V NEOBANKがNEOBANK CASHに|デビット最大1.5%・現金化OK

スマートフォンで銀行アプリを使う様子 キャッシュレス
Photo by Edmond Dantès on Pexels
この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは。風読珈琲店のカエデです。

2027年3月28日で終了が決まっていた「V NEOBANK」。その後継サービスの中身が、2026年10月30日にようやく発表されました。新しい名前は「NEOBANK CASH」。Vポイントの代わりに独自の「NEOBANK CASHポイント」が貯まり、500ポイントから現金に交換できるのが一番の特徴です。

この記事では、NEOBANK CASHで何が変わるのか、V NEOBANKと比べて得なのか損なのか、今の利用者は何をすればいいのかを整理します(2026年10月30日のドコモSMTBネット銀行の発表をもとにしています)。

ドコモSMTBネット銀行、「V NEOBANK」の後継サービス「NEOBANK CASH」を2027年3月29日より提供開始~最大1.5%相当のデビット還元、日常の銀行取引でも貯まる「現金に交換できる」新特典を提供~ | プレスリリース | ドコモSMTBネット銀行(旧 住信SBIネット銀行)
ドコモSMTBネット銀行からのお知らせをご覧いただけます。

スポンサーリンク

NEOBANK CASHの概要

まずは基本情報です。名前も支店名もポイントも変わりますが、口座そのものはそのまま使えます。

  • サービス名:NEOBANK CASH(V NEOBANKの後継)
  • 提供開始:2027年3月29日(月)
  • 支店:Vポイント支店 → イチョウ支店(支店番号・口座番号は変わらない)
  • 手続き:原則として口座の解約や新規開設は不要
  • ポイント:NEOBANK CASHポイント(1ポイント=1円相当)
  • 使い道:500ポイント以上・100ポイント単位で現金に交換、またはデビット(スマホデビット含む)の支払いに1ポイント=1円で充当

口座番号が変わらないので、給与振込や口座振替の登録を変え直す必要はありません。ただし支店名が変わるため、振込先として登録してもらっている相手には「イチョウ支店」に変わることを伝えておくと安心です。

終了発表の時点の情報は、下記記事にまとめています。

V NEOBANK終了は2027年3月28日|口座はどうなる?今やるべき5つ
V NEOBANKは2027年3月28日でサービス終了。Vポイントの付与・利用は2月28日まで、3月29日からは「イチョウ支店」に変わりますが、口座番号はそのままで解約・新規開設は原則不要です。デビットは1.25%還元を予定。終了までの日程、変わること・変わらないこと、今やるべき5つの対策を整理します。

デビットの還元率は最大1.5%

デビットカードで支払う様子
Photo by https://kaboompics.com/ on Pexels

V NEOBANKの目玉だったデビットの還元は、NEOBANK CASHでも続きます。

V NEOBANK(〜2026/10)V NEOBANK(2026/11〜)NEOBANK CASH
基本還元1.5%1.25%1.25%
上乗せ−−+0.25%(月末の円預金残高100万円以上)
最大1.5%1.25%1.5%
もらえるものVポイントVポイントNEOBANK CASHポイント(現金化可)
  • 条件:月間合計1,000円以上の利用で、利用額の1.25%相当
  • 上乗せ:円普通預金(SBIハイブリッド預金を含む)の月末残高が100万円以上で+0.25%。条件を満たした月の翌々月に適用
  • 低還元の取引:鉄道、公共料金、税金、病院など一部の取引は0.3%相当(2027年3月1日以降)

2026年11月に1.5%→1.25%に下がったばかりなので、預金100万円以上を置ける人は、実質的に元の1.5%に戻ることになります。逆に残高が100万円に届かない人は、11月以降の1.25%のままです。

なお、2026年11月1日〜2027年2月28日は、電子マネー・コード決済へのチャージ、鉄道、公共料金、税金などはVポイントの付与対象外です。NEOBANK CASHでは「対象外」から「0.3%」に変わるので、ここは少しだけ改善と言えます。

V NEOBANK改悪まとめ|11月から1.25%、2027年3月で終了へ
V NEOBANKは2026年11月1日からデビット還元率を1.5%→1.25%に下げ、残高特典を廃止、公共料金やチャージをポイント対象外にします。さらに2027年3月28日でサービス終了、Vポイント付与は2月28日までと発表されました。変更点と終了までのスケジュール、10月中にやるべき対策を整理します。

銀行取引で貯まるポイントの変化

デビット以外の「銀行取引で貯まるポイント」は、項目によって明暗が分かれました。

取引条件V NEOBANKNEOBANK CASH
給与受取月1件以上3030
他行からの被振込(給与・年金以外)1万円以上1回ごと(上限25件)1020
口座振替1件ごと55
外貨預金月末残高300万円以上5050
カードローン月末残高15万円以上+約定返済2020
その他決済サービス月1件以上55
外貨積立月1万円以上10終了
即時決済サービス1万円以上20終了
NEOBANK住宅ローン新規借入15,000〜120,000終了

