こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
2026年3月1日から、イオン経済圏のポイント制度が大きく変わりました。これまで「カタカナのWAONポイント」と「アルファベットのWAON POINT」の2種類が並んでいて、どちらが貯まっているのか分かりにくかったのですが、新しく付与されるポイントは「WAON POINT」に順次一本化されています。
一方で、2026年秋以降はウエル活の利用上限の引き下げ(11月20日〜)や、毎月10日の「AEON CARD Wポイントデー」の終了(12月10日で終了)など、イオン経済圏の立ち回りに関わる変更が続いています。本記事は2026年10月時点の最新情報にあわせて、統合の中身と今後の攻略法を整理し直しました。
本記事でわかること
- WAONポイント→WAON POINT統合で何が変わったか(切替時期・旧ポイントの扱い)
- 統合で広がったポイントの使い道(レジ払い・ウエル活・交換)
- イオンカードセレクトのオートチャージが「実質強化」された理由
- AEON Payアプリ(旧イオンウォレット)とiAEONの使い分け
- 2026年10月〜12月に控える変更点と、今やっておくべきこと
ポイント制度の刷新:WAON POINTへの一本化
まずは統合の基本から。イオンの公式発表によると、2026年3月1日から「電子マネーWAONポイント」(カタカナ)を「WAON POINT」(アルファベット)に順次統合しています。
統合前(Before)

- WAONポイント(カタカナ):電子マネーWAONでの支払いや、イオンカードセレクトのオートチャージなどで貯まるポイント。基本的な使い道は「WAON残高へのチャージ」で、端末やWAONステーションでの手続きが必要でした。
- WAON POINT(アルファベット):イオングループなどの加盟店でカードやアプリを提示すると貯まる共通ポイント。レジでそのまま支払いに使え、ウエル活や他社ポイントへの交換もできました。
統合後(After)

2026年3月進呈分からは、オートチャージやWAON払い、イオン銀行のキャンペーン特典などで付与されるポイントが、順次「WAON POINT」として付与されるようになりました。ポイントの種類を気にせず、ひとつの財布にまとめて貯められるのが一番のメリットです。
「順次」切替である点に注意
ここで押さえておきたいのが、統合は一斉ではなくWAON加盟店ごとに順次切り替わるという点です。お店によっては切替のタイミングがずれる場合があるため、レシートやアプリの履歴で、どちらのポイントが付いているかを一度確認しておくと安心です。
また、2026年2月までに付与されたカタカナのWAONポイントは、自動ではWAON POINTに移行されません。これまでどおり有効期限までは使えるので、残っている人は期限切れになる前にWAONへのチャージで使い切りましょう。
統合で広がったポイントの使い道

統合の恩恵は「貯め方」よりも「使い道」のほうが大きいと感じます。これまでチャージにしか使えなかった分も、WAON POINTになったことで次のような使い方ができるようになりました。
レジでそのまま支払いに使える
WAON POINTは加盟店のレジで「ポイントで払います」と伝えれば、1ポイント=1円として支払いに使えます。電子マネーWAONで払うときにポイントも使いたい場合は、イオンの公式アプリ「iAEON」に電子マネーWAONを登録しておくのがポイントです。チャージの手間を挟まずにポイントを消化できるので、端数の数十ポイントも無駄になりにくくなりました。
ウエル活に回せる(ただし11月20日から上限縮小)
ウエルシア薬局などで毎月20日に開催される「お客様感謝デー」では、WAON POINTが1ポイント=1.5円分として使えます。オートチャージで貯めたポイントもそのままウエル活に回せるようになったのは大きな変化です。
ただし、2026年11月20日から、1回あたりの利用上限が30,000ポイント(45,000円分)→5,000ポイント(7,500円分)に引き下げられます。旧上限で使えるのは10月20日が最後です。大量にポイントを貯めて一気に使うスタイルの人は、10月20日のうちに使っておくか、11月以降は毎月コツコツ使う形に切り替えるのが現実的です。
変更点と対策の詳細は、下記記事も併せてご確認ください。

他社ポイントへの交換もしやすく
WAON POINTはVポイントと1:1で相互交換できます(月30,000ポイント・年360,000ポイントまで)。Vポイントに交換すれば、SBI証券での投資信託の買付(ポイント投資)に回すといった使い方も可能です。そのほか、JALマイル(2ポイント→1マイル)やdポイントへの交換ルートもあり、年末にはdポイントへの交換で増量キャンペーンが行われることもあります。
「ウエル活の上限が下がった分、余ったポイントはVポイント経由で投資へ」という出口を持っておくと、11月以降も無駄なく回せます。
イオンカードセレクトの「実質強化」

