こんにちは。風読珈琲店のカエデです。
「Amazonで使うなら、JCBカード WとAmazon Prime Mastercard(旧Amazon Mastercard)のどっちがお得?」という質問、20代の友人から本当によく聞かれます。どちらも年会費無料で、Amazonでの還元率はどちらも2.0%と紹介されることが多いので、迷うのも当然です。
ただ、実際に計算してみると、JCBカード Wでたまる「J-POINT」はAmazonで使うと1ポイント=0.7円に目減りします。つまりAmazonの買い物だけで考えるなら、プライム会員はAmazon Prime Mastercardが実質的に有利です。一方で、Amazon以外も含めた「普段使い」まで考えると、JCBカード Wが勝つ場面もあります。
この記事では、Amazon Prime Mastercardを実際にAmazon用カードとして使っている私が、2枚の違いを「実質還元率」で比べ、どんな人がどちらを選ぶべきかを結論までまとめます。
結論:Amazon中心ならAmazon Prime Mastercard、スタバ・マックも使うならJCBカード W

先に結論をまとめます。
- プライム会員でAmazonをよく使う:Amazon Prime Mastercard。Amazonで2.0%、たまったポイントはAmazonで1ポイント=1円として使えるので、実質2.0%がそのまま残ります
- プライム会員ではない:Amazon Prime Mastercardは1.5%に下がります。JCBカード WもAmazonでポイントを使うと実質1.4%なので、ほぼ互角です
- スターバックス・マクドナルドなどもよく使う:JCBカード W。J-POINTパートナー(優待店)では最大21倍(10.5%)になり、Amazon以外の得が大きくなります
- 39歳以下で、1枚目のメインカードを探している:JCBカード W。申し込みは18〜39歳限定で、入会特典も手厚いので、若いうちに作っておく価値があります
迷ったら「Amazonでの年間利用額」と「優待店での利用額」のどちらが大きいかで決めるのが分かりやすいです。Amazonの比重が大きい人ほどAmazon Prime Mastercard、街のチェーン店での支払いが多い人ほどJCBカード W、と覚えておけば失敗しません。
JCBカード WとAmazon Prime Mastercardの基本スペック比較
まずは2枚の基本スペックを並べます(2026年11月1日時点の各社公式情報・公表内容をもとに作成)。
| 項目 | JCBカード W | Amazon Prime Mastercard |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 無料 |
| 申込条件 | 18〜39歳(高校生除く) | 18歳以上(高校生除く) |
| 国際ブランド | JCB | Mastercard |
| 基本還元率 | 1.0%(200円で2ポイント) | 1.0% |
| Amazonでの還元率 | 2.0%(ポイント4倍、要事前登録) | プライム会員2.0%/非会員1.5% |
| その他の優遇 | J-POINTパートナーで最大21倍(10.5%) | セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンで1.5% |
| たまるポイント | J-POINT | Amazonポイント |
| Amazonで使うときの価値 | 1ポイント=0.7円 | 1ポイント=1円 |
表面上の「Amazon還元率2.0%」は同じでも、たまるポイントの種類と、その使い道での価値が違うのが最大のポイントです。JCBカード Wの最新の特典内容は、下記の公式ページでご確認ください。

落とし穴はポイントの価値:J-POINTはAmazonで1ポイント=0.7円

JCBのポイントは、2026年1月13日に「Oki Dokiポイント」から「J-POINT」に名称が変わり、200円(税込)ごとに貯まる仕組みになりました。JCBカード Wは通常の2倍なので、200円で2ポイント(1.0%)です。
ここで見落としがちなのが、J-POINTは使い道によって1ポイントの価値が変わること。JCB公式の交換レート一覧では、主な使い道は次のとおりです。
| J-POINTの使い道 | 1ポイントの価値 |
|---|---|
| MyJCB Pay(店頭の支払いに充当) | 1.0円 |
| JCBギフトカード | 1.0円分(送料別) |
| Amazon.co.jpでの買い物 | 0.7円 |
| カード支払い代金へのキャッシュバック | 0.7円 |
| dポイント・nanacoポイントなどへの移行 | 0.7ポイント |
| JALマイル・ANAマイル | 0.6マイル |
つまりJCBカード WでAmazonの買い物をして2.0%分のポイントをもらっても、それをAmazonで使うと2.0%×0.7=実質1.4%になります。Amazon Prime Mastercardの2.0%と比べると、0.6%分の差です。
J-POINTの使い道ごとの価値は、下記記事で一覧にしています。

JCBカード Wで実質2.0%を確保したいなら、ポイントはMyJCB Payで店頭の支払いに充てるのが基本です。Amazonで貯めて、使うのはコンビニやスーパー、と割り切れる人なら差はなくなります。
Amazonでの利用は事前登録が必須
JCBカード WのAmazonでのポイント4倍は、MyJCBで「J-POINTパートナー」のポイントアップ登録をしてからの利用が対象です。登録を忘れると通常の2倍(1.0%)のままなので、カードが届いたら最初に済ませておきましょう。また、Amazonの支払いにJ-POINTを使うには、Amazon側でのパートナーポイントプログラム登録が別途必要です。
Amazonで年12万円使うといくら違う?シミュレーション
Amazonで毎月1万円(年12万円)使うケースで、1年間でもらえる「実質の還元額」を比べてみます。
| ケース | JCBカード W | Amazon Prime Mastercard |
|---|---|---|
| プライム会員・ポイントはAmazonで使う | 1,680円相当(2,400pt×0.7円) | 2,400円相当 |
| プライム会員・J-POINTはMyJCB Payで使う | 2,400円相当 | 2,400円相当 |
| 非会員・ポイントはAmazonで使う | 1,680円相当 | 1,800円相当 |
プライム会員がAmazonでポイントを使い切るなら、年12万円の利用で約720円の差がつきます。年30万円なら約1,800円の差です。Amazonの買い物をAmazonのポイントで回す人は、Amazon Prime Mastercardが素直に得という結果になりました。
ちなみにAmazonでは、11月に「スマイルSALE」のような大型セールも開催されます。セールでまとめ買いをする人ほど、この差は大きくなります。

