Microsoft認定資格の廃止・新設まとめ|MS-102は11月終了【2026年】

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こんにちは。風読珈琲店のカエデです。

2026年は、Microsoft認定資格の入れ替えが特に多い年です。AZ-204(Azure Developer)、AZ-500(Azure Security Engineer)、AI-102(Azure AI Engineer)といった定番資格が次々に廃止されました。その後継として、AIやエージェントを前提にした新しい資格が出そろってきています。結論から言うと、2026年10月時点で今後の廃止が予告されているのは、MS-102(Microsoft 365 管理者エキスパート、11月30日終了)だけです。それ以外の主な入れ替えは、ほぼ終わっています。

この記事では、Microsoft Learnの公式ページ(2026年10月10日時点)をもとに、廃止された資格・これから廃止される資格と、新しくできた後継資格を一覧にまとめました。「今勉強している資格はまだ受けられるのか」「次に何を受ければいいのか」を確認する参考にしてください。


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これから廃止される資格:MS-102は2026年11月30日まで

スケジュールを確認するカレンダー
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Microsoft Learnの「資格情報の廃止」ページで、今後12か月以内の廃止予定として載っているのは次の1つだけです(2026年10月10日時点)。

試験資格名提供終了日
MS-102Microsoft 365 Certified: Administrator Expert(Microsoft 365 管理者エキスパート)2026年11月30日

提供終了日を過ぎると、この資格は新たに取得することも、更新することもできなくなります。すでに取得している人の資格は、有効期限が切れるまでトランスクリプト(Learnのプロフィール)に有効な資格として残ります。更新できる時期に入っているなら、11月30日より前に更新しておくのがおすすめです。

後継としては、新しい試験「AB-650(Administering Microsoft 365 and AI Services)」と、それで取れるアソシエイト資格「Microsoft 365 and AI Services Administrator Associate」が注目されています。ただし、Microsoftの公式ページでは、AB-650が「MS-102の後継」とは明記されていません。レベルもエキスパートからアソシエイトに変わり、出題範囲もCopilotやエージェントの管理が中心です。そのまま置き換わる資格ではない点に注意してください。

MS-102を受けるか迷っている人へ

  • 勉強がかなり進んでいる:11月30日までに受験予約を入れて取り切るのが現実的。取得後は有効期限まで資格として残る
  • これから勉強を始める:MS-102の資格には前提資格(Endpoint Administrator・Teams Administrator・Identity and Access Administrator・Information Security Administratorのいずれか)が必要。残り1か月半でそろえるのは厳しいので、AB-650など新しい試験に目を向けたほうがよい
  • 会社のパートナー要件で必要:Microsoftパートナー向けには、廃止前に取得した資格は提供終了日から1年間、要件のポイントとして数えられる

2026年に廃止された主な資格と後継資格

2026年に入ってから廃止された主な資格と、その後継(または移行先)を表にまとめました。提供終了日は、Microsoft Learnの公式ページで確認したものです。

廃止された試験・資格提供終了日後継・移行先
MS-900(Microsoft 365 基礎)2026年3月31日直接の後継なし(Copilot系のAB-730/AB-900などが入門の受け皿)
DP-100(Azure データサイエンティスト アソシエイト)2026年6月1日AI-300(Machine Learning Operations Engineer Associate)
AI-102(Azure AI エンジニア アソシエイト)2026年6月30日AI-103(Azure AI Apps and Agents Developer Associate)
AI-900(Azure AI の基礎)※試験のみ2026年6月30日AI-901(資格名は「Azure AI Fundamentals」のまま)
PL-500(Power Automate RPA Developer)2026年6月30日直接の後継なし
PL-600(Power Platform ソリューション アーキテクト エキスパート)2026年6月30日AB-100(Agentic AI Business Solutions Architect)が実質的な移行先
MB-240/MB-335/MB-700(Dynamics 365 系)2026年6月30日Field Service(MB-240)は Dynamics 365 Contact Center AI Engineer Associate へ
AZ-204(Azure 開発者アソシエイト)2026年7月31日Azure AI Cloud Developer Associate(AI-200)
MB-280(Dynamics 365 カスタマー エクスペリエンス アナリスト)2026年7月31日Dynamics 365 Sales AI Consultant Associate
AZ-500(Azure セキュリティ エンジニア アソシエイト)2026年8月31日SC-500(Cloud and AI Security Engineer Associate)
PL-200(Power Platform 機能コンサルタント アソシエイト)2026年8月31日AB-410(Intelligent Applications Builder Associate)
AZ-800/AZ-801 ※試験のみ2026年9月30日AZ-802(資格名は「Windows Server Administrator Associate」に変更)

表を見るとわかるとおり、「Azure」や「Power Platform」の名前がついた資格が、「AI」「エージェント」を名前に含む資格へ置き換わったのが2026年の大きな流れです。AZ-500→SC-500とPL-200→AB-410の2つは、Microsoftのパートナーセンター(2026年8月のお知らせ)でも「AIに焦点を当てた直接の後継」と明記されています。