今回の統合で最も恩恵を受けたのがイオンカードセレクトです。キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONが一体になったカードで、イオン銀行口座の開設がセットになります。
オートチャージでポイントが貯まる
イオンカードセレクトは、イオンカードの中でWAONへのオートチャージでポイントが貯まるカードです。
- オートチャージ:チャージ額の0.5%分のポイント
- WAONでの支払い:利用額の0.5%分のポイント
- 合計:WAON払いでおおむね1.0%相当。対象店舗のポイントアップ特典が重なれば、さらに上乗せされます
チャージで貯めた0.5%がそのまま使えるように
以前はオートチャージで貯まるのは「カタカナ」のWAONポイントで、使い道はほぼWAONへのチャージだけでした。統合後はチャージ分のポイントも最初からWAON POINTとして貯まるため、レジ払い・ウエル活・Vポイント交換と、ほかのポイントと同じように使えます。チャージ時のポイントの“使いにくさ”が解消されたことが、実質的な強化といえる理由です。
毎月10日のWポイントデーは12月で終了
一方で、イオンカードの利用でポイントが2倍になる毎月10日の「AEON CARD Wポイントデー」は、2026年12月10日の開催をもって終了します。10日に買い物をまとめていた人は、20日・30日の「お客さま感謝デー」(5%OFF)など、ほかの特典日への寄せ方を考えておきましょう。
10日の立ち回りの見直しは、下記記事にまとめました。

アプリのリニューアルと使い分けのポイント

2026年4月6日には、従来の「イオンウォレット」アプリが「AEON Payアプリ」として全面リニューアルされました。イオン系のアプリは現状2本立てなので、役割の違いを押さえて使い分けるのがおすすめです。
iAEONアプリ:ポイント・会員証のポータル
- WAON POINTの管理:ポイント残高の確認や、電子マネーWAONを登録してのポイント払いはiAEONが中心です。
- 会員証機能:株主優待の「オーナーズカード」をアプリで提示できます。
- 情報収集:お気に入り店舗のチラシやアプリ限定クーポンの入手に向いています。
AEON Payアプリ:決済・カード管理に特化
- すぐ払える画面設計:起動直後に支払い画面が表示され、横スワイプで「カード払い」と「チャージ払い」を切り替えられます。
- カード明細の確認:イオンカードの請求額や利用可能額が見やすくなりました。
- WAONカードの取り込み:プラスチックのWAONカードの情報(ポイント番号など)をアプリに取り込めるようになり、その残高をWAON加盟店でのタッチ決済(チャージ払い)に使えます。
ざっくり言えば、「ポイントとクーポンはiAEON」「支払いとカード管理はAEON Pay」という分担です。
なお、2026年10月20日からはAEON Payのコード決済が「どこでもWAON POINT1.5%還元」になりました。上限や対象外などの注意点は下記記事も併せてご確認ください。

2026年10月時点で今やっておきたいこと
変更が立て続けに来ているので、年内にやっておきたいことをチェックリストにまとめます。
- カタカナのWAONポイントの残高確認:2月までの付与分は自動移行されないので、有効期限前にチャージで使い切る
- センターお預かりポイントの受け取り:キャンペーン特典などが「センターお預かり」になっていないか確認し、WAONステーション等で受け取る
- 10月20日のウエル活:上限30,000ポイントで使える最後の回。大きな買い物の予定があればここで
- iAEONへの電子マネーWAON登録:WAON POINTをレジ払いで使えるようにしておく
- 12月10日以降の特典日の見直し:Wポイントデー終了後は感謝デーなどに買い物を寄せる
特に10月20日と12月10日は期限がはっきりしている変更なので、カレンダーに入れておくと取りこぼしを防げます。
まとめ
- 2026年3月1日から、新たに付与されるポイントはWAON POINTに順次一本化(加盟店ごとに切替)
- 2月までのカタカナWAONポイントは自動移行されず、有効期限までにチャージで使い切る必要あり
- イオンカードセレクトのオートチャージ分(0.5%)もWAON POINTになり、レジ払い・ウエル活・Vポイント交換に使えるように
- ウエル活は11月20日から上限5,000ポイント(7,500円分)に縮小、Wポイントデーは12月10日で終了
- アプリは「ポイント&クーポン=iAEON」「支払い=AEON Pay」で使い分け
ポイントが一本化されてイオン経済圏は確実に使いやすくなりましたが、ウエル活やWポイントデーなど“おいしい特典”は縮小傾向です。ポイントはあくまで生活を豊かにするための道具。改定のたびに振り回されすぎず、自分の生活圏にイオン系のお店があるかどうかを軸に、無理のない範囲で活用していきましょう。

