こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
この1年で、私の生活は大きく変わりました。パートナーと結婚し、二人暮らしを始めたのです。生活費の出どころが2人分になり、「誰のカードで何を払うか」「口座はどう分けるか」を一から見直すことになりました。
あわせて、2026年は決済まわりの改悪(ルール改定)が相次いだ年でもありました。これまで使っていたポイントの二重取りルートが封鎖され、財布の中身も入れ替えが必要に。
この記事では、二人暮らしになったいまの「カエデの財布の中身」を、2025年版からの変更点とセットで紹介します。同じように同棲・結婚で家計を組み直す20代の参考になればうれしいです。
▼2025年版(一人暮らし時代)はこちら▼

2025年版から何が変わったか
まず全体像です。カードは3つの用途にきっぱり分けました。
| 用途 | 2025年版(一人暮らし) | 2026年版(二人暮らし) |
|---|---|---|
| 日常の生活費 | 三井住友カード ゴールド(NL)1枚 | 三井住友カード ゴールド(NL)+家族カード(年100万円まで)。達成後はAmazon Prime Mastercard |
| ネット通販(Amazon) | Amazon Prime Mastercard | Amazon Prime Mastercard(継続。100万円達成後は生活費もこちら) |
| 自分の趣味の出費 | (分けていなかった) | JAL CLUB EST(個人口座から引き落とし) |
| スーパーでの二重取り | au PAYプリペイドカード | 利用停止(三井住友カードのチャージ改悪のため) |
ポイントは、「生活費は夫婦で1本化」「趣味は自分の財布で完結」という考え方です。生活費を1つのカードにまとめると家計簿がシンプルになり、後述する年会費無料の条件も達成しやすくなります。
生活費のメインカード:三井住友カード ゴールド(NL)+家族カード

二人暮らしの生活費(食費・日用品・光熱費・外食など)は、まず三井住友カード ゴールド(NL)に集約しています。私が本会員で、パートナーには家族カードを発行。引き落としは、2人でつくった三井住友銀行の共通口座からです。
家族カードのしくみ
- 家族カードの年会費は無料(何枚でも)。本会員と同じ還元・付帯サービスが使える
- 家族カードの利用分は本会員の利用額に合算される
- 貯まるVポイントも本会員に合算されるので、使うときも一本化できる
三井住友カード ゴールド(NL)は年会費5,500円(税込)ですが、年間100万円の利用で翌年以降は永年無料。さらに達成した年に1万ポイントの継続特典が付き、実質還元率は1.5%まで上がります。
一人分の生活費だと100万円はなかなか届きませんが、夫婦の生活費を家族カードで合算すれば、無理なく100万円に到達します。二人暮らしと家族カードは、この条件ととても相性がよいのです。
支払い方(還元率を落とさないコツ)
- 対象のコンビニ・飲食店はスマホのタッチ決済で最大7%(Apple Pay/Google Payに登録してVisaのタッチ決済)
- それ以外の店はカード現物のタッチ決済で1.5%相当
- iD決済やカード挿入は0.5%になるので、高還元を狙う場面では避ける
年間100万円を超えたら支払うカードを変える
ゴールド(NL)に生活費を集約するのは、あくまで年間100万円に到達するまでです。達成した時点で翌年の年会費無料と1万ポイントの継続特典は確定し、それ以上使っても特典は増えません。そこで100万円を超えたら、日常の支払いをAmazon Prime Mastercard(基本1%)に切り替えています。
- 100万円まで:ゴールド(NL)+家族カード(タッチ決済で1.5%相当、対象店は最大7%)
- 100万円達成後:日常の支払いはAmazon Prime Mastercard(1%、ポイントはAmazonでそのまま使える)
- ただし特約店(対象のコンビニ・飲食店など高還元の店)は、100万円を超えてもゴールド(NL)を使い続ける
100万円は「ゴールド(NL)で走り切る」、超えたら「Amazonで使えるポイントに寄せる」。これがわが家の生活費カードの基本ルールです。
▼タッチ決済とiDの違いはこちら▼