「試験だけ変わった」資格に注意

AI-900→AI-901とAZ-800/AZ-801→AZ-802は、資格(バッジ)はそのままで、受ける試験の番号だけが変わったケースです。特にWindows Server ハイブリッド管理者は、2試験の合格が必要だったのがAZ-802の1試験に統合され、資格名も「Windows Server Administrator Associate」になりました。古い試験向けの参考書や問題集で勉強している場合は、出題範囲(スタディガイド)が変わっていないか必ず確認しましょう。


新しく創設された主な資格

AIをイメージしたテクノロジーの画像
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2026年に新しく登場した主な資格を、対象者別に整理します。試験番号の「AB」はビジネス・Microsoft 365系、「AI」はAzureでの開発・運用系と覚えるとわかりやすいです。

Microsoft 365・Copilotを使う人/管理する人向け(AB系)

  • AB-730:Microsoft 365 Copilotを日常業務で使う人向けの入門資格。コーディング不要
  • AB-731:AI導入を推進するリーダー・管理職向け
  • AB-900:Microsoft 365管理者向けに、Copilotやエージェントの管理の基礎を問う
  • AB-650:Microsoft 365とAIサービスの管理者アソシエイト(ベータ)。MS-102廃止後の管理者向けの受け皿として注目されている
  • AB-410:Intelligent Applications Builder Associate(2026年7月30日提供開始)。PL-200の後継
  • AB-100:Agentic AI Business Solutions Architect(エキスパート)。指定のアソシエイト資格のいずれかを持っていることが取得条件

Azureでアプリ・AIを作る人向け(AI系)

  • AI-901:Azure AI Fundamentalsの新試験。Microsoft Foundryを使った実装の入門も含む
  • AI-103:Azure AI Apps and Agents Developer Associate。生成AIアプリとエージェントの開発
  • AI-200:Azure AI Cloud Developer Associate。AZ-204の後継となるクラウド開発者向け
  • AI-300:Machine Learning Operations Engineer Associate。機械学習モデルの運用(MLOps)

セキュリティ・インフラ・その他

  • SC-500:Cloud and AI Security Engineer Associate(2026年7月21日提供開始)。AZ-500の範囲に、AIシステムのセキュリティを加えた後継
  • AZ-802:Windows Server Administrator Associateの新しい単一試験
  • そのほか:SQL AI Developer Associate、Dynamics 365 Contact Center AI Engineer Associate、Dynamics 365 Sales AI Consultant Associate、GitHub Certified: Agentic AI Developerなども、パートナー要件の新しい資格として案内されている

新しい試験は、最初はベータ版・英語のみで始まることが多く、日本語の試験が出るまで時間がかかる場合があります。日本語で受けたい人は、試験ページの言語一覧に「ja」があるかを予約前に確認してください。

なお、Entra IDやIntuneはこの1年で仕様変更が多く、試験の出題範囲にも影響します。業務で触れている人は、下記記事も併せてご確認ください。

Entra IDのmemberOf廃止は11月3日|動的グループの対策と置き換え手順
Entra IDの動的メンバーシップルールで使えるmemberOf演算子が2026年11月3日に廃止されます。廃止後はグループが更新されずに固まり、権限が残るリスクがあります。影響範囲、Graph PowerShellでの洗い出し方、属性ベースへの書き換えなど5つの置き換え方と安全な切り替え手順を解説します。

廃止で困らないためのポイント

ノートを広げて勉強する様子
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  • 取得済みの資格は消えない:廃止されても、有効期限まではトランスクリプトに有効として残る。履歴書に書くのも問題ない
  • 廃止後は更新できない:有効期限が切れると「資格の履歴」に移る。延命したいなら、廃止日前の更新がラストチャンス
  • 勉強中の試験は廃止日を必ずチェック:廃止日を過ぎると受験できない。予約は早めに
  • 参考書の出版時期に注意:市販の参考書は旧試験向けのままのものが多い。Microsoft Learnの公式ラーニングパスとスタディガイドを軸にするのが安全
  • 情報は公式ページで確認:後継関係は、ブログや業者サイトによって食い違うことがある。最終的にはMicrosoft Learnの各資格ページで確認する

廃止予定の資格・試験の一覧は、Microsoft Learnの公式ページで随時更新されています。

資格情報の廃止
資格証明の廃止
試験と評価ラボの提供終了
試験と評価ラボの廃止

まとめ

  • 2026年10月時点で今後の廃止が予告されているのはMS-102(Microsoft 365 管理者エキスパート)のみ。提供終了は11月30日
  • 2026年はAZ-204・AZ-500・AI-102・DP-100・PL-200など定番資格が廃止され、AI・エージェント前提の後継資格に入れ替わった
  • AZ-500→SC-500、PL-200→AB-410はMicrosoftが直接の後継と案内。AZ-204の後継はAzure AI Cloud Developer Associate
  • AI-900→AI-901、AZ-800/801→AZ-802は「試験だけの変更」で、資格自体は続く
  • 新設はAB系(Microsoft 365・Copilot)とAI系(Azureでの開発・運用)が中心。日本語で受けられるかは受験前に確認

資格の名前が大きく変わって戸惑いますが、取得済みの資格が無効になるわけではありません。今の仕事に近い分野の後継資格から、ひとつずつ押さえていきましょう。

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