こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
今回は、2025年9月に「ファミマTカード」から切り替わった「Famima Card(ファミマカード)」について、切り替えから1年たった2026年10月時点の最新情報で整理し直しました。
新しいファミマカードは、Vポイントがたまる「ファミマTカード」から請求時割引方式へ大きく仕組みが変わりました。そのため「改悪では?」という声もありますが、結論から言うとファミマでよく買い物する人には改善、Vポイントを貯めていた人には改悪です。この記事では、割引率の条件、1%になってしまう落とし穴、他カードとの比較までわかりやすく解説します。
ファミマカードの基本スペック

ファミマカードの基本スペックは以下の通りです(2026年10月時点)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード名称 | Famima Card(ファミマカード) |
| 年会費 | 永年無料 |
| 国際ブランド | JCB |
| 発行会社 | ポケットカード株式会社(ファミリーマートと提携) |
| 特典の仕組み | ポイント付与ではなく請求時割引 |
| 切り替え日(既存会員) | 2025年9月1日(ファミマTカードから自動切り替え) |
| 新規入会受付 | 2025年10月1日〜 |
なお、2026年2月には会員規約の改定、利用通知サービス(利用のたびにお知らせが届く機能)の導入が行われています。不正利用対策としても、利用通知はオンにしておくのがおすすめです。

割引率は「どこで・どう払うか」で3段階

ファミマカードの割引率は、使う場所と支払い方法によって5%・3%・1%の3段階に分かれます。ここを押さえておかないと「思ったより割引されていない」ということになりがちです。
| 利用シーン | 割引率 |
|---|---|
| ファミマ店頭(カード/タッチ決済)+ファミペイ連携あり | 5% |
| ファミマ店頭(カード/タッチ決済)+ファミペイ連携なし | 3% |
| ファミマでのApple Pay決済 | 1% |
| ファミマでのタバコ・チケット類 | 1% |
| ファミマオンライン | 1% |
| その他のJCB加盟店 | 1% |
| ファミペイへのチャージ | 割引なし(チャージ額の0.5%分のファミマポイント還元) |
※割引は「請求時」に適用され、レシートには表示されません。明細で確認しましょう。
5%にするには「ファミペイ連携」が必須
- 連携方法:ファミペイアプリからファミマカードを連携するだけ。一度設定すれば以後は自動で5%の対象になります
- 支払い方法:プラスチックカードの差し込み・タッチ決済が対象。Apple Payで払うと1%に下がるので、iPhoneユーザーは要注意です
割引対象外となる主な支払い
- 電子マネー・WEBマネーへのチャージ(Edy、nanaco、au PAYなど)
- 切手・各種ギフト券などの金券類
- 生損保などの各種保険料
- ETCカードの利用分、キャッシング
旧記事では「Apple Pay・タバコは割引対象外」と書いていましたが、正しくは対象外ではなく1%割引です。お詫びして訂正いたします。
ファミマTカードからの主な変更点

| 項目 | 旧:ファミマTカード | 新:Famima Card |
|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 |
| ファミリーマートでの特典 | 最大2% Vポイント付与 | 最大5% 請求時割引(ファミペイ連携時) |
| JCB加盟店での特典 | 0.5% Vポイント付与 | 1% 請求時割引 |
| ポイント制度 | Vポイント付与 | カード利用でのポイント付与なし(割引方式へ移行) |
| その他特典 | Tカード機能(TSUTAYAレンタル等) | Tカード機能終了 |
改善された点(メリット)
- ファミマでの割引率が最大2%→5%に
ファミペイ連携だけで、コンビニとしてはトップクラスの5%。毎日コーヒーやお昼を買う人なら、ポイント還元よりも節約効果がはっきり見えます。 - ポイント管理の手間がゼロ
請求時に自動で差し引かれるため、失効や使い道に悩む必要がありません。 - JCB加盟店でも0.5%→1%
ファミマ以外でも還元率が倍になり、年会費無料カードとしては標準的な水準になりました。
改悪された点(デメリット)
- Vポイントが貯まらなくなった
SBI証券でのポイント投資や、PayPayポイントとの相互交換(2026年3月開始)など、Vポイントの使い道はむしろ広がっています。Vポイントを集約していた方には痛い変更です。 - Apple Pay・タバコは1%止まり
iPhoneで払う習慣がある方や、タバコ購入が多い方は5%の恩恵を受けにくくなっています。 - ファミペイ連携が必要
連携しないと3%止まり。アプリを使っていない方には少しハードルがあります。 - Tカード機能の終了
カード1枚でTSUTAYAのレンタルなどに使っていた方は、別途モバイルVカード等が必要です。
Vポイントの新しい使い道については、下記記事も併せてご確認ください。

