こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
前回はセブン・ファミマ・ローソンのコンビニコーヒーを比べましたが、「座ってゆっくり飲みたい」「作業できる場所がほしい」となると、やっぱり頼りになるのはカフェチェーンです。休日のカフェ巡りが趣味の私も、知らない街ではまずチェーン店の看板を探してしまいます。
ただ2026年は、ドトールのブレンドSが300円の大台に乗り、スタバも2月と10月の2回値上げするなど、カフェチェーンの価格がかなり動いた1年でした。この記事では、ドトール・ベローチェ・タリーズ・スターバックス・コメダ珈琲店の主要5チェーンについて、2026年10月時点のコーヒー価格と特徴を整理し、目的別の選び方をまとめます。
結論:安さはドトール、日替わりはタリーズ、くつろぎはコメダ
まずは5チェーンの「基本のホットコーヒー」の価格を一覧にしました。
| チェーン | 基本のコーヒー(最小サイズ) | 大きめサイズ | 直近の価格改定 |
|---|---|---|---|
| ドトール | ブレンドS 300円 | M 350円/L 400円 | 2026年7月23日 |
| カフェ・ベローチェ | ブレンドR 350〜450円 | L 410〜510円 | 2026年9月〜順次 |
| タリーズ | 本日のコーヒー Short 390円 | Tall 450円/Grande 510円 | 2025年8月 |
| スターバックス | ドリップ(ブリュード)コーヒー Short 415円 | Tall 455円 | 2026年10月9日 |
| コメダ珈琲店 | コメダブレンド 460円〜 | たっぷりサイズ 560円〜 | 2025年6月 |
最小サイズで比べると、いちばん安いのはドトールのブレンドS(300円)です。スタバのShort(415円)とは115円、コメダ(460円〜)とは160円以上の差があります。一方で、カフェは「1杯の値段」だけでなく、席の居心地や滞在時間、おかわりサービスまで含めて選ぶもの。ここからはチェーンごとの特徴を見ていきます。
- とにかく安く1杯:ドトール(S 300円)
- いろいろな豆を楽しみたい:タリーズ(本日のコーヒー)・スタバ(ドリップコーヒー)
- 長居して作業・読書:ベローチェ・スタバ
- ゆったりくつろぐ・モーニング:コメダ珈琲店
ドトール:300円でも最安クラスの定番

ドトールコーヒーショップは2026年7月23日に価格を改定し、看板のブレンドコーヒーSが280円から300円になりました。M 350円、L 400円です。報道によると、中東情勢の影響による原材料・物流コストの上昇などが理由とされています。
300円の大台に乗ったとはいえ、主要チェーンのなかではいまも最安クラスです。駅前にあることが多く、注文から受け取りまでが早いので、「電車の待ち時間に1杯」「打ち合わせ前の15分」のような使い方にぴったり。ジャーマンドッグなどの軽食と合わせても、ワンコインちょっとで収まるのがうれしいところです。
カフェ・ベローチェ:立地別価格だが、作業向きの席が多い
カフェ・ベローチェは2026年9月1日から順次値上げしており、ブレンドコーヒー(レギュラー)は350〜450円になりました。ベローチェは店舗の立地によって価格が異なるのが特徴で、都心の駅前店ほど高め、郊外店ほど安めという傾向があります。
価格帯はドトールよりやや上ですが、席数が多く、ひとりで長めに座っていても気兼ねしにくい雰囲気があります。勉強や書き物をしたい日に重宝するチェーンです。
タリーズ:「本日のコーヒー」で日替わりの豆を楽しめる

タリーズコーヒーの定番は「本日のコーヒー」です。公式サイトによると、価格はShort 390円、Tall 450円、Grande 510円(店内・テイクアウト同一価格)。約10種類の豆のなかから、タリーズのスタッフがその日の一杯を選んで提供しています。

