こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
全国各地の街を巡る「ジャパンコーヒーフェスティバル」。2026年11月3日(火・祝)〜8日(日)の6日間、兵庫県宝塚市で第104回となる「手塚治虫作品とジャパンコーヒーフェスティバル 2026 in 宝塚」が開催されます。
宝塚での開催は今回で5回目。今年のテーマは、手塚治虫の晩年のエッセイ集『ガラスの地球を救え』です。エッセイの一節と、それに寄り添う手塚作品を出店者が読み解き、その世界観をコーヒーで表現する――という、本好きにもコーヒー好きにも刺さる企画。開催概要と、6日間の楽しみ方をまとめました。
宝塚×手塚治虫×コーヒー、どんなイベント?

ジャパンコーヒーフェスティバルは、一般社団法人日本コーヒーフェスティバル実行委員会が主催する全国巡回型のコーヒーイベントです。大きな展示場に人を集めるのではなく、開催地の街並みや施設を舞台に、土地ごとのテーマでコーヒーを楽しむスタイルが特徴です。
宝塚は、手塚治虫が少年時代を過ごした街。会場のひとつである宝塚市立手塚治虫記念館をはじめ、街そのものに手塚作品とのつながりがあります。今回は宝塚市・宝塚市国際観光協会・宝塚市文化財団が共催し、手塚プロダクションも協力しています。
テーマの軸にあるのは、手塚作品に一貫する「生命の尊厳」。エッセイの各章から抜粋された文章と手塚作品が提示され、出店者はその文脈を表現した一杯を出します。会場ではコーヒー豆のほか、本やグッズの販売も予定されています。


開催概要(日時・会場・チケット)
- イベント名:手塚治虫作品とジャパンコーヒーフェスティバル 2026 in 宝塚(第104回)
- 会期:2026年11月3日(火・祝)〜11月8日(日)
- 時間:3日〜6日 12:00〜19:00/7日 10:00〜19:00/8日 10:00〜16:00
- 会場:宝塚市文化芸術センター/宝塚市立手塚治虫記念館/花のみち・さくら橋公園(いずれも宝塚市武庫川町)
- 受付:手塚治虫記念館 地上1階入口横、文化芸術センター中庭内
- 料金:前売券 1,800円/当日券 2,000円
- チケット内容:コーヒーチケット3枚(うち1枚は「運命のコーヒーチケット」)、特製コーヒーブック、物販補助券100円分
- おかわりチケット:3枚組 1,200円(受付済みの人が会場内で購入可)
- 主催:一般社団法人 日本コーヒーフェスティバル実行委員会
平日(4日〜6日)は12時スタートなので、仕事帰りに寄るなら19時までの営業時間に注意。逆に土日の7日は10時から、最終日8日は16時で終了と短めです。コーヒーはチケット1〜2枚で1杯と交換する方式で、お店によって必要な枚数が変わります。
前売券の買い方
前売券は、公式サイトのWEBチケットのほか、宝塚市国際観光協会、SIDEMAAN’S STAND(宝塚市文化芸術センター内)、SHIZUKU COFFEE ROASTERなどの販売協力店で扱っています。当日券より200円安いので、行くと決めているなら前売りがお得です。
また、10月21日(水)・22日(木)の17:00〜20:00には、中山マーケットスクエアで前売り販売会とコーヒーのふるまいも予定されています。
出店者は約40店、日替わりで入れ替わる