100万円修行の集計対象や、2026年に対象外へ変わった支払いについては下記の記事にまとめています。

ネット通販:Amazon Prime Mastercard
Amazonでの買い物は、2025年版と変わらず Amazon Prime Mastercard です。年会費は永年無料、プライム会員なら Amazon で常時2%還元、それ以外の店でも1%。貯まったポイントは1ポイント=1円でそのまま Amazon で使え、交換手続きもいりません。
発行元が三井住友カードなので、明細は Vpass アプリでゴールド(NL)とまとめて確認できます。日用品のまとめ買いはAmazon、というわが家の分担にはこの1枚がちょうど良いです。
さらに2026年からは、ゴールド(NL)が年間100万円に到達したあとの日常の支払いも、このカードに引き継いでいます。100万円超えのゴールド(NL)決済は特典が増えないので、あとはポイントの使いやすさでAmazon Prime Mastercardにバトンタッチする、というイメージです(特約店だけはゴールド(NL)を継続)。
- Amazon(プライム会員):2.0%
- その他の店・ネットショッピング:1.0%
- 年会費:永年無料
趣味の出費:JAL CLUB EST(2026年に新しく発行)

2026年からの新戦力が JAL CLUB EST です。20代限定のJALカードで、私の趣味であるJリーグの遠征・カフェ巡り・美術館めぐりにかかるお金は、すべてこの1枚(引き落としは自分名義のドコモSMTBネット銀行の口座)にまとめました。
なぜ生活費と分けるのか
- 趣味にいくら使ったかがひと目でわかる(家計と混ざらない)
- 遠征の交通費でマイルを貯め、そのマイルをまた遠征(航空券)に使う循環ができる
- 生活費は夫婦の共通口座、趣味は自分の口座、とお金の色分けができる
20代限定の特典
- 年会費は JALカード普通(2,200円)+ CLUB EST(5,500円)=7,700円(税込)
- 国内線サクララウンジが年5回使える
- マイルの有効期限が36カ月→60カ月に延長
- 毎年2,500マイルのボーナス(入会時にも2,500マイル)
- ショッピングマイル・プレミアムに無料で自動入会(100円=1マイル、実質1%のマイル還元)
年会費7,700円は決して安くありませんが、サクララウンジ年5回とボーナスマイル、マイル1%だけで趣味の遠征族なら十分に元が取れます。元が取れる人・取れない人の線引きは下記の記事で詳しく比較しています。

▼サクララウンジとカードラウンジの違い▼

使わなくなったもの:au PAYプリペイドカード

2025年版で「ポイント三重取りの主役」として紹介していた au PAYプリペイドカードは、2026年に利用を停止しました。
理由は、2026年3月1日利用分から、三井住友カードやAmazon Prime Mastercardからau PAYへのチャージがポイント付与の対象外になったためです。同時に100万円修行の集計対象からも外れました(JAL Payも同様)。
チャージでポイントが付かなくなったことで、「クレカチャージ→au PAY支払い→Ponta提示」で狙っていた二重・三重取りのうまみがほぼ消えました。役割を終えた、というのが正直なところです。
スーパーでの新しい払い方
よく行くライフでは、いまはシンプルにこうしています。
- レジでdポイントカード(アプリ)を提示:0.5%
- 支払いは三井住友カード ゴールド(NL)のタッチ決済:1.5%相当
- 合計2.0%前後。チャージの手間がなくなった分、むしろ楽になりました
ためるポイントは、2025年まではPontaでしたが、2026年にdポイントへ切り替えました。貯めたdポイントはAmazonでの買い物にそのまま1ポイント1円で使えるので、Amazonをよく使うわが家では、Amazon Prime Mastercardのポイントとあわせて「Amazonで使えるポイント」に寄せたほうが取りこぼしがありません。ライフはdポイントカードの提示に対応しているので、レジでの手間も変わりません。
2026年に起きたそのほかの改悪は、下記のまとめ記事で一覧にしています。

二人暮らしの家計管理:口座の分け方
カードを用途で分けたのに合わせて、銀行口座も整理しました。生活費の共通口座は三井住友銀行、私の趣味用の口座はドコモSMTBネット銀行にしています。
| 口座 | 役割 | 引き落とし・入金 |
|---|---|---|
| 共通口座 (三井住友銀行) | 生活費(食費・日用品・光熱費・家賃) | ゴールド(NL)本会員+家族カードの引き落とし。2人で毎月定額を入金 |
| カエデの個人口座 (ドコモSMTBネット銀行) | 趣味・お小遣い・自分の買い物 | JAL CLUB EST の引き落とし |
| パートナーの個人口座 | パートナーの趣味・お小遣い | パートナー個人のカード |
「共通の支出は共通口座、個人の支出は個人口座」と決めておくと、毎月の家計の振り返りが5分で終わります。どちらが何にいくら使ったかで揉めることもなくなりました。
口座の分け方・ネット銀行の選び方はこの記事にまとめています。


