こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
2026年10月12日(月・祝)、京都府宇治市の「宇治市植物公園」で「ジャパンコーヒーフェスティバル2026 in 京都府・宇治市植物公園」が開かれました。日本を代表する茶どころ・宇治で、コーヒーを味わうというユニークな回です。
2026年秋のジャパンコーヒーフェスティバルは、9月27日の大阪・淀川区を皮切りに、三重県鳥羽市、京都府宇治市と関西近郊で続けて開かれました。宇治の回はすでに終了していますが、この記事では開催概要を記録として振り返りつつ、お茶の街でコーヒーを楽しむ意味をまとめます。
Japan Coffee Festivalとは

Japan Coffee Festival(ジャパンコーヒーフェスティバル)は、一般社団法人日本コーヒーフェスティバル実行委員会が主催する、日本のコーヒー文化の普及と発展を目指すイベントです。これまで90回以上、全国各地で開催されてきた実績があり、開催のたびにその土地ならではのテーマを掲げながら、地域のコーヒーロースターや飲食店が一堂に会する「まちをめぐるコーヒーのお祭り」として親しまれています。
2026年の秋シーズンだけを見ても、9月27日の大阪・淀川区を皮切りに、三重県鳥羽市、京都府宇治市、和歌山県高野山とふもと、京都府洛西口、兵庫県宝塚市など、関西近郊だけで数多くの開催地が組まれています。1つの都市に大規模な会場を構えるSCAJのような大型展示会とは違い、Japan Coffee Festivalはそれぞれの街の雰囲気に合わせて規模や内容を変えながら開催されるのが特徴です。
10月1日の「コーヒーの日」を境に始まる新しいコーヒー年度に合わせて、秋はもともとコーヒーイベントが集中しやすいシーズンです。SCAJのような業界向け展示会が「コーヒーの作り手側」に光を当てるイベントだとすれば、Japan Coffee Festivalは「その土地に暮らす人たちが、気軽にコーヒーを飲み比べて楽しむ」ことに重きを置いた、より生活者目線のイベントだといえます。同じ関西圏でも会場によって規模や客層の雰囲気が変わるので、いくつかの会場をはしごしてみるのも、この秋ならではの楽しみ方かもしれません。
大阪・淀川区での開催については、以前このブログでも詳しく紹介しました。同じフェスティバルでも会場が変わればまったく違う表情を見せてくれるので、興味を持たれた方はあわせて読んでみてください。

開催概要
開催概要は以下の通りでした。
- 名称:ジャパンコーヒーフェスティバル2026 in 京都府・宇治市植物公園
- 開催日:2026年10月12日(月・祝)※終了
- 会場:宇治市植物公園(京都府宇治市広野町八軒屋谷25-1)
- 主催:一般社団法人 日本コーヒーフェスティバル実行委員会

宇治市植物公園へのアクセス
会場の宇治市植物公園は、JR奈良線・京阪宇治線「宇治」駅、近鉄京都線「大久保」駅から京都京阪バスに乗り換えて「植物公園」バス停下車すぐという立地です。京都市内や大阪から日帰りで訪れやすい距離感で、開園時間は9時から17時(入園は16時まで)、月曜休園(祝日の場合は翌日休園)となっています。開催日の10月12日は月曜日にあたるため、通常の休園日と重なる点には注意しておきたいところです。イベント開催に伴い臨時開園となるのか、詳細は公式サイトの続報を確認しておくと安心です。
宇治で開催される意味——お茶の街とコーヒー

宇治といえば、日本を代表する茶どころとして知られる街です。宇治茶の歴史は鎌倉時代にまで遡るとされ、現在も市内には茶問屋や茶farm、抹茶スイーツの名店が軒を連ねています。そんな「お茶の聖地」で、あえてコーヒーのフェスティバルが開催されるというのは、一見意外に思えるかもしれません。
ですが考えてみると、お茶もコーヒーも、どちらも「産地」「精製」「抽出方法」によって味わいが大きく変わる嗜好飲料という点では共通しています。茶葉の栽培や製茶に長い歴史とこだわりを持つ土地だからこそ、コーヒーの一杯にかける丁寧な仕事にも共感してもらいやすいのかもしれません。実際、Japan Coffee Festivalは各開催地で「その土地のテーマに合わせた玉露を、飲み比べる」といったコンセプトを掲げることもあり、宇治開催でもお茶の文化とコーヒー文化が交差するような企画が用意されている可能性があります。
会場の宇治市植物公園自体も、四季折々の花や緑を楽しめる公園として地元で親しまれている場所です。屋外の気持ちのよい空間でコーヒーを片手に散策できるというのも、この会場ならではの魅力だと思います。紅葉が色づき始める10月中旬という開催時期も、屋外イベントとしては絶好のタイミングといえそうです。
普段は抹茶や玉露のイメージが強い宇治の街を、コーヒー片手に歩いてみるという体験は、地元の方にとっても新鮮に映るのではないでしょうか。フェスティバル終了後に、そのまま宇治茶の老舗が並ぶ通りへ足を延ばして飲み比べをしてみる、という一日の過ごし方も想像できます。同じ「一杯の飲み物にこだわる文化」を、コーヒーとお茶の両方から味わえる贅沢な日になりそうです。
宇治でコーヒーとお茶を楽しむ

宇治には、平等院鳳凰堂や宇治上神社など、世界遺産を含む観光名所が集まっています。宇治茶の老舗が並ぶ参道を歩きつつ、コーヒーの魅力にも目を向けてみると、「産地」「精製」「抽出」という共通の視点で二つの飲み物を味わえます。
自宅でハンドドリップの腕を磨いておくと、コーヒーイベントでロースターと話すときにも会話が弾みやすくなります。

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まとめ
宇治市植物公園での開催は、お茶の産地・宇治とコーヒー文化が交差する、他の会場にはない魅力を持った回でした。
- 開催日:2026年10月12日(月・祝)※終了
- 会場:宇治市植物公園(京都府宇治市)
- 主催:一般社団法人 日本コーヒーフェスティバル実行委員会
- 秋のシリーズ:大阪・淀川区(9/27)→三重・鳥羽(10/10・11)→京都・宇治(10/12)
お茶もコーヒーも、産地・精製・抽出で味わいが大きく変わる飲み物です。宇治を訪れる機会があれば、宇治茶とコーヒーを飲み比べてみるのも面白いと思います。それではまた次の記事で。