出店者は兵庫・大阪・奈良を中心に、京都・岐阜・三重・鳥取・香川、さらにミャンマーや台湾・阿里山のコーヒーを扱うお店まで、約40店が名を連ねています。ポイントは、お店ごとに出店日が違うこと。6日間すべて出店するのは、SHIZUKU COFFEE ROASTER、SIDEMAAN’S STAND、TOBERA、三輪車、百合珈琲、ふぃあろ珈琲などごく一部です。
- 全日出店:SHIZUKU COFFEE ROASTER、SIDEMAAN’S STAND、TOBERA、三輪車、百合珈琲、ふぃあろ珈琲
- 海外の産地系:マンダレーコーヒーグループ、ミャンマー(11/6〜8)、台湾阿里山スペシャルティコーヒー専門店ARIISUN(11/3〜7)
- 浅煎り好きに:ライトローストコーヒー専門店 紅緋(岐阜、11/3〜7)
- 大学ゼミも:大手前大学海老ゼミナール(11/6のみ)
6日間という長めの会期も、このフェスのうれしいところです。土日の街歩き型フェスは混雑しがちですが、今回は11月3日の祝日に加えて平日の4日〜6日も開催。平日は12時からの営業なので、有休を取ってゆっくり巡ったり、夕方に仕事を終えてから1〜2杯だけ楽しんだりと、自分のペースで予定を組みやすいのが魅力です。日によって顔ぶれが変わるので、2回に分けて行くのもありだと思います。
お目当てのお店がある人は、公式サイトの出店者一覧で日程を確認してから行く日を決めるのがおすすめです。逆に「どこでもいいから色々飲みたい」なら、出店数の多い7日(土)が狙い目になりそうです。
ジャパンコーヒーフェスティバルは、ほかの街の回も当ブログで紹介しています。10月の木之本の回はテーマが「水」でした。テーマの立て方を比べてみるのも面白いです。

手塚治虫記念館とあわせて楽しむ

会場のひとつ、宝塚市立手塚治虫記念館は、常設展示で手塚治虫の生涯や作品の世界に触れられる施設です。せっかくテーマが手塚作品なので、コーヒーを飲む前に記念館を見ておくと、特製コーヒーブックに載るエッセイの一節や、各店の一杯に込められた意図がぐっと読み解きやすくなるはずです。
※記念館の観覧はフェスのチケットとは別料金・別運営と考えられます。開館時間や入館料、休館日は記念館の公式サイトで確認してください。
文化芸術センター・記念館・花のみち・さくら橋公園の3会場は、いずれも武庫川町の徒歩圏内にまとまっています。秋の花のみちは散策にも気持ちのいい季節なので、カップを片手に歩いて巡るのが、このフェスらしい楽しみ方だと思います。
楽しみ方のポイント
- 「運命のコーヒーチケット」を楽しむ:3枚のうち1枚は特別なチケット。どんな一杯に出会えるかは当日のお楽しみです
- コーヒーブックを読みながら:エッセイの抜粋と手塚作品の組み合わせを読んでからお店を選ぶと、一杯ごとの物語が見えてきます
- おかわりチケットで追加:3枚では足りなければ、3枚組1,200円のおかわりチケットを会場で追加できます
- 豆や本をおみやげに:会場ではコーヒー豆・本・グッズも販売。物販補助券100円分も忘れずに使いましょう
個人的に、このフェスの面白さは「本を読むように、コーヒーを味わう」体験ができるところだと思っています。テーマの文章を読み、作品を思い浮かべ、そのうえで一杯を飲む。コーヒーを「物語の一部」として味わえるイベントは、そう多くありません。
秋〜冬のほかのコーヒーイベントも、まとめページで開催日順に紹介しています。

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まとめ
- 2026年11月3日(火・祝)〜8日(日)、宝塚市で「手塚治虫作品とジャパンコーヒーフェスティバル 2026 in 宝塚」開催
- テーマは手塚治虫のエッセイ集『ガラスの地球を救え』。出店者が作品の文脈をコーヒーで表現
- 前売1,800円・当日2,000円でコーヒーチケット3枚+特製コーヒーブック付き
- 約40店が日替わりで出店。お目当てのお店は出店日を事前にチェック
- 手塚治虫記念館とあわせて巡ると、テーマがより深く味わえる
一杯のコーヒーから、手塚作品のメッセージを受け取る6日間。秋の宝塚へ、ぜひ足を運んでみてください。

