こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
2026年11月7日(土)・8日(日)の2日間、神戸・三宮エリアのクリエイト神戸で「VOLCAFE COFFEE EXPO 2026」が開催されます。主役は、全国の大学のコーヒーサークル。学生たちが自分たちで焙煎・抽出したコーヒーを、来場者がチケット制で飲み比べられるイベントです。
しかも入場は無料。コーヒー3杯のチケットが1,200円なので、街のカフェで1杯飲むのとあまり変わらない予算で、いろいろな大学の「研究成果」を味わえます。私自身、大学時代を神戸で過ごしたこともあって、学生が主役の神戸のコーヒーイベントと聞くと、ちょっと応援したくなってしまいます。開催概要と楽しみ方をまとめました。
VOLCAFE COFFEE EXPOとは?

主催は、コーヒー生豆を扱う商社のボルカフェ株式会社(協力:クリエイト神戸)。世界各地の産地から生豆を調達している会社が、大学のコーヒーサークルに発表の場を用意している、というのがこのイベントの面白いところです。
2026年のテーマは「Coffee and Peace(コーヒーと平和)」。一杯のコーヒーの向こうには、生産国の農家さんや流通に関わる人たちがいて、その暮らしが安定していてこそ私たちの手元に豆が届きます。学生たちがこのテーマをどう解釈して一杯に込めてくるのかも、注目ポイントになりそうです。
最新情報や出店者の紹介は、公式サイトとボルカフェの公式Instagramで発信されています。


開催概要(日時・会場・チケット)
- イベント名:VOLCAFE COFFEE EXPO 2026
- 日時:2026年11月7日(土)10:00〜18:00/11月8日(日)10:00〜17:00
- 会場:クリエイト神戸 1階エントランス(神戸市中央区京町80)
- 主催:ボルカフェ株式会社(協力:クリエイト神戸)
- 入場料:無料
- チケット:ホットコーヒー3杯チケット 1,200円(特典クリアファイル付き)/1杯チケット 500円
- 支払い方法:現金・PayPayのみ(予定)
注意したいのが支払い方法です。クレジットカードや交通系ICは使えない予定なので、小銭を含めた現金かPayPayの残高を用意しておくと安心です。PayPayを使う人は、出発前にチャージ残高を確認しておきましょう。
会場の京町は、三宮駅から南へ歩いた旧居留地エリア。レトロな洋館ビルが並ぶ街並みなので、コーヒーを飲んだあとにそのまま街歩きを楽しめます。
出店する大学のコーヒーサークル

公式サイトで発表されている出店団体は以下のとおりです(50音順)。関西の大学が中心ですが、熊本・東京・新潟(長岡)からも参加があり、全国規模の学生コーヒーの祭典になっています。
- 追手門学院大学:Flavor coffee roasters
- 大阪経済大学:珈琲倶楽部
- 大阪公立大学:珈琲愛好会
- 大阪大学:コーヒー愛好会
- 関西大学:コーヒー研究会
- 京都産業大学:コーヒーサークルVersare
- 熊本大學:珈琲硏究會
- 東京農業大学:COFFEENOKI
- 長岡技術科学大学:翠咲コーヒー
- 大和大学:珈琲倶楽部Noir
- 立命館大学:珈琲研究会RCS、ON coffee
大学のコーヒーサークルは、焙煎機を持って自家焙煎しているところも少なくありません。プロのロースターとは違い、「浅煎りを極めたい」「この産地の豆をとことん追いかけたい」といった、サークルごとのこだわりがストレートに出るのが学生コーヒーの魅力です。同じ豆でも抽出の考え方が違えば味はまったく変わるので、3杯チケットで飲み比べるのがいちばん楽しい遊び方だと思います。
会場では焙煎豆の数量限定販売も予定されています。気に入ったサークルの豆を持ち帰って、家で淹れ直してみるのもおすすめです。自宅で淹れるときのコツは、以前の記事にまとめています。