三井住友カード(NL)とどちらを使うべき?
ファミマで高還元のカードといえば、三井住友カード(NL)も有力候補です。対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を使うと7%のVポイント還元があり、ファミリーマートも対象店舗に含まれます。
- ファミマカード向きの人:ファミペイを普段使っている/プラスチックカードやカードのタッチ決済で払う/ポイントより「割引」で確実に得したい
- 三井住友カード(NL)向きの人:スマホのタッチ決済(Visa・Mastercardタッチ)で払う/セブン-イレブンやローソンも使う/Vポイントを投資やPayPayに回したい
ちなみに私カエデは、生活費を三井住友カード ゴールド(NL)にまとめているため、ファミマでもゴールド(NL)のスマホタッチ決済を使っています。ファミマにしか行かない人ならファミマカード、コンビニを使い分ける人なら三井住友カード(NL)が目安です。

ファミマカードのよくある質問
Q. ファミマTカードを持っていますが、手続きは必要ですか?
カード自体は2025年9月1日に自動でファミマカードの特典に切り替わっているため、再申込は不要です。ただし5%割引を受けるにはファミペイ連携の設定が必要なので、まだの方はファミペイアプリから連携しておきましょう。手元のカード券面が旧デザインのままでも、特典は新しい内容で適用されます。
Q. 割引はいつ、どこで確認できますか?
割引はレジでは反映されず、カードの請求時に差し引かれます。レシートの金額は定価のままなので、会員サイトやアプリの利用明細で割引額を確認してください。「割引されていない?」と感じたら、まずApple Payやタバコなど1%の対象になっていないかをチェックすると原因が見つかりやすいです。
Q. ファミペイ払い(コード決済)でも5%になりますか?
ファミペイ残高へのチャージにファミマカードを使っても割引の対象外で、還元はチャージ額の0.5%分のファミマポイントのみです。5%を狙うなら、ファミペイは「連携」だけにして、支払いはカード本体かカードのタッチ決済で行いましょう。
Q. 月に1万円使うとどれくらいお得ですか?
ファミマで月1万円をファミペイ連携済みのカードで払うと、割引は月500円、年間で6,000円です。旧ファミマTカードの最大2%(年間2,400ポイント相当)と比べると、年間3,600円分お得になる計算です。毎日のコーヒーやランチをファミマで買う方ほど差が大きくなります。
まとめ:ファミマ常連には改善、Vポイント派には改悪
- ファミマカードは年会費無料・JCBで、Vポイント付与から請求時割引に変わった
- ファミマ店頭はファミペイ連携で5%、未連携で3%、JCB加盟店は1%
- Apple Pay・タバコ・チケット・ファミマオンラインは1%なので支払い方法に注意
- Vポイントを貯めたい人・コンビニを使い分ける人は三井住友カード(NL)も比較を
「改悪」かどうかは使い方次第です。ファミマが生活圏の中心にある方は、ファミペイ連携を済ませてカードのタッチ決済で払うだけで、毎日のコーヒー代が着実に安くなります。この記事が、カード選びの参考になれば幸いです。