Amazon以外の普段使いではJCBカード Wが強い

ここまではAmazonの話でしたが、普段使いまで含めると評価が変わります。
JCBカード Wの強み:優待店で最大10.5%
JCBカード Wは、J-POINTパートナー(優待店)での還元が強いカードです。公式ページでは、スターバックス・マクドナルド・吉野家・ガストなどで最大21倍(還元率10.5%)と案内されています(倍率は店舗・支払い方法で異なり、条件があります)。セブン-イレブンもパートナー店です。
カフェ巡りが趣味の私からすると、スタバでこの倍率は正直うらやましいところ。スタバのカードへのチャージなど対象条件は細かいので、使う前に公式の対象店舗・条件を確認しておくのがおすすめです。
Amazon Prime Mastercardの強み:Amazon以外はシンプル1%
Amazon Prime Mastercardは、Amazon以外では基本1.0%、コンビニ3社(セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソン)で1.5%というシンプルな設計です。たまるAmazonポイントはAmazonでしか使えない反面、Amazonをよく使う人なら使い道に困ることはありません。
また、ブランドがMastercardなので、海外旅行や海外のネットサービスでの使いやすさはJCBより上です。JCBはハワイ・台湾・韓国などでは使いやすいものの、ヨーロッパなどでは使えない店もあります。
我が家はこう使い分けている(カエデの実例)
参考までに、私の使い方も紹介します。私はAmazonでの買い物にはAmazon Prime Mastercardを使っています。プライム会員なので還元率は2.0%で、たまったポイントは次のAmazonの買い物でそのまま使えます。ポイントの交換や使い道を考えなくていい手軽さが、一番の決め手でした。
日常の支払いは三井住友カード ゴールド(NL)がメインで、年間100万円の利用を達成して年会費無料にしてからは、普段の支払いもAmazon Prime Mastercardへ寄せています。財布の中身の全体像は下記記事にまとめています。

一方で、もし私がまだ20代前半で、スタバやマックを毎週使っていたら、JCBカード Wを1枚目に選んでいたと思います。「Amazon専用カード」として考えるか、「若いうちのメインカード」として考えるかで、答えが変わる2枚です。
どっちを選ぶ?タイプ別のおすすめ
Amazon Prime Mastercardがおすすめの人
- プライム会員である:Amazonで2.0%がそのまま受け取れます
- ポイントの使い道を考えたくない:Amazonの買い物に自動的に回せます
- 40歳以上、または海外でも使いたい:年齢制限がなく、ブランドはMastercardです
JCBカード Wがおすすめの人
- 18〜39歳でメインカードを探している:40歳以降も年会費無料のまま持ち続けられます
- スタバ・マック・セブン-イレブンをよく使う:優待店の還元でAmazon以外の得が大きくなります
- プライム会員ではない:Amazon Prime Mastercardが1.5%に下がるので、差がほぼなくなります
- ポイントをMyJCB Payで使える:J-POINTを1ポイント=1円で使えば、Amazonでも実質2.0%です
2枚持ちもアリ
どちらも年会費無料なので、Amazonの買い物はAmazon Prime Mastercard、優待店はJCBカード Wという2枚持ちも合理的です。管理するカードが増えるのが苦でなければ、それぞれの得意分野だけで使うのが一番お得になります。JCBカード Wのタッチ決済キャンペーンについては下記記事も併せてご確認ください。

ポイントサイト経由で発行するといくらもらえる?
※この項目はPR(友達紹介リンク)を含みます。
クレジットカードは、公式サイトから直接申し込むより、ポイントサイトを経由して発行した方が数千円〜数万円分お得になることが多いです。この記事に関連するカードについて、比較ツール「どこ得?」で大手3サイトの還元額を調べました(2026年10月27日時点・円換算)。
還元額は日々変わり、期間限定で大きく上がることもあります。申し込む前に、各サイトの最新の金額と獲得条件を確認してください。まだ登録していない方は、下記の紹介リンクからどうぞ。
- モッピーでJCB CARD Wの案件を見る(紹介コード:WcYtA138)
- ハピタスでJCB CARD Wの案件を見る(紹介コード:RIKFYG)
- ちょびリッチでJCB CARD Wの案件を見る(紹介コード:quLw5H)
どこ得?の使い方やポイントサイトの選び方は、下記記事も併せてご確認ください。

なお、Amazon Prime Mastercardの入会特典(Amazonポイント)は時期によって変わるので、申し込み時にAmazonの申し込みページで確認してください。
まとめ
- Amazonでの還元率:表面上はどちらも2.0%(Amazon Prime Mastercardはプライム会員の場合)
- 実質の差:J-POINTはAmazonで使うと1ポイント=0.7円なので、JCBカード Wは実質1.4%
- Amazon中心のプライム会員:Amazon Prime Mastercardが有利(年12万円で約720円の差)
- 優待店もよく使う39歳以下:JCBカード Wが有利。ポイントはMyJCB Payで使えば1ポイント=1円
- 迷ったら:どちらも年会費無料なので、Amazonと優待店で使い分ける2枚持ちもおすすめ
「還元率2.0%」という数字だけで比べず、貯まったポイントをどこで使うかまで考えるのが、カード選びで損しないコツです。自分の生活に合う1枚を選んでみてください。