コーヒーセミナーも開催

クリエイト神戸2階のカッピングルームでは、両日ともコーヒーセミナーが予定されています。
11月7日(土)14:00〜15:00「ブラジル、セラードのコーヒー地帯を巡る」
講演はボルカフェ・ブラジルのMarcelo Pedroza氏。ブラジルは世界最大のコーヒー生産国で、セラードはその中でも大規模な農園が広がる代表的な産地のひとつです。現地で生豆の仕入れに関わる人から直接話を聞ける機会は、なかなかありません。
11月8日(日)14:00〜15:00「コーヒー産地当てクイズ大会」
講演はボルカフェ株式会社の広池正道氏。タイトルからして、実際に飲んで産地を当てる参加型の企画になりそうです。初心者こそ楽しめそうな回なので、「コーヒーの産地の違いってよくわからない」という人にこそおすすめしたいです。豆の種類の基本は、こちらの記事も予習になると思います。

※セミナーの定員や参加方法の詳細は、公式サイトで最新情報を確認してください。
コーヒー初心者でも楽しめる?
「コーヒーに詳しくないけど行っても大丈夫?」と思う人もいるかもしれませんが、むしろ学生のイベントはハードルが低めです。ブースに立つのは同世代かそれより若い学生なので、専門用語がわからなくても気軽に質問しやすい雰囲気があります。
選び方に迷ったら、「酸味が好きか、苦味が好きか」だけ伝えておすすめを聞くのが簡単です。浅煎りはフルーツのような酸味、深煎りはチョコレートのような苦味とコクが出やすいので、1杯目と2杯目で真逆のタイプを選ぶと、自分の好みがはっきりわかります。3杯目は、1・2杯目で気に入った方向性の別の大学を試してみると、同じ「浅煎り」でもサークルごとの個性の違いが見えてきます。
ちなみに、プロの業界展示会としては東京ビッグサイトのSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会主催)が有名ですが、あちらは業界向けの色が強いイベント。VOLCAFE COFFEE EXPOは入場無料で、ふらっと立ち寄れる気軽さが魅力です。
楽しみ方と、あわせて巡りたい神戸のコーヒースポット
- 午前中の来場がおすすめ:焙煎豆の販売は数量限定。気になるサークルの豆を確実に買いたいなら早めの時間帯が安心です
- 3杯チケットで飲み比べ:浅煎りと深煎り、関西の大学と遠方の大学など、テーマを決めて選ぶと違いがわかりやすくなります
- 学生に話しかけてみる:豆の産地や焙煎度合い、淹れ方のこだわりを聞くと、一杯がもっと面白くなります
- フード・スイーツも:フード・スイーツ店の出店も予定されています(詳細は公式で順次公開)
神戸まで足を運ぶなら、ポートアイランドの「UCCコーヒー博物館」とセットで巡るのも楽しいです。2026年7月にリニューアルオープンしていて、コーヒーの歴史や産地の展示を見ておくと、EXPOでの飲み比べや産地クイズの解像度がぐっと上がります。

ほかにも、秋〜冬に開催されるコーヒーイベントはまとめページで随時更新しています。

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まとめ
- 2026年11月7日(土)・8日(日)、神戸・クリエイト神戸で「VOLCAFE COFFEE EXPO 2026」開催
- 全国11大学のコーヒーサークルが出店、テーマは「Coffee and Peace」
- 入場無料、3杯チケット1,200円・1杯チケット500円(支払いは現金・PayPayのみ予定)
- 両日14時からコーヒーセミナー(ブラジル・セラードの話/産地当てクイズ)
- 焙煎豆の販売は数量限定なので早めの来場がおすすめ
プロの名店を巡るフェスとはまた違う、学生ならではの熱量が詰まった一杯に出会えるイベントです。秋の神戸散歩のついでに、ぜひ立ち寄ってみてください。