行くたびに産地や味わいが変わるので、「今日はどんな豆だろう」と楽しみになるのがタリーズのいいところ。カフェ巡りの延長で、いろいろな豆を気軽に試したい人に向いています。おかわりがお得になる「One More Coffee」というサービスもあるので、長居するなら店頭で条件を確認してみてください。
スターバックス:2026年は2回値上げ、還元とおかわりで補う
スターバックスは2026年2月18日に続き、10月9日にも価格を改定しました。ドリップ(ブリュード)コーヒーはShortが394円→415円、Tallが440円→455円(いずれも店内税込)です。5チェーンのなかでは高めの価格帯になりました。
それでもスタバは、Wi-Fiや電源のある席が多く、作業場所としての使い勝手は抜群です。さらにドリップコーヒーなどの2杯目を割引で頼める「One More Coffee」や、会員プログラム「スターバックス リワード」もあります。支払い方法を工夫すれば値上げ分以上を取り返せるので、スタバ派の人はこちらの記事もあわせてどうぞ。

コメダ珈琲店:1杯は高めでも、くつろぎとモーニング込み

コメダ珈琲店は2025年6月に価格改定を行い、コメダブレンドは460円〜、たっぷりサイズは560円〜が目安です。ただしコメダは公式サイトでも「店舗によりメニューと価格が異なる」と案内されていて、店舗によってはこれより高い場合があります。
1杯の値段だけ見ると5チェーンで最も高い水準ですが、コメダには午前中ならドリンク代だけでトーストとゆで卵などがつくモーニングがあります。ふかふかのソファ席でゆっくり過ごせることも考えると、「休日の朝ごはんを兼ねて2時間くつろぐ」ような使い方なら、むしろコスパは悪くありません。たっぷりサイズはその名のとおり量が多く、ゆっくり飲みたい日にぴったりです。
目的別:どのカフェチェーンを選ぶ?
価格と特徴を踏まえて、シーン別のおすすめを整理しました。
- 通勤前・待ち合わせ前のサク飲み:ドトール。安くて早い
- 勉強・書き物:ベローチェ。席数が多く長居しやすい
- PC作業・オンライン会議の合間:スタバ。Wi-Fi・電源席が充実
- 新しい豆との出会い:タリーズの本日のコーヒー
- 休日の朝ごはん・ふたりでのんびり:コメダのモーニング
ちなみに私は、平日の朝は駅前のドトールでさっと1杯、休日に妻と出かけるときはコメダのモーニングで朝ごはん、というのが定番のパターンになっています。
カフェチェーンをお得に使うコツ
- おかわりサービスを使う:スタバやタリーズの「One More Coffee」は、2杯目を割引価格で頼める
- モーニングの時間帯を狙う:コメダなどはドリンク代だけで朝食がつく
- 支払い方法を見直す:チェーンごとに還元率の高いカードやアプリがある。スタバは特に差が大きい
- コンビニコーヒーと使い分ける:持ち帰りでいいならコンビニ(140〜160円台)、座りたいときだけカフェにする
「座る必要がない日はコンビニ」という使い分けも、かなり効果があります。コンビニ3社の最新価格は、こちらの記事で比較しています。

2026年に入ってからのコーヒー業界全体の値上げの流れは、こちらでまとめています。

まとめ
- 最安はドトール:ブレンドS 300円。7月の値上げ後も主要チェーンで最安クラス
- ベローチェは立地別価格:R 350〜450円。席数が多く作業向き
- タリーズは日替わり:本日のコーヒー Short 390円。豆の違いを楽しめる
- スタバは2回値上げ:Short 415円・Tall 455円。One More Coffeeと支払い方法で補える
- コメダはくつろぎ代込み:ブレンド460円〜(店舗で異なる)。モーニングで朝食まで
値上げが続くなかでも、チェーンごとの「得意分野」を知っておけば、その日の目的に合わせて満足度の高い1杯を選べます。この記事が、次にカフェに入るときの参考になればうれしいです。