夫婦でカードを分けるとき、最初に決めた3つのルール
カードと口座を組み替えるにあたって、パートナーと最初に話し合って決めたことが3つあります。ここがブレると、あとで「聞いてない」が発生します。
1. 生活費の線引きを言葉にする
「二人で使うもの=生活費(共通口座)」「自分だけが使うもの=個人の出費(個人口座)」と定義しました。たとえば食材・洗剤・電気代は生活費、私のスタジアム遠征のチケットや遠征先のカフェ代は個人の出費です。迷ったときは「相手がいなくてもこの支払いをするか?」で判断します。
2. 家族カードの利用明細は毎月2人で見る
家族カードの利用分は本会員の私にまとめて請求が来ます。金額がブラックボックスにならないよう、月に1回、Vpassアプリの明細を一緒に確認する時間をつくりました。5分で終わりますし、「今月は外食が多かったね」と自然に家計の会話ができます。
3. 共通口座には毎月同額を入れる
収入に差があっても、まずは2人とも同額を共通口座に入金するルールにしました(生活費の実績を見て半年ごとに金額を調整)。ただし私は、この同額に加えて自分のクレカ積立の額を上乗せして入金しています(積立の引き落としもゴールド(NL)=共通口座から出るため)。先取りで分けておくと、個人口座に残ったぶんは気兼ねなく趣味に回せます。
クレカ積立は共通口座から、原資は自分で上乗せ
三井住友カード ゴールド(NL)は、生活費だけでなく私のクレカ積立(SBI証券)の引き落としカードも兼ねています。カード払いなので、積立分の引き落としも生活費と同じ三井住友銀行の共通口座から出ていきます。
そこで私は、毎月「生活費の負担分+自分の積立額」を共通口座に入金し、積立が家計を圧迫しないようにしています。投資の原資はあくまで自分持ち、という整理です。
- クレカ積立の額は年間100万円の利用条件にはカウントされない(100万円は生活費だけで達成する前提で考える)
- 積立の引き落としは共通口座から。カエデは自分の積立額を共通口座に上乗せ入金する
- 投資の判断・原資は各自。パートナーもパートナー自身の口座・カードで積み立てている
新NISAやクレカ積立の考え方は、こちらの記事でまとめています。

結婚で引っ越しをするなら、自治体の結婚新生活支援事業(家賃・引越費用の補助、条件が合えば最大60万円)も忘れずにチェックしておきましょう。

まとめ
2026年、結婚して二人暮らしになったカエデの財布の中身はこうなりました。
| 用途 | 手段 | 引き落とし口座 |
|---|---|---|
| 日常の生活費 | ゴールド(NL)+家族カード(年100万円まで)→ 達成後はAmazon Prime Mastercard(特約店はゴールド継続) | 共通口座(三井住友銀行) |
| Amazonでの買い物 | Amazon Prime Mastercard | 共通口座(三井住友銀行) |
| 自分の趣味の出費 | JAL CLUB EST | 個人口座(ドコモSMTBネット銀行) |
| スーパー(ライフ) | dポイント提示+ゴールド(NL)タッチ(100万円達成後はAmazon Prime Mastercard) | 共通口座(三井住友銀行) |
- 生活費はゴールド(NL)+家族カードを夫婦で合算し、年間100万円で年会費無料を達成。達成後の日常払いはAmazon Prime Mastercardに切り替え(特約店はゴールド継続)
- 趣味はJAL CLUB ESTに分けて、支出を見える化しつつマイルを貯める
- 改悪でうまみの消えたau PAYチャージは卒業し、シンプルなタッチ決済へ
暮らし方が変われば、お金の流し方も変わります。ライフステージが動いたときこそ、財布の中身を見直すチャンスです。本記事が、生活を豊かにする一助となれば幸いです。