目立つのは他行からの被振込が1回10→20ポイントに倍増したことです。2026年11月に20→10ポイントへ減らされたばかりでしたが、元の水準に戻ります。自分の別の銀行から1万円以上を移すだけで貯まるので、上限25件まで使えば月最大500ポイントです。

一方で、外貨積立・即時決済サービス・住宅ローンの特典は終了します。これらを目当てに使っていた人は、条件を見直す必要があります。


見落としやすい改悪:ATM・振込の無料回数が月2回に

ATMを利用する様子
Photo by Jan van der Wolf on Pexels

還元が戻る一方で、2027年4月1日からATM手数料と他行宛振込手数料の無料回数が、それぞれ月5回→月2回に減ります。

  • ATM手数料:2027年3月31日まで月5回無料 → 4月1日以降は月2回
  • 他行宛振込手数料:2027年3月31日まで月5回無料 → 4月1日以降は月2回
  • 注意:新サービスは3月29日から始まるが、無料回数の変更は4月1日から

家賃や仕送り、ことら送金以外の他行振込をこの口座から何本もしている人は、4月以降に手数料がかかるかもしれません。振込元を別の銀行に分けるなど、今のうちに使い方を見直しておきましょう。


移行のスケジュールと注意点

カレンダーで予定を確認する様子
Photo by Towfiqu barbhuiya on Pexels
日付できごと
2026年11月1日デビット1.25%・被振込10ポイントなどに改定(V NEOBANK)
2027年2月28日Vポイントの付与・利用の対象取引が終了
2027年3月1日〜28日Vポイントの代わりにキャッシュバックポイントを付与
2027年3月28日V NEOBANK終了
2027年3月29日NEOBANK CASH開始(イチョウ支店)
2027年4月1日ATM・他行宛振込の無料回数が月2回に

Vポイントは2月28日までに使い切る

Vポイントを使ったカードローン返済やスポーツくじの支払いなどは、2027年2月28日で終わります。V NEOBANKの中でVポイントを使う予定がある人は、2月中に使い切るのが確実です。

2月の利用分でも3月扱いになることがある

デビットのVポイントは、売上確定データが2027年2月28日までに届いた取引が対象です。2月末に使った分でも、確定データが3月に届けばNEOBANK CASHポイントでの付与になります。お店によって確定のタイミングがずれるので、2月末は付与先が変わる可能性があると覚えておきましょう。


結局、NEOBANK CASHは得?損?

人によって評価が分かれる刷新です。ざっくり整理すると次のとおりです。

  • 得になる人:円預金を100万円以上置ける人(デビット1.5%に戻る)、他行からの入金が多い人(被振込20ポイント)、Vポイントより現金のほうが使いやすい人
  • 損になる人:ATMや他行振込を月3回以上使う人、外貨積立・即時決済の特典を使っていた人、Vポイントを三井住友カードなどとまとめて貯めたい人

私は三井住友カード ゴールド(NL)を生活費の柱にしていて、Vポイントは家計の中心です。その点では「Vポイントが貯まらなくなる」のは少し寂しい変更です。ただ、ポイントがそのまま現金になる仕組みは、どの経済圏にも縛られないのが強みだと感じます。預金100万円の条件を満たせるなら、デビットの1.5%は今でも十分に高い水準です。

条件なしで1.5%のデビットを使いたいなら、同じドコモSMTBネット銀行の「第一生命NEOBANK」(第一生命支店)を検討するのも手です。d NEOBANK・ドコモの銀行まわりの話は下記記事もどうぞ。

「ドコモの銀行」8月始動——d NEOBANKからの刷新で何が変わったか
以前このブログで「docomo経済圏とは?ポイントで得する仕組みを解説」という記事を書きましたが、そのdocomo経済圏を支えるサービスのひとつに、2026年8月3日、大きな動きがありました。長年親しまれてきた「d NEOBANK」というブランド名が姿を消し、「ドコモの銀行」として生まれ変わったのです。

まとめ

  • V NEOBANKは2027年3月29日から「NEOBANK CASH」(イチョウ支店)に生まれ変わる。口座番号はそのまま
  • Vポイントに代わり「NEOBANK CASHポイント」。500ポイントから現金に交換できる
  • デビットは1.25%、円預金残高100万円以上で最大1.5%
  • 他行からの被振込は1回10→20ポイントに倍増。外貨積立・即時決済・住宅ローンの特典は終了
  • 2027年4月からATM・他行宛振込の無料回数が月5回→2回に減る
  • Vポイントの付与・利用は2027年2月28日まで。使う予定があれば2月中に

「終了」と聞いたときは身構えましたが、ふたを開けてみると、預金を置ける人には還元が戻る刷新でした。一方で無料回数の削減は地味に効くので、自分の使い方に当てはめて、続けるか乗り換えるかを3月までに決めておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました