こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
三井住友カード ゴールド(NL)(以下、ゴールドNL)の「100万円修行」は、2026年3月1日利用分から集計ルールが変わり、定番ルートだった JAL Pay・au PAY・Kyash・バンドルカード へのチャージが年間利用額の対象外になりました。さらに2026年8月1日には、修行勢の「出口」として使われていた楽天Edy→楽天キャッシュのチャージ上限も大幅に引き下げられています。
この記事は2025年12月の改悪発表時に書いたものを、2026年10月時点の最新情報でリライトしました。改悪の中身、今も使えるルート、そして実際に家族カードと合算して100万円を達成した私の体験から「チャージに頼らない正攻法」まで、まとめて解説します。
結論:2026年10月時点の100万円修行まとめ
- 対象外になったもの(2026年3月〜):au PAY、Kyash、JAL Pay、バンドルカードへのチャージ
- 以前から対象外:モバイルSuica・ANA Pay・楽天Edy・WAON・nanacoなどへのチャージ、三井住友カードつみたて投資、年会費、キャッシング など
- まだ対象として案内されているもの:Revolutへのチャージ(公式FAQで対象例に記載。ただし今後変更の可能性あり)
- 2026年8月の追い打ち:楽天Edy→楽天キャッシュのチャージ上限が月10万円→月1万円に
- おすすめの戦略:家族カード合算+固定費・日常支出の集約という「正攻法」が一番安全
つまり、チャージで利用額を水増しする“裏ルート”は、ほぼ細い道しか残っていないというのが現状です。
「100万円修行」とは?

ゴールドNLの最大の魅力は、年間100万円の利用で得られる2つの特典です。
- 年会費の永年無料化:通常5,500円(税込)の年会費が、年間100万円利用の翌年以降ずっと無料に
- 継続特典:年間100万円利用ごとに10,000ポイントのVポイント還元(毎年もらえる)
通常のポイント還元0.5%に特典の1%が上乗せされるので、100万円ちょうどの利用なら実質1.5%還元+年会費永年無料。この「年間100万円をどう達成するか」のチャレンジが、通称100万円修行です。
なお、2026年からは年間100万円利用でプラチナプリファードなどへ申込不要で格上げされる「自動ランクアップ」も始まっています。下記記事も併せてご確認ください。

2026年3月からの改悪内容:JAL Pay・au PAYが対象外に

三井住友カードは2025年11月末、年間利用金額の集計ルール変更を発表しました。2026年3月1日(日)利用分から、以下の4サービスへのチャージ・支払いが「年間利用金額の集計対象外」に追加されています。
- au PAY(au PAY残高・au PAYプリペイドカードへのチャージ)
- Kyash
- JAL Pay
- バンドルカード
いずれも「クレカでチャージ→チャージ先で支払い」でポイントの二重取りができ、しかも100万円の集計にも乗るとして、修行ルートの主力でした。特にJAL Payは、Mastercardでチャージするとマイル還元も得られ、合計2%前後を狙える人気ルートでした。
今回の変更で、これらへのチャージはポイントは付いても100万円の集計にはカウントされないことになります。年間利用額を積み上げる目的でチャージしていた人には大打撃です。
JAL Pay側の還元率改定についても、別記事で詳しくまとめています。下記記事も併せてご確認ください。

以前から対象外のもの(おさらい)
- 電子マネー等へのチャージ:モバイルSuica、ANA Pay、楽天Edy、WAON、nanaco など
- 投資:三井住友カードつみたて投資(SBI証券のクレカ積立など)
- カード関連の費用:年会費、キャッシング、リボ・分割の手数料 など
クレカ積立が対象外なのは見落としやすいポイントです。積立額でポイントは貯まりますが、100万円の集計には入りません。最新の対象外一覧は三井住友カード公式サイトで確認してください。

今も使えるルートは?Revolutの現状と注意点

2026年10月時点で、三井住友カードの公式FAQではRevolutへのチャージが年間100万円利用の対象例として案内されています。そのため、修行勢の間では「Revolut経由」が残された主要ルートになっています。
注意点1:カードブランドで手数料が変わる
Revolutへのクレカチャージは、Visaだと手数料がかかる一方、Mastercardなら無料の扱いが続いています。チャージ目的ならゴールドNLはMastercardで作るのが鉄則です。Oliveフレキシブルペイ(Visa)の場合は、デビットモードなら手数料なしでチャージできます。
注意点2:ANA Payへの送り先にも上限
Revolutにチャージした残高はANA Payなどへ移して使う人が多いですが、ANA Payへのチャージは「過去30日間で10万円まで」が目安です。一気に大きな金額を回すことはできません。
注意点3:楽天キャッシュへの出口が細くなった(2026年8月〜)
「ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ」で、楽天証券の積立や楽天ペイの支払いに回すルートも人気でした。しかし2026年8月1日から、楽天Edy→楽天キャッシュのチャージ上限が月10万円→月1万円(1回あたりも5万円→1万円)に引き下げられました。年換算で120万円→12万円となり、大口の出口としてはほぼ機能しなくなっています。
注意点4:いつ対象外になってもおかしくない
今回の改悪は「チャージで利用額を積み上げる使い方」を狙い撃ちにしたものです。Revolutも、将来的に対象外へ追加される可能性は十分あります。チャージルートを使う場合も、最新の公式発表を確認しつつ、あくまで不足分の補助と考えるのが無難です。
私の場合:チャージなしで100万円を達成した方法
私自身は、2026年の結婚を機にゴールドNLを「夫婦の生活費カード」にして、パートナーに家族カードを発行しました。家族カードの利用分も本会員の年間利用額に合算されるので、二人分の生活費をまとめるだけで100万円は現実的なラインになります。
- 家賃以外の固定費:電気・ガス・スマホ代・サブスクをゴールドNL払いに集約
- 日常の買い物:スーパーやコンビニはゴールドNLのタッチ決済
- 家族カード:パートナーの日用品・生活費の支払いもゴールドNLの家族カードで
ちなみに、以前使っていたau PAYプリペイドカードは今回の改悪を受けて利用をやめました。チャージしても集計に乗らないなら、わざわざ経由する意味がないからです。
実際に生活費を一本化してみると、チャージに頼らなくても夫婦なら年間100万円は十分届くというのが実感です。100万円達成後は、日常の支払いを別カードに切り替えて、特約店でのみゴールドNLを使う運用にしています。夫婦のカード使い分けの詳細は下記記事も併せてご確認ください。

これからの100万円修行の考え方

- まずは正攻法:固定費・日常支出・家族カードの合算で、どこまで届くかを試算する
- 足りない分だけ補助:Revolutなど対象のルートは、上限・手数料を確認して不足分の調整に使う
- 届かないなら無理しない:年間支出が明らかに100万円に届かないなら、年会費無料の三井住友カード(NL)にとどめる方が合理的
- 他社カードも比較:チャージ二重取りの旨味が減った今、還元率だけを追うなら他社カードやキャンペーンの方が効率的な場合もある
2026年はほかにも多くのキャッシュレスサービスで改悪が続いています。全体像は下記記事も併せてご確認ください。

まとめ
- 2026年3月1日利用分から、au PAY・Kyash・JAL Pay・バンドルカードへのチャージが100万円修行の対象外に
- 2026年8月1日から、楽天Edy→楽天キャッシュのチャージ上限が月1万円に縮小
- Revolutは2026年10月時点で対象例として案内されているが、今後の変更リスクあり
- 一番確実なのは家族カード合算+生活費の集約という正攻法
- 年会費永年無料+毎年10,000ポイントの価値は今も健在
“裏ルート”が細くなったとはいえ、普段の支出をまとめられる人にとって、ゴールドNLは今も強力な1枚です。自分の支出パターンに合わせて、無理のない形で修行に挑戦してみてください。

