こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
2026年9月11日(金)、アンソロジー『今夜も、ぼっち飯』(実業之日本社)の発売を記念して、三浦しをんさんと矢部太郎さんの特別対談がZoomで配信されました。紀伊國屋書店の全国71店舗で対象書籍を購入した人が参加できる、購入者限定のオンラインイベントです。
イベントはすでに終了しています。この記事では開催概要を記録として残しつつ、9名の書き手が「ひとりごはん」を描いたこの本の読みどころと、一人の食事の時間の楽しみ方をまとめます。
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「今夜も、ぼっち飯」発売記念オンラインイベントの概要

紀伊國屋書店の全国71店舗を対象に、購入者限定のオンライントークイベントがZoomで配信されました。対象書籍を店頭で購入した人が、レシートのバーコードから参加登録する仕組みでした。
- 開催日時:2026年9月11日(金)20:00〜21:00 ※終了
- 出演:三浦しをんさん×矢部太郎さん(特別対談)
- 開催形式:Zoom配信(購入者限定・期間限定のアーカイブ配信あり)
- 店頭購入期間:2026年7月21日(火)〜9月10日(木)
- 参加登録期限:2026年9月11日(金)20:00まで
- 対象店舗:紀伊國屋書店 全国71店舗
購入という行動がそのままオンラインイベントの参加権になる形式で、期間限定のアーカイブ配信も用意されていました。

版元である実業之日本社の公式アカウントでも、刊行にまつわる情報が発信されています。

「今夜も、ぼっち飯」はどんな本?

『今夜も、ぼっち飯』は、「一人でごはんを食べる」という誰もが経験する日常のワンシーンを切り口にした書き下ろしアンソロジーです。太田紫織さん、荻原浩さん、織守きょうやさん、久住昌之さん、嶋津輝さん、三浦しをんさん、望月麻衣さん、八木沢里志さん、矢部太郎さんという、ジャンルも作風もまったく異なる9名の書き手が集結しているのが最大の特徴です。
小説家、コミックエッセイの描き手、漫画原作者など多彩な顔ぶれが「食」を通して人生の断片を描くという構成で、一話ごとの読み切り形式なので、忙しい日でも短い時間で読み進められるのも嬉しいポイントです。価格は税込1,980円、実業之日本社から2026年7月23日に発売されました。

収録メンバーの豪華さに注目
『まほろ駅前多田便利軒』などで直木賞を受賞した三浦しをんさんは、独特のユーモアと人間観察眼で知られる小説家です。今回のオンラインイベントでは、そんな三浦さんと、芥川賞候補にもなった漫画『大家さんと僕』シリーズで幅広い層から支持を集める矢部太郎さんが対談するとのことで、「食」というテーマをそれぞれどんな視点で切り取っているのか、対談で語られる制作の裏側にも興味が湧きます。
ほかの収録作家陣も個性豊かな顔ぶれです。ミステリー作品を得意とする太田紫織さん、『明日の記憶』などの映像化作品でも知られる直木賞作家の荻原浩さん、法廷ミステリーからホラーまで幅広く手がける織守きょうやさん、漫画『孤独のグルメ』の原作者としても有名な久住昌之さん、大阪を舞台にした作品も手がける嶋津輝さん、京都を舞台にした人気シリーズで知られる望月麻衣さん、『阪急電車』などで知られる八木沢里志さんと、それぞれ得意なジャンルも作風もまったく異なるからこそ、一冊の中で「食」の描き方の違いを読み比べられるのが、このアンソロジーならではの醍醐味だと思います。
- アンソロジー:複数の作家が同じテーマのもとに競作する短編集の形式。作風の違いを読み比べられるのが醍醐味
- コミックエッセイ:作者自身の日常や体験を漫画形式で描いたエッセイ作品。矢部太郎さんの代表ジャンル
- 読み切り形式:各話が独立した物語として完結している構成。途中から読んでも楽しめる
一人の作家の長編小説をじっくり読むのも良いですが、複数の作家の短編を一冊で読み比べられるアンソロジーは、「気になる作家を新しく見つける入口」としても優秀なフォーマットです。今回のように普段は交わらないジャンルの書き手同士が同じテーマで競作するケースは珍しく、読み終えたあとにそれぞれの代表作を手に取ってみたくなる、そんな読書の広がりを期待できる一冊だと感じています。
「ひとりごはん」という時間の楽しみ方

一人で外食したり、自炊した一皿をゆっくり味わったりする時間は、慌ただしい日常の中で自分のペースを取り戻せる貴重なひとときです。『今夜も、ぼっち飯』というタイトルには、そうした「一人の食事」をネガティブに捉えず、肯定的に味わおうという温かさが感じられます。
購入がそのままオンラインイベントへの参加権になる仕組みは、地方に住む読者でも著者の声を聞ける、書店イベントの新しい形です。こうした企画は今後も各書店で増えていきそうです。
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まとめ
『今夜も、ぼっち飯』は、「一人でごはんを食べる」という誰もが経験する日常を切り口に、9名の書き手が「食」と人生を描いた読み切りアンソロジーです。
- イベント:2026年9月11日(金)20:00〜21:00、Zoom配信 ※終了
- 出演:三浦しをんさん×矢部太郎さん
- 書籍:『今夜も、ぼっち飯』(実業之日本社、2026年7月発売)
- 内容:小説・エッセイ・コミックエッセイなど9名による「食」の読み切り
一人の食事の時間を、少し豊かに彩ってくれる一冊です。気になる書き手の一編から、気軽に読み始めてみてください。それではまた次の記事で。
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