こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
ドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)のデビットカードには、Mastercardが3種類とVisaが1種類あります。この記事では、そのうちのデビットカード(Visa)について、スペック・メリット・注意点を紹介します。
実は私の個人口座(趣味の出費用)もドコモSMTBネット銀行です。そのうえで先に結論を書くと、Visaにこだわる理由がなければ、同じ銀行のMastercard(Point+)を選んだほうがお得です。それでもVisa版が向いている人はいるので、公式サイトの情報(2026年11月3日時点)をもとに整理していきます。
デビットカード(Visa)の基本スペック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料(審査不要) |
| ポイント還元率 | 0.6%(1,000円ごとに6ポイント)。鉄道・公共料金・税金など一部の利用先は0.3% |
| スマプロランク特典 | 対象外(ランクが上がっても還元率は変わらない) |
| タッチ決済 | Visaのタッチ決済に対応 |
| Apple Pay・Google Pay | 非対応(Mastercardのみ対応) |
| 申込方法 | 口座開設後(スマホデビット発行後)に申し込み |
| 海外利用 | 米ドルは外貨普通預金口座から直接支払い可。海外ATMの引出しは海外事務手数料2.50% |
| 支払方法 | 一括払いのみ(分割・リボ・キャッシングなし) |
公式の商品ページは下記です。
デビットカード(Visa)のメリット
1. 年会費無料・審査なしで持てる
デビットカードなので、口座の残高の範囲で使う仕組みです。クレジットカードの審査が不安な人や、まだクレジットカードを作りたくない人でも持てます。分割払いやリボ払いがないので、借金になる心配もありません。
2. 使ったその場で引き落とされ、家計管理がしやすい
利用額は原則その場で口座から引き落とされます。「マネーフォワード for ドコモSMTBネット銀行」のアプリと組み合わせれば、何にいくら使ったかもすぐに見られます。私も家計簿アプリでドコモSMTBの個人口座を連携していますが、口座から即時に減るデビットは、クレジットカードより残高の感覚がつかみやすいと感じます。
3. Visaの加盟店・Visa限定キャンペーンで使える
Visa版を選ぶ最大の理由はここです。「Visa限定」のキャンペーンに参加したい、普段のお店でVisaのほうが通りやすい、すでにMastercardを持っていてブランドを分散したい、という人には意味があります。Visaのキャンペーン情報は下記記事でまとめています。

4. 米ドルの外貨預金からそのまま払える
アプリの「決済通貨指定」で米ドルを選んでおくと、米ドルでの買い物や海外ATMの引出しで、外貨普通預金口座(米ドル)から直接支払えます。米ドル預金を持っている人には便利な機能です。ただし、設定を変えていないと、どの通貨で使っても日本円での支払いになる点に注意してください。
デビットカード(Visa)の注意点

- 還元率は0.6%止まり:Visa版はスマプロランク特典の対象外。預金や取引を増やしてランクを上げても還元率は上がらない
- 一部の利用先は0.3%:鉄道の乗車券・定期券、電気・ガス・水道、税金・社会保険料、病院などは還元率が半分になる
- Apple Pay・Google Payが使えない:スマホでのタッチ決済はMastercard版のみ。Visa版はカードを財布から出して使う必要がある
- 口座開設と同時には申し込めない:まず口座を開設してスマホデビットが発行された後に、Visaのカードを申し込む流れ
- 海外では手数料が高め:海外ATMでの引出しは海外事務手数料2.50%(他社では1%台のデビットもある)
- 引落しが後日になる加盟店もある:一部の加盟店では、使った日と引落日がずれることがある
とくにスマホ決済に対応していないのは、普段スマホで払っている人にとって大きなマイナスです。
Mastercard版との比較:結局どれを選ぶ?

同じ銀行の4種類を比べると、差がはっきりわかります(公式サイトより、2026年11月3日時点)。
| カード | 年会費 | 還元率 | スマホ決済 |
|---|---|---|---|
| デビットカード Point+(Mastercard) | 永年無料 | 1.25〜2.0% | 対応 |
| プラチナデビットカード(Mastercard) | 11,000円 | 1.25〜2.5% | 対応 |
| デビットカード(Mastercard) | 永年無料 | 0.8% | 対応 |
| デビットカード(Visa) | 永年無料 | 0.6% | 非対応 |
年会費無料のまま基本1.25%もらえるPoint+と比べると、Visa版は半分以下の還元率です。Point+はリアルカードの発行に手数料(1,100円・税込)がかかりますが、スマホデビットだけで使うなら発行しなくても使えます。月3万円使うなら、0.6%と1.25%の差は年間で約2,300円になる計算です。
Visa版が向いている人
- Visa限定のキャンペーンや、Visaしか使えないお店をよく使う
- すでにMastercardのカードを持っていて、ブランドを分けておきたい
- スマホ決済は使わず、カードで払う派
Mastercard版(Point+)が向いている人
- とにかく還元率を重視したい
- Apple Pay・Google Payでスマホ決済したい
- ドコモSMTBネット銀行をメイン口座にしていて、スマプロランクを上げられる
デビットカード Point+(Mastercard)の還元率やスマプロランクの上げ方は、下記記事も併せてご確認ください。

私の使い方:個人口座はドコモSMTB、支払いはクレカ
参考までに私の場合、ドコモSMTBネット銀行は趣味の出費用の個人口座として使っていますが、Jリーグの遠征やカフェ、美術館などの支払いはJAL CLUB ESTで払い、引き落とし先をこの口座にしています。クレジットカードを持てる人なら、還元率やマイルの面でクレジットカードのほうが有利なことが多いからです。
一方で、クレジットカードを持ちたくない人や、使いすぎが心配な人にとっては、残高以上は使えないデビットカードが安心です。その場合も、Visaにこだわらなければ還元率の高いPoint+を選び、Visaが必要な場面だけVisa版を使う、という考え方がおすすめです。
なお、カードのブランド変更(Visa⇔Mastercard)は後から手続きできます。ただしカード番号が変わるので、公共料金やサブスクに登録している場合は登録し直しが必要です。
ドコモSMTBネット銀行そのものの変更点や改悪の話は、下記記事も併せてご確認ください。

学生向けに他行のVisaデビットと比べた記事もあります。

申し込みの流れ
- 1. 口座開設:ドコモSMTBネット銀行のアプリから口座開設を申し込む
- 2. スマホデビットの発行:口座開設後、まずスマホデビット(アプリ上のカード)が使えるようになる
- 3. Visaのカードを申し込む:アプリやWebから「カード切替」の手続きでデビットカード(Visa)を選ぶ
- 4. カード到着後に設定:利用限度額の確認や、米ドル決済を使う人は決済通貨の指定をしておく
まとめ
- ドコモSMTBネット銀行のデビットカード(Visa)は、年会費無料・審査なし・還元率0.6%
- Visaのタッチ決済には対応しているが、Apple Pay・Google Payは非対応。スマプロランク特典も対象外
- 鉄道・公共料金・税金などは還元率0.3%に下がる
- 還元率重視なら、同じ銀行のPoint+(Mastercard、1.25〜2.0%)が有利
- Visa限定キャンペーンを使いたい人、ブランドを分散したい人にはVisa版も選択肢になる
「ブランドにこだわりがなければPoint+、Visaが必要ならVisa版」と覚えておけば迷いません。自分の使い方に合う1枚を選んでくださいね。それでは、また風読珈琲店でお会いしましょう。

