスアリーナ(泉佐野市・りんくうタウン)
- JR・南海「りんくうタウン」から徒歩5分。2019年12月オープンの新しい施設で、メインリンクのほかカーリング用のサブリンクもある
- 観客席が約1,500席あり、日本オリンピック委員会のフィギュアスケート強化拠点(NTC)にも指定されている。トップ選手が練習していることも
- 料金はやや高めだが、設備は新しく快適。関空観光とあわせやすい立地

兵庫(阪神間):ひょうご西宮アイスアリーナ

神戸市内には通年リンクがないため、神戸方面から通うならここが現実的な選択肢です。阪神電車「甲子園」からバス、または「鳴尾・武庫川女子大前」方面からアクセスします。
- 兵庫県内で初めての通年リンクとして2013年に開業。太陽光発電を使ったエコリンク
- 国際規格のメインリンクに加え、初心者向けのサブリンクがあるのが大きな特徴。3歳から参加できる教室も充実
- トップ選手の練習拠点でもある。貸靴が無料なのは初挑戦にありがたい(2026年時点、料金改定の可能性あり)
- 一般営業は平日と土日祝で時間帯が違う。公式サイトのスケジュールを必ず確認

京都・滋賀の通年リンク
木下アカデミー京都アイスアリーナ(宇治市)
- JR奈良線「宇治」やその周辺から。国際規格リンクと初心者向けリンクの2面構成
- 平日は大人1,200円前後、土日祝は1,500円前後。4歳から参加できるスクールや、3歳からの短期教室もある
- 京都市内に通年リンクはなく、京都で一年じゅう滑るならこの宇治のリンクが拠点になる

木下カンセーアイスアリーナ(滋賀県立アイスアリーナ・大津市)
- JR「瀬田」から。国際規格(1,800㎡)のリンクに約2,400席の観客席を備える県立施設
- 大人1,300円前後・子ども600円前後と、通年リンクの中では料金がやさしい。500円のワンコイン体験教室もある
- 関西・近畿の競技会がよく開かれる会場。滑る目的でも観る目的でも使いやすい
番外:関西大学たかつきアイスアリーナ(高槻市)
高槻キャンパスにあるリンクで、普段は関西大学のアイススケート部や提携スクールの利用が中心です。ただし、高槻市と共催の「市民ウインタースポーツデイ」や初心者スケート教室など、一般向けに開放されるイベントが年に数回あります。北摂エリアに住んでいる人は、こうした市民イベントの告知をチェックしておくと近場で滑れます(次回の一般開放日は都度発表)。
冬季限定でオープンするリンク
通年ではありませんが、冬に滑るならこれらも選択肢になります。
- 尼崎スポーツの森 アイススケートリンク(尼崎市):夏は50mプール、冬(おおむね10月〜4月上旬)はリンクに転換。西日本最大級のスポーツ施設
- 京都アクアアリーナ(京都市西京区):11月〜3月にリンクを開設。メイン・サブの2面があり、国内競技会も開かれる
- 東和薬品RACTABドーム(門真市):12月下旬〜4月上旬に製氷。2026年12月の全日本フィギュアスケート選手権の会場。一般滑走が設定される日もある
「観る」ほうの関西:大会とアイスショー

- 全日本選手権2026:2026年12月24〜27日、大阪府門真市・東和薬品RACTABドーム。関西でトップレベルの試合を生で見られる年に一度の機会
- ブロック・地方大会:木下カンセー(滋賀)、臨海スポーツセンター(高石)、京都アクアアリーナなどで近畿選手権や記録会が行われる。入場無料の大会もある
- アイスショー:東和薬品RACTABドーム(スターズ・オン・アイスの大阪公演など)、大阪城ホール、神戸ワールド記念ホールがアイスショーの会場として使われることがある。公演スケジュールは主催者の発表を確認
大会のチケットの取り方や見どころは、観戦ガイドにまとめています。門真での全日本選手権2026にしぼった観戦ガイド(チケットの流れ・門真南駅までの行き方)も用意しました。


初めて滑るときの持ち物とコツ
- 手袋は必須:転んだとき手を保護する。軍手でもいいので必ず持参。多くのリンクで手袋なしは注意される
- 服装:動きやすく、少し厚手のパンツ(転ぶと濡れる)。上は脱ぎ着できる重ね着。ニット帽もあると安心
- 貸靴のサイズ:普段より0.5〜1.0cm大きめを目安に、かかとを合わせて紐をしっかり締める。ゆるいと足首がぐらつく
- フィギュア靴とホッケー靴:貸靴はフィギュア型が多い。つま先の「ギザギザ(トウピック)」は歩行用ではなく、初心者は引っかけて転びやすいので注意
- 転び方:後ろに手をつくと手首を痛めやすい。おしり〜横向きに倒れる、起きるときは四つん這いから片膝を立てる
- 最初の1時間:壁づたいでOK。すり足で「歩く」→「片足で少し滑る」の順。無理にスピードを出さない
アクセスとお得のメモ
- 関西の通年リンクは駅から徒歩5〜15分が多い。電車移動なら交通系ICやPiTaPaが便利。関西の交通系決済の選び方は別記事にまとめています
- 車で行く場合、府立・県立施設(臨海、滋賀県立)は駐車場が広め。関空アイスアリーナはりんくうプレミアム・アウトレット周辺の駐車場も使える
- 多くのリンクが「一般滑走」「貸切」「教室」で時間を区切っている。行ってみたら貸切で滑れなかった、を避けるため公式サイトの当日スケジュールを必ず確認
- 回数券やナイター割引、平日割引がある施設も。頻繁に通うなら公式サイトの料金ページをチェック

よくある質問
Q. 神戸市内で一年じゅう滑れるリンクは本当にないの?
2026年9月時点で、神戸市内に通年営業の屋内スケートリンクはありません。神戸方面からいちばん近い通年リンクはひょうご西宮アイスアリーナです。冬季はポートアイランドなどに期間限定リンクが登場する年もあるので、シーズン前に告知を確認してください。
Q. 初心者に一番おすすめのリンクはどこ?
初心者向けのサブリンクがあるひょうご西宮アイスアリーナか、料金がやさしく体験教室のある木下カンセーアイスアリーナ(滋賀)。大阪市内で気軽に、ならセントラルスポーツプラザ浪速です。
Q. スケート靴は買ったほうがいい?
月1回程度なら貸靴で十分です。週1以上通うようになったら、足に合った靴のほうが上達も早く快適です。まずは何回か貸靴で滑って、続けられそうか見極めてからで遅くありません。
まとめ
- 関西で一年じゅう滑れる通年リンクは、大阪(浪速・臨海・関空)/兵庫(西宮)/京都(宇治)/滋賀(大津)
- 神戸市内に通年リンクはなく、最寄りはひょうご西宮アイスアリーナ
- 初挑戦なら、初心者リンクのある西宮か、料金がやさしく体験教室のある滋賀県立が入りやすい
- 料金・営業時間・一般滑走の時間帯は変わるので、行く前に必ず公式サイトを確認
- 「観る」なら2026年12月の全日本選手権(門真)、滋賀・京都のブロック大会、大阪・神戸のアイスショー会場
- 持ち物は手袋が必須。転び方だけ先に知っておくとケガをしにくい
次の休みは、妻と西宮のリンクに行ってみるつもりです。見るのと滑るのは全然ちがう競技に感じられて、それがまた面白いんですよね。

